GWのダメージが5月いっぱい続いたさっちゃん。
6月に入って、八王子城跡を皮切りに、本仁田山1224.5mを登りました。
で、今度はもう少し高い山、しかも一般登山道ではないバリエーションルートを登ろうと、
選んだ山が御前山1405.0m、選んだルートがシダクラ尾根でした。
シダクラ尾根はこれまでさっちゃんも何度も登ったことがあるルート。
急登ですけれど、困難さはありません。
家を出て電車に乗ったのは8時台ですでに暑い。
でも、奥多摩駅からバスに乗って降りた惣岳バス停は涼しい場所でした。
僕が写真を撮りながらゆっくり歩いていると、
さっちゃんはそんな僕に少し苛ついているみたい。
さっちゃんにしては珍しいことです。
惣岳の吊橋を渡って、シダクラ沢の出合に降り、沢を徒渉して、シダクラ尾根に取り付きます。
そこからはこれでもかこれでもかという急登の連続。
さっちゃんは元来こんな急登が大好きだったんですが、
年齢(認知症の影響もかなりあると僕自身は感じます)のせいがあるんでしょう。
脚だけで登れる斜面でも、手を使うようになりました。
スピードも半分以下に落ちてきています。
それでも淡々と登ってくるさっちゃんだったんですが、
シダクラ尾根では少々これまでとは違ってました。
そのひとつは息遣い。
ゼーゼーハーハー、激しい息遣いが僕の耳にも届きます。
これほどのことはありませんでした。
まあ、久し振りの急登連続ですから仕方ないかもしれませんね。
そしてもうひとつは弱音。
はっきりと何と言ってるのかは分からないんですが、
何かしら弱音を吐いています。
さっちゃんも岩登り、沢登り、雪山、冬の岩稜などやってたアルパインクライマーですから、
絶対に弱音は吐きません。
精神的な強さもないと、あんなことは出来ないからです。
とは言え、時々足を止めて息を整えることはありますが、
登り続けることはやめません。
そこらへんはさすがのさっちゃん!
当初、御前山には2時ころに着けるだろうと予想していましたが、
さっちゃんの急登での悪戦苦闘ぶりを見るにつけ
その予想は3時に後退。
さらに、それも無理そうと考えざるを得なくなりました。
実際、3時になってもまだシダクラ尾根を突破出来そうにありません。
標高1150m付近で「体験の森」の山道と接触しました。
「体験の森」は森林や林業に対する理解を深めるための山の中に作られた施設なんです。
すでに3時を回っていましたから、この山道を利用して下山することに。
下山は楽にこなせました。
さっちゃんも急登の苦痛から解放されたようにリラックスして快調に下山。
次回の登山ではもう少し急登の少ないコースを選ぼうと感じました。

▲シダクラ尾根は最初から急登。

▲急登の途中に岩っぽい箇所も出現して、アクセントになっています。

▲下山はちゃんとした登山道ですし、急な箇所では山道がジグザグに付いてますからなだらかに歩けます。登りでの苦労がウソのような余裕のさっちゃんです。

▲ギンリョウソウ。腐生植物(昔は寄生植物と呼んでいました)。別名は幽霊茸。これがツツジ科だと言うのはびっくりですよね。
6月に入って、八王子城跡を皮切りに、本仁田山1224.5mを登りました。
で、今度はもう少し高い山、しかも一般登山道ではないバリエーションルートを登ろうと、
選んだ山が御前山1405.0m、選んだルートがシダクラ尾根でした。
シダクラ尾根はこれまでさっちゃんも何度も登ったことがあるルート。
急登ですけれど、困難さはありません。
家を出て電車に乗ったのは8時台ですでに暑い。
でも、奥多摩駅からバスに乗って降りた惣岳バス停は涼しい場所でした。
僕が写真を撮りながらゆっくり歩いていると、
さっちゃんはそんな僕に少し苛ついているみたい。
さっちゃんにしては珍しいことです。
惣岳の吊橋を渡って、シダクラ沢の出合に降り、沢を徒渉して、シダクラ尾根に取り付きます。
そこからはこれでもかこれでもかという急登の連続。
さっちゃんは元来こんな急登が大好きだったんですが、
年齢(認知症の影響もかなりあると僕自身は感じます)のせいがあるんでしょう。
脚だけで登れる斜面でも、手を使うようになりました。
スピードも半分以下に落ちてきています。
それでも淡々と登ってくるさっちゃんだったんですが、
シダクラ尾根では少々これまでとは違ってました。
そのひとつは息遣い。
ゼーゼーハーハー、激しい息遣いが僕の耳にも届きます。
これほどのことはありませんでした。
まあ、久し振りの急登連続ですから仕方ないかもしれませんね。
そしてもうひとつは弱音。
はっきりと何と言ってるのかは分からないんですが、
何かしら弱音を吐いています。
さっちゃんも岩登り、沢登り、雪山、冬の岩稜などやってたアルパインクライマーですから、
絶対に弱音は吐きません。
精神的な強さもないと、あんなことは出来ないからです。
とは言え、時々足を止めて息を整えることはありますが、
登り続けることはやめません。
そこらへんはさすがのさっちゃん!
当初、御前山には2時ころに着けるだろうと予想していましたが、
さっちゃんの急登での悪戦苦闘ぶりを見るにつけ
その予想は3時に後退。
さらに、それも無理そうと考えざるを得なくなりました。
実際、3時になってもまだシダクラ尾根を突破出来そうにありません。
標高1150m付近で「体験の森」の山道と接触しました。
「体験の森」は森林や林業に対する理解を深めるための山の中に作られた施設なんです。
すでに3時を回っていましたから、この山道を利用して下山することに。
下山は楽にこなせました。
さっちゃんも急登の苦痛から解放されたようにリラックスして快調に下山。
次回の登山ではもう少し急登の少ないコースを選ぼうと感じました。

▲シダクラ尾根は最初から急登。

▲急登の途中に岩っぽい箇所も出現して、アクセントになっています。

▲下山はちゃんとした登山道ですし、急な箇所では山道がジグザグに付いてますからなだらかに歩けます。登りでの苦労がウソのような余裕のさっちゃんです。

▲ギンリョウソウ。腐生植物(昔は寄生植物と呼んでいました)。別名は幽霊茸。これがツツジ科だと言うのはびっくりですよね。