12月7日(木)は抜糸と生検の最終的結論の報告日でした。
抜糸は予約時間からさほど遅れることなく、しかも痛くもなく終了。
それから長時間、報告の場に呼ばれるのを僕は待ち続けました。
正午を過ぎて呼ばれると、すぐに「脂肪肉腫です」との報告を受けました。
その報告を僕はまったく動揺なく冷静に受け入れていましたね。
自分でも何故だか理由は分かりません。
それとも今後じわじわと心理的錯乱が訪れるのでしょうかね。
その脂肪肉腫の中にも悪性度の低い順に4種類あると説明してくれます。
低い順に、高分化型、粘液型、多形型、脱分化型、です。
そして、僕のは2番目の粘液型脂肪肉腫なんだそうです。
さらには、治療方針を話してくれます。
一般的に脂肪肉腫には放射線治療はあまり使えないそうなのですが、粘液型に関しては使えるのだそうです。
放射線治療を用いる詳しい理由は僕にはよく分からないのですが、使った方がいいようですね。
腫瘍及びその周辺部位の切除手術の前に使うケースと後で使うケースがあるそうなんです。
「どちらにしますか?」と言われても、「僕に分かるはずもありませんよね」。
お医者さんも「そうですよね」としか言えません。
「専門の先生のお考えに従うしかありません」と僕。
と言うことで、放射線治療を先行させることになりました。
早速、来週からスタートすることになりましたが、「毎日で4週間」と言っていたような・・・・。
土日は休みなんでしょうけれどね。
周辺の神経細胞等にダメージが及ばないように、弱い放射線で行なうみたいです。
弱い放射線なので、回数を増やすのでしょうかね?
その後1月下旬あたりで手術するようです。
3週間ほどの入院になるだろうとのこと。
かつては足を切断する手術も行なわれていたそうです。
先生は「今は良い義足もありますしね」と言います。
でも、今は可能な限り残す手術になって来ているようです。
有難いですね。
「術後はリハビリ等もするでしょうが、歩けるようになりますか?」と僕は聞いてみました。
先生は「歩けるようになりますよ」と。
「階段などは?」と聞くと、「もちろん、まったく問題なくとは言えませんが」と。
がんの転移を防ぐためにも周辺も含めて切除しますから、大腿部の筋肉を半分ほどは失うことになるのでしょう。
まあ、そうなってみないと、その先のことなんて分かりませんよね。
今後、僕の左足大腿部がどうなるのか?
客観的に興味・関心の対象にしていきたいと思います。
それ以上に、僕の心理的様相がより興味深いですね。
いったい、どのようになって行くんでしょうかね?
精神を安定的に強固に保てるんでしょうか?
さっちゃんに対しては、しっかりと支えて行ってあげられるんでしょうか?