日々平穏 

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

烏森鳥居@烏森神社(東京都港区新橋)

2009-09-02 | 鳥居見聞録
鳥居ネタをもうひとつ。
先日、日比谷神社の紹介をしたばかりだが地元新橋には、もうひとつ忘れてならない神社がある。JR新橋駅 烏森口すぐにある「烏森神社」だ。
【地図】

烏森神社ホームページ

ここの鳥居は、非常に斬新な形状をしている。
一歩路地を入ったこの神社周辺は、小さな飲み屋街がひしめく昔ながらの新橋がある。かつては境内も広かったそうだが今は、路地の一画に鎮座している。
しかし歴史のある神社で由緒を以下のように伝えている。

烏森神社: 平安時代の天慶三年(940)東国で平将門が乱を起こした時、 むかで退治の説話で有名な鎮守将軍藤原秀郷(俵藤太)が、 武州のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやってきて白矢の矢を与えた。 その矢をもって、すみやかに東夷を鎮めることができたので、 秀郷はお礼に一社を勧請しようとしたところ、 夢に白狐が現われて、神烏の群がる所が霊地だと告げた。 そこで桜田村の森まできたところ、 夢想の如く烏が森に群がっていたので、そこに社頭を造営した。 それが烏森稲荷の起こりである。

そんな路地裏の一画にある神社ではあるが、このインパクトのある形状を持つ鳥居は、全国を探してもそうあるものではない。江戸名所図絵には、普通の形状の鳥居であった様なので、近年のものと思われる。(後日調査で平成5年9月に建立と柱に記載があった)
路地裏に併せて笠木をまっすぐに伸ばせなかっただろうか? 
いろいろと創造をふくらませると、社殿に併せた形状は、近未来的な神社の姿を先取りしているのかも知れない。


「烏森鳥居」 正面 左横 右横 電線が邪魔で正面から旨く撮れない。路地裏の一画に鎮座

近未来的な社殿 

境内から 正面から撮るには、境内の裏手から撮るしかない

今年(平成21年)6月撮影 新たに参道入り口に同じ形状の鳥居が!オマケに茅野輪付き

何と!おみくじの結び台にも同じ形の鳥居が使われていたことを発見!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