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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

青春18きっぷの雪山ハイキング第2弾―――水上駅前の尾根を歩きました

2019-03-12 10:46:18 | 山登り
先週に引き続き、青春18きっぷを使った雪山ハイキングです。
朝3時半に起きて、始発の電車で八高線に乗ります。
群馬県最北部の水上駅到着が8:17。
前の週には雪が付いていなかった駅前の山。
ほんの少しですが連日降雪があったようで、樹々の間が真っ白です。

この尾根を登って行くと、天神平に至り、さらには谷川岳へ続く尾根なんです。
昔は天神平まで楽勝で行けてましたが、去年は真ん中らへんの湯蔵山手前まででした。
さあ、今回はどこまで行けるでしょうか?

高崎からの電車がけっこう乗客が多かったので、車内で登山準備が出来ませんでした。
水上駅の待合室で準備します。
雨具のズボンを穿いたり、スパッツを装着したり、登山靴の紐を締めたり、僕がしてあげます。
トイレにも行きましたが、多機能トイレがありませんから、女性用トイレへ入るさっちゃんのことが心配。
トイレのカギをさっちゃんは閉めませんから、他の方もびっくりするでしょうね。
出て来ると、服を整えるのにひと苦労です。

そんなこんなで、いつもより30分遅れくらいで駅を出発しました。

山へ入ると、さっちゃんも楽しむだけ、そう思っていましたが、今日はそうでもないみたい。
まだ登り始めてさほど時間もたっていないのに、「降りようよ」と言い出す始末。
早起きし、3時間以上電車に揺られてきた体には堪えているんでしょうね?
昔に比べると、一歩一歩足を運ぶ体力も衰えてきています。
バランス感覚も低下して、何でもないような斜面が怖く感じるようです。
なだめすかして、だましながら、少しでも先へ先へとさっちゃんを連れて行きます。

見えてくる風景も次第に雄大となり、さっちゃんの体も雪山に慣れてきたみたい。
でも、さっちゃん、ちょっと腰が痛いようです。
さっちゃんが山で腰が痛くなるのは、疲労蓄積の証拠。
あまり頑張らせ過ぎて、下山がつらくなっても可哀想。
ただ、無風快晴! 風景も最高ですから、もっともっと登りたい、と僕は思ってしまいます。

1時間おきほどに長めの休憩を取ります。
そのたびに行動食を食べますが、さっちゃんはほとんど食べません。
朝食も食べていないに等しいくらいです。
いつもの山登りと比べても、今日の食事量は極端に少ない!

もともと午後1時には引き返そうと考えていました。
目の前には今倉山への急登があります。
今倉山は湯蔵山までの中間地点の山。
本当はせめて今倉山までは行きたかったのですが、さっちゃんの状態から判断して下山することにしました。
12:20ころでしょう。

下山はそれはそれでさっちゃんには大変ですが、登りよりはずっと速い。
この日の陽気で雪も融け始め、下の方では泥道になりかけていました。
何度かさっちゃんは尻もちを搗きましたけれど、無事下山。

駅への道路を歩きながら、「楽しかった?」と問うと、「楽しかったよ」との答え。
「腰は大丈夫?」とも聞きましたが、なんともないみたいです。
さっちゃんの表情も明るくて、充実している感じ。
よかった、よかった。

2時台の電車に乗って、地元駅にはまだ薄暮のころに到着。


▲後ろに見えている山は左に吾妻耶山、右に阿能川岳。左の稜線は歩いたことがあります。


▲中央の純白の山が谷川岳、右端の山が本当は登りたかった今倉山です。下山を初めてすぐのころですね。
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