湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

ハモンド・オルガン×バンドネオン×ドラムのブラジルサウンド!素晴らしい2020年ラストリーダーLIVE!!Muito obrigado!!!!!

2020-12-28 11:30:00 | Ryotaro Imai LIVE Report♪
昨日は東横線学芸大学駅徒歩1分にある珈琲美学にて、2020年最後のリーダーLIVE【今井亮太郎〜オルガネオン・ボッサ〜】でした!

ハモンド・オルガン&ピアノ今井亮太郎、バンドネオン早川純、ドラム黒田清高というTrioでのLIVE!
バンドネオン早川純さんとは今回が初共演♪

いや〜めっちゃ素晴らしいLIVEになりました\(^o^)/
まさに化学反応!!
本当にありがとうございました!!






今回のLIVE、これからでも配信でご視聴いただけます♪
本当にめっちゃ素晴らしいLIVE、素晴らしいサウンドなので、ぜひぜひ聴いて欲しい!!
↓LIVE配信チケットはコチラから(1/10までご視聴できます)↓




LIVEレビューいきます!


80年前のアンティークな楽器、そしてピアノ型の鍵盤はなく右も左も全てボタンで奏でる蛇腹楽器というバンドネオン。
アルゼンチン・タンゴのイメージが強いバンドネオンですが、ジャンルを超えた活躍をする早川純さんと出会って、僕のブラジル音楽専門ハモンド・オルガンと奏でたらかなりおもしろいサウンドになるんじゃないか!という直観でお誘いし、今回のLIVEに繋がりました\(^o^)/


LIVE当日のサウンドチェックで、3人で音を出した瞬間、もうこの日が本当に素晴らしいLIVEになることを確信!
サウンドチェックから時間を忘れてしまう感じでした(笑)








1曲目は「スカイブルーの肖像」からスタート。
オルガンのイントロに黒田さんの繊細なシンバルが彩って、そこにバンドネオンの旋律が。
哀愁と、どことなくな懐かしさがBossaのグルーヴに乗って響く!

「O Barquinho(小舟)」では黒田さんがドラムで淡い波音を再現する中で始まる。スローテンポで、海へ小舟がゆっくりと進むように。
いや〜、オルガンとバンドネオンの相性、本当に良い!

3曲目は僕はピアノに移って、クールなアレンジの「Água de Beber(おいしい水)」。
シャープな黒田さんのドラムに、時には情熱的に、時には研ぎ澄ませて、ピアノと早川さんのバンドネオンが絡む。




「Triste(悲しみ)」では、オルガンとドラムで作るクールな世界観に、バンドネオンとオルガンの上鍵盤がスイッチしながら泳ぐようにメロディを奏でる。フュージョンテイストなBossaに♪

ピアノ、バンドネオン、ドラムで奏でた「Chovendo na Roseira(バラに降る雨)」。
異国の街中にいるような、そして神秘的なサウンドに!
ピアノの高音とバンドネオンで奏でる旋律が心地よかった!
黒田さんのマレットを使ったドラムソロもカッコ良かった〜\(^o^)/

今井亮太郎の代表曲「月の光満ちて」もピアノを使って。
また新しい「月の光満ちて」が生まれたと思う。
バンドネオンの切ない音色が、月明かりに照らされた一夜を想うように。




オルガンに戻って、今井亮太郎ショーロ楽曲「時の指輪」。
オルガンとバンドネオンで交互にメロディを取るサウンドは、一転してあたたかい雰囲気に♪

あっという間の1st Stageラストは「青い瞳のアドリアーナ」。
サビのメロディのオルガンとバンドネオンでユニゾンがめっちゃカッコいいのだ!
そして、脚鍵盤で奏でるベースラインも個人的にとっても良い感じだった思う(●´艸`)
最後はお客様みんな手拍子!盛り上がったー!
よく考えたら、オルガンとドラムとバンドネオンで奏でるSambaって絶対ここにしかないですよね(笑)





