さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

8月14日に発生した大洪水、その防止策に一定の効果が確認できました

2020-08-23 23:24:37 | 僕の対策
6月14日、8月14日と、第1次洪水、第2次洪水が発生しました。
階下の部屋にも被害が出ましたので、何らかの対策を施さなければと考えました。

洗面所の蛇口は水用とお湯用があるんですが、水用の蛇口から出る水量がとても多いんです。
流れ口が詰まったりしていなくても、ちょっと多く出すだけですぐに洗面台の縁を越えてしまうんです。
水量を減らすのは水道屋さんに聞かなければ分かりそうにありませんし、蛇口を回らなくするのも大変そう。
それで、僕が考えた対策は、「蛇口を見えなく分からなくする」ことでした。
結果的に「蛇口が回らなく」もなりましたから、なかなかの妙手だったと思います。


▲左からはお湯が出ます。水量は少ないのでこちらが原因で洪水になることはありません。右が水の出る蛇口。凄くたくさんの水が出ます。
僕は決して掃除好きでも熱心でもありませんが、この蛇口周辺の黒い汚れは僕たちが引っ越してきた時からこんな感じでした。

さっちゃんは認知症の影響で論理的思考が苦手になっています。
ですから、僕は水の蛇口を隠してしまえば、その存在が分からなくなるのでは、と考えました。
つまり、蛇口を何かで覆ってしまえばいいのです。
瓶、缶、コップ、・・・・家にある手頃そうなものを試してみました。
でも、なかなかピッタリくるのはないものですね。

そして、次に試してみたのが、いつも言語リハビリの朝に買っている「飲むヨーグルト220cc」の容器です。
ハサミでほぼ半分あたりで切断しました。
蛇口に被せてみました。
ピッタシ! です。
ピッタシ過ぎて、被せたまま蛇口を回すと普通に水が出ます。


▲「飲むヨーグルト220cc」の容器の半分を被せてみました。この写真の容器にはもうひと工夫が施されています。見て、分かりますか?

あまりにもピッタシと嵌り過ぎて、回すと普通に水が出てしまいました。
そこで、ひと工夫。
容器に切れ目を入れたんです。
そうすることで、蛇口との密着状態が解除され、その容器を回しても空回りするだけになりました。

そして、昨日の土曜日、さっちゃんが一人洗面所で何やらやっていました。
しばらくして、洗面所へ行ってみると、お湯が出っ放しになっていたんです。
水の方の蛇口は閉まったままでした。
お湯はいくら出しっ放しでも洗面台から越えてこぼれることはありません。

大成功ですね。
3回目の洪水を阻止できました。
でも、さっちゃんは僕の予想を超えることをしてきますから、まだまだ安心は出来ないと思います。
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