今日も本の話。不思議な本のお話。
昨日は今年最後の子ども会の資源回収日でした。
片付けても片付けても出てくるダンボールや、箱の類。
できるだけ残らないように、紙を持って玄関口に何度も出たり入ったりしていました。
何台ものトラックがうろうろ回収に走り回ります。
少しずつ玄関前のゴミが減り、最後の一つ残った新聞紙の入った紙袋の上に、本が。
見たことの無い本です。どうも俳句集のようです。硫酸紙がかかり状態もきれい。
夫が出したのか?そんなはずが・・・。
不審に思いながら持って入ってちょこっと読んでみました。
ま、素人の方の俳句集。ってとこかな・・・。
外に出てみると、最後の収集は終わっていました。
一体誰が?なぜ?
廃品回収のあの無愛想なお兄さんが置いていったのか?
ゆっくりあとがきを見ると、ご近所の方が20年ほど前に出版されたものと判りました。
しかし、なぜ私の家の前にこの本がいたのか?
謎のままです。
私がとても好きな俳句は、八木重吉の俳句です。
俳句集を誰かに貸したまま、行方不明になってしまった。
・・・手元においておきたかった数少ない本の一つだったなぁ。
後で気がつきました。八木重吉は詩人です。俳句のような簡潔な詩を書きます。
新井満さんの「般若心経」(朝日新聞社刊)というのをいただきました。
判りやすく般若心経を解説しています。
いつもお寺へ行くと疑問だらけになる私。
だいたいお経というものは、お釈迦様のお話なのです。
それをなぜお坊さんが、仏様の方に向かって漢語で語りかけるのか?
キリスト教は、キリストの言葉として
皆に牧師が前を向いてわかりやすい言葉でお説教をします。
そのスタイルでなければならないのでは?などなど・・・
ま、それはさておき、
般若心経の中に舎利子(シャリシ)と出てくるのはやっぱり名前でしたねぇ。
観音様がシャリシに語ったお話だったのです。
般若心経最後の「ぎゃてい・ぎゃてい・はらぎゃてい・・・」これは呪文なのだそうです。
聖なる呪文・・・
判りやすく、楽しく般若心経を読むことができました。
お勧めの本です。
こどもの絵画教室を長年やってきました。
大人の絵画講座は、主に技術をお教えするところですが、
子どもの絵画教室は、子どもの創造力を引き出すことがとても重要です。
私は子ども達のアイデアを引き出す、ちょっとしたアドバイスをするだけを心がけています。
子どもの発想を大事にするために、結構聞き役をすることが多いのです。
すると、子どもたちはいろんな考えや発想を自由に話してくれます。
これがとても楽しい。
子ども達は、大人のようなボキャブラリーは無いので稚拙に感じますが、
時どき、なかなか重いことをきらりと言うのです。
先日、靴のスケッチを描いているとき、
「みんないいのができたねぇ。」
すると1年生の女の子が、
「こんなのがいいの?こんなん、お母さんに見せたら絶対誉めてくれへんし、あかんって言うわ。」
と、言いました。
「へーそう?とってもいいと思うけれど」
すると、横にいた3年生の女の子がぽつっと、
「そんなお母さんあかん・・・」
と言うのです。
「私のお兄ちゃんはぼろくそに言うかもしれんけどな。」
6人いたその席の子ども達はみんな黙ってしまいました。
そうだよなぁ。って心の中で私も賛成。
こんな時、私は自分の意見はあまり言わない事にしています。
なぜか年末になると、片付けなくてはならぬ!
という強迫観念に襲われる。
ズーッと以前から我が家の白いフェンスが汚れているのを気にしていたくせに・・・。
ご近所の方が、ジェット噴射の水できれいにする器械をもっているはず!
それでするとコマーシャルのように美しくなるのではないか?
で、借りてきました。
しかし、グズグズしているうちにこの寒さ・・・になってしまいました。
借りたものは返さなくてはならない。
意を決した夫は、朝から鼻水をすすりながら、大奮闘!
つなぎ目がうまくいかない・・・などの壁を乗り越え、やっと噴射!!