2nd Stageは今年リリースした『シネマ・ボッサ』収録の2曲から。
まずは今年亡くなったエンニオ・モリコーネを偲んでニュー・シネマ・パラダイス「愛のテーマ」。
早川さんのバンドネオンの完全ソロから、オルガンとドラムが入りBossaグルーヴの「愛のテーマ」に。
オルガンとバンドネオンで、切ないメロディを情緒いっぱいに歌い上げた。

続いてSambaアレンジの「ひまわり」。
改心の演奏でした!!
バンドネオンとオルガンでメロディを交互に奏でたり、ユニゾンになったり。
オシャレなサウンドだったな〜^ ^
激動のこの一年だったからこそ、「何があっても生きていく」という想いの込められたこの楽曲を奏でたかった。






ピアノに移動して、アントニオ・カルロス・ジョビン作のショーロ楽曲「Falando de Amor(愛の語らい)」。
最初はピアノだけで奏でて、そこにバンドネオンが加わり、そしてドラムが加わって。
なんとも哀愁帯びた、美しいサウンドになったと思う!

一転してゴキゲンな楽曲「湘南マランドロ」!
ピアノ、バンドネオン、オルガンと、それぞれ無邪気に遊ぶ、いや、大人に遊ぶ?笑、楽しい演奏にψ(`∇´)ψ
盛り上がりました!!





ここでBossaNovaの大名曲「Grota de Ipanema(イパネマの娘)」。
オルガンとドラムで奏でるメロディが、バンドネオンにスイッチする。
なんだかリオとブエノスアイレスを行き来してるみたいな雰囲気?笑

そして今井亮太郎の切ない3拍子の楽曲「Miucha(ミウシャ)」。
1stコーラスは早川さんの独奏で。素晴らしかった〜!!
間奏部分からオルガンとドラムが入り、2コーラス目はオルガンがメロディを歌い上げる。
この曲も会心の演奏!!
この3人ならではのサウンドになったと思う♪




LIVEも終盤!
ピアノに移って、久しぶりに奏でたクールで熱い楽曲「Pressentimento(予感)」。
めっちゃカッコよく決まりました!!
早川さんのバンドネオン、ボタン鍵盤であんな早弾きもできるのかー!スゴかった!!
ピアノソロもアバンギャルドにいってみましたψ(`∇´)ψ
そして、黒田さんのドラムソロ!
さすが!圧巻のプレイ!!
シビれた!!

ボルテージは最高潮になって、ラスト楽曲はもちろん「Ao Céu(空へ)」。
会場のみなさまは手拍子!!
軽快なSambaのグルーヴの上をメロディをオルガンとバンドネオンで歌い上げて、最後はコーラス!!
とっても盛り上がりました\(^o^)/







ありがたいアンコール!!
今年のリーダーLIVE最後のアンコールは、僕の楽曲「大磯の小さなイタリアン」。
いつもと変わらない日々の中での何気ない幸せを描いた、ゆる〜くゴキゲンなBossaNova楽曲だ。
コロナ禍に翻弄された一年だったけど、また何気ない幸せを感じる当たり前の毎日が戻ってくるように、そんな想いでこの曲を選曲してみました。
ポップで懐かしいオルガンの音色に、哀愁溢れるバンドネオンの音色、そして心地よいハイハットとリムショットのリズムが、オープンから40年以上の老舗の珈琲美学の空間に心地よく響いて、なんだかヨーロッパの街中で奏でているようなひと時に♪


楽しかった〜〜〜\(^o^)/
来てくださったみなさま、配信でご視聴いただいたみなさま、めっちゃ良かったでしょ?!!
いや〜本当に本当に素晴らしいLIVEとなりました!!




