2023年1月23日(月)、部屋の片付けをしていると、さっちゃんの山日記が見つかりました。1988年のおよそ半年分です。さっちゃんが山行記録をメモ程度に書き残していたり、日記のように書いていたことがあることは知っていましたが、こうやって改めて見つかりましたから、元気だったころのさっちゃんを知ってもらうためにも、公開しようと思います。(青字は僕の書き加えた文章です。人名等は書き替えています)
1988年3月13日(日) 鷹取山
鷹取山 I川、A立、K子、A木(K子さん友人)、さっちゃん、○○(僕の姓)
足の捻挫はまだ直らないというのに、少しでもよいかなあと思うと、じっとしていられず、自分では見学と決めて出かけた。みんなには捻挫のことは内緒にしてある。少しビッコをひいているのだが、誰も気づかないようだった。
見学なんて出来るわけがない。目の前に岩があって、ザイルが下がっていて、みんな楽しそうに登っているのだから。結局、全部人と同じように登り、南面フランケダイレクトも登る。前回よりテンションの数も少なくなった。彼(僕のこと)に言わせると、ホールドほってあるのではないか、とも言う。それもあるだろうが、我々も慣れたせいもあるのではないだろうか。
結局、足の捻挫の件、打上げの席で自分が話すまで分からなかった。
2023.03.11 追記
つづら岩の帰りで捻挫してから、さっちゃんは2週は大人しくしていたようですね。でも、3週目には我慢できなくなったようです。
南面フランケダイレクトのホールドを持ち易いように掘ってあるのではないかと僕は疑っていたようですね。この件、記憶に残っています。ホールドの奥が指がかかり易くなっていました。チッピングと言われるホールドを岩に刻み込む行為で禁止されています。鷹取山の岩は軟らかい岩なので、容易に出来てしまいます。