僕の山ブログ『ザイルと焚火と焼酎と』を長く書けないでいました。
最近になって、再開できるようになりましたから、『さっちゃん 空を飛ぶ』でも紹介しておこうと思います。
さっちゃんとの想い出やら介護生活の中での絡みで、こちらのブログでも紹介させていただきます。
では、2ヶ月以上前のその時の気持ちのままでのご報告です。
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2022年9月30日(金) 天覧山平日岩トレ№2
またこのように平日に天覧山での岩トレが出来るようになるとは思ってもいませんでした。
2019年12月、それまで半日のデイサービスだったさっちゃんが1日のデイサービスに行くことになり、僕が活用できる時間が生まれました。
それで僕が選んだその時間の活用方法が天覧山ひとり岩トレでした。
その初回は2020年2月4日。
さっちゃんが戻ってくるまでに帰宅しておかねばなりませんから、天覧山では3時間ほどしかトレーニングできません。
しかも独りですから、最下部岩場のトラバースだけ。
それが2021年春からはF沢さんも一緒に出来るようになりました。
熱心な彼女に引っ張られるように僕も熱が入って来ました。
その後、F沢さんはYYDを去り、再び僕ひとりの天覧山岩トレになったのです。
さっちゃんが2021年11月に大腿骨転子部骨折をし、入院生活を送るようになりました。
その後の状況悪化は悲しいほどです。
肺炎となり、救急搬送され、その後も老健での生活。
もう1年以上、さっちゃんは自宅で生活できていません。
コロナ禍ですから面会すら出来ません。
ただ、僕自身にとってはある意味、自由時間ばかりとなりました。
無為に過ごすのは駄目でしょうから、僕は自分の衰えきった山体力の復活に賭けました。
今はさっちゃんを自宅介護できる日が来ることを夢見ています。
そうなると、なかなか山へは行けなくなるでしょう。
それまでの期間、僕は全力で山に打ち込もうと思っています。
まさに「老体に鞭打って」との感、強しですけれど、健康に気を付け、疲労を蓄積しないように頑張ろうと思っています。
そんな中で、再度訪れた天覧山平日岩トレ。
岩登りトレーニングは継続することで必ず上達しますから、気楽に根気強く続けて行ければと思います。
▲11:33。この写真のHTさんが今回の平日岩トレのきっかけを作ってくれました。仕事の都合で月のうち何日かが平日休みになるHTさん。その日を天覧山での岩トレに向けてくれたのです。それに僕も付き合うこととなりました。写真は最下部岩場トラバースの核心部です。
『ザイルと焚火と焼酎と』の該当部分も読んでいただけると幸いです。