この一年のラストに、最高の化学反応で、また新しい一年に繋がる手応えあるLIVEとなって、心から幸せです♪

来てくださったみなさま、
配信でご視聴いただたみなさま、
素晴らしいサウンド&配信にしてくださった音響のオアシスのみなさま、
珈琲美学のマスター&ママ、
本当にありがとうございました\(^o^)/




さぁ年内は残すところ、あと12/29の地元ピアノフォルテでの毎月恒例のLIVEのみ!
ゴキゲンブラジル人ドラマーAlexとのDuo♪

そして、新年1/15(金)には、渋谷 東急セルリアンタワーJZ Brat Sound of Tokyoでの今井亮太郎バースデープレミアムLIVE”星踊るブラジルピアノとオルガン”があります!

珈琲美学での次回は、2/27(土)に今井亮太郎、Bass亀山アキラ、Drums黒田清高のTrioでのLIVE!
このTrioも他にはないカッコいいサウンドなんだよね!
ぜひぜひお楽しみに\(^o^)/

今回のTrioは、また4月くらいに再演の予定!
乞うご期待!!

【2020.12.20@珈琲美学 オルガネオン・ボッサ 演奏曲目】

〈1st Stage〉
・スカイブルーの肖像 - Retrato em Céu Azul - / Composed by Ryotaro Imai, 2015
・O Barquinho - 小舟 - / Words by Ronaldo Bôscoli / Composed by Roberto Menscal
・Água de Beber - おいしい水 - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Triste - 悲しみ - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Chovendo na Roseira - バラに降る雨 - / Written by Antônio Carlos Jobim
・月の光満ちて - Lua Cheia Iluminando - / Composed by Ryotaro Imai, 2003
・時の指輪 - Tempo, O Verdadeiro Anel - / Composed by Ryotaro Imai, 2015
・青い瞳のアドリアーナ - Adriana - / Composed by Ryotaro Imai, 2014

〈2nd Stage〉
・愛のテーマ - Tema d'Amore -
『ニュー・シネマ・パラダイス』より
Composed by Ennio Morricone, Andrea Morricone 
・ひまわり - Sun Flower - 
『ひまわり』より
Composed by Henry Mancini
・Falando de Amor - 愛の語らい - / Written by Antônio Carlos Jobim
・湘南マランドロ - Malandrinho do Shonan - /
Composed by Ryotaro Imai, 2007
・イパネマの娘 - Grota de Ipanema - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Miucha - ミウシャ - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
・Pressentimento - 予感 - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
・Ao Céu - 空へ - / Composed by Ryotaro Imai, 2003

En:
・大磯の小さなイタリアン - Uma Trattoria em Oiso - / Composed by Ryotaro Imai, 2008


* * *

〈今井亮太郎LIVE Info〉

♪2021. 1. 15(金) / JZ Brat Sound of Tokyo (渋谷)
今井亮太郎バースデープレミアムLIVE 2021
〜星踊るブラジルピアノと、オルガン。〜
メンバー *
今井亮太郎(Organ/Piano)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
Alexandre Ozaki(Drums)
ステージ * 入れ替え制 (約60分ステージ)
1部 / Open * 17:00 Start 18:00  
2部/ Open * 20:00 Start 20:50
※各ステージ50名限定
Live System * 予約¥4,500 当日¥5,000
1部2部通し ¥6,800
tel : 03-5728-0168(平日15:00~21:00)
JZ Bratのwebにて24時間予約受付中!!
- JZ Brat -
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2F
03-5728-0168

-キンと冷えて響く、真冬の音。-
ブラジルピアノの第一人者・今井亮太郎が、
渋谷JZ Bratで、新しい年の新しい世界を祝いするプレミアムライブ。
透明な世界に、光差すピアノとオルガンの音色。
扉を開けば、そこはグルーヴのるつぼ。
そう、希望はある。





♪2.27(土) / 珈琲美学(学芸大学)
今井亮太郎
〜Ryotaro Trio Groovin〜
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
オープン * 18:30
ステージ * 19:30〜
チャージ * ¥4,000
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel :  03-3710-1695 (珈琲美学 : 営業時間のみ)
- 珈琲美学 -
東京都目黒区鷹番2-19-20-B1
東急東横線学芸大学駅 徒歩1分
03-3710-1695
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