久しぶりに前の職場の友人と三人で会いました。
友人の一人が、亀戸餃子を食べてみたいと言うので、さっそく行ってきました。その友人は、美味しいものを食べたり買ったりするためには労力は惜しまないと言い、横須賀から出かけてきました。私達は開店時間に並んだので間もなく入れましたが、食べ終わって店を出ると長い行列が出来ていました。店は昭和30年の創業だそうで、路地裏にある昔ながらの小さなお店です。メニューは餃子と飲み物だけで、座ったとたんに黙っていても餃子が出てきます。一人二皿がノルマですが、小ぶりの餃子なので三人とも軽く三皿食べました。私はこのお店は二度目ですが、餃子はシャキシャキ感があってとても美味しいです。何といっても焼きたてのアツアツをフーフー言いながら食べるのは、最高のごちそうです。
その後場所替えをして話に花を咲かせました。話題のほとんどが健康の事、老後の事、夫の事です。友人は夫との揉め事を避けるため、なるべく用事を作って出かけるようにし、家での食事も三食別だそうです。人それぞれ事情があり、夫婦の形もいろいろですが、これが二人で築いてきた事の結果だとしたら、何とも寂しい限りです。我が家も、人ごとだと笑