おー!みるみるうちにきれいになる・・・ブロックの壁はとくに美しくなります。
しかし、私の思いの白いフェンスは・・・細いのでなかなか難しい・・・。
結局、細かい所は雑巾で拭かざるをえない。
ついでにトレリスも噴射してみると、おー!きれいになる!
「コマーシャルの橋が美しくなるシーンは納得がいくなぁ。」
と、靴をぐっしょり濡らしながら夫は、申しておりました・・・。
「しかし、なんでこの寒い年末ナンや?」
来年は、夏に借りてきれいにしようね。
器械を買おうといわない私でありました。
これでいつお正月が来ても怖くない!
サンタの赤、まっかなのです。
あまりにきれいな、そして素敵なデザインだったので、ずいぶん前にバーゲンで買いました。
しかし、あまりに鮮やかな赤なので、着るのが恥ずかしく…。
クリスマスのイベントとして講座に着て行くことにしました。
これで自分への言い訳に…。
どんな派手な格好をしていても、一旦外に出てしまうと人の目を気にしない礼子さん!
今日はとても寒いので、残念ながらダウンコートです。
今日は、午前午後とNHK京橋文化センターで講座があります。
遅く始まった紅葉も、もう終わりですね。
昨日のNHK京都文化センター美しい水彩ガッシユ画講座で、スイトピーを描きました。
新春をイメージした作品です。
色とりどりのスイトピーを、何回か滲ませて奥行きのある作品を、簡単にそして美しく仕上げることが出来ました。
美しい作品が出来ると私も嬉しい。
お正月に飾ってもらえるといいなあ…。
河内長野市立天見小学校課外授業のボランテァで、油絵を描きました。
油絵の仕上がりになりますが、今回使用した絵具は、水で薄める事も可能なのです。
絵具の名前は、「デュオ」といいます。
絵具メーカーのホルベイン工業・画材のご好意で、
材料一式を提供していただきました。
イーゼルも一人一人に貸していただき、本物の画家になったよう!
授業時間が短いので、2回に分けて自分の履いている靴を描きました。
どんな風に仕上がるか?
子供たちより私たちのほうがドキドキだったと思います。
でも、案ずるより産むが易し。
とても面白いものが出来上がりました。
今、我が家で作品を乾かしていますが、眺めてはニタニタしています。
すると、いろんな情報を教えてもらえることも多い。
今日これからお見舞いに行く病院は、乳房専門のところだそうです。
いろんな病院から紹介された患者がくるそうです。
以前、傷専門のお医者さんがある。と聞いたことがあります。
どのようなお医者に出逢うか?その人の運のような気もしますが・・・。
せっかく集まった情報、色々生かしていきたいと思います。
今、ゴミと格闘しています。
もっとも、ほとんど夫が担当しているのですが・・・。
8畳の息子の部屋が、物置になっているのです。
いらないものをポイポイ中に入れていって、足の踏み場も無いような状態に・・・。
先週の紙の回収日は、「こんなに持って帰ってくれるだろうか?」
というほどありました。
大まかに夫が片付け、細かい分別は私がしています。
一番困ったのが、飲まなかった頂き物の缶のジュース類。
缶を空け、中身を出し・・・
手に怪我はするし、指が痛くなるし・・・。
少しずつ時間のある時に片付けていますが、いっこうに片付きませんねぇ。
片付けなければ・・・と、部屋を見るたび思っていましたが、
年老いた一人暮らしの母を、妹と交代に預かる事になったので、
思い切って手を付けることにしたのです。
しかし、仕事上必要で捨てられないものもたくさんあり、
どうにか母のベットが入る程度の隙間しかできませんでしたが、
なんとか母を迎え入れられそうです。
今度の粗大ゴミまでに、もう一仕事しておかなくてはなりません。
「片付ける目」であちこち見回すと、家中いらないものだらけ!
困った!
講座の方に、御自分の飼っている猫の写真をいただいた。
貰って来たばかりの時の写真だそうです。
かわいい!
あんまり可愛いので、他の方にお見せしたら
「欲しい・ほしい」と絶叫されたので差し上げました。
もう一度いただいてきた写真がこれ!
あまり猫に関心の無い夫でも「おー!」というくらい。
絵に描くには難しそうだなぁ・・・。
この猫も成人・・・大人になったそうで・・・。
でもなかなか美人だそうです。
会ってみたいなぁ。