ラベンダー日記

小さな幸せ

陶彩画

2015年12月15日 17時28分43秒 | 日記

 前回の個展で購入出来なかった陶彩画を手に入れました。今回は一人で出かけ、改めて作品をよく吟味してから一点に絞りました。

作品のシリーズには、龍、鳳凰、菩薩、神話、飛天、花音、花、がありますが、私は菩薩シリーズの中から、慈母観音菩薩を選びました。購入したのはシルクレという技法の作品で、陶彩画の上に手作業により版を重ね、絵の具を盛り上げる事で輝きと立体感をつくり出す事が出来る版画技法だそうです。

注文を受けてからの制作なので、届くまでに時間がかかりましたが、額の裏にはシリアルナンバー、作家からのメッセージとサインが入っています。じっと眺めているととても穏やかな気持ちになれ、本当に慈しみの眼差しで見守られているような気がします。

他のシリーズにも欲しい作品があるので、一点づつ徐々に揃えていきたいと思っています。

自分が写り込んでしまい良い写真がとれませんでした。

手にしている水瓶(水差し)の中には、すべての願いを叶えてくれ不老不死の妙薬ともされる功徳水という水が入っており、これを人々に注ぐことで煩悩の炎を消し去り、またそこに蓮華の花が咲く(さとりを開く)事を意味しているそうです。温かい慈しみの眼差しで常に見守り慈愛に満ちた観音様です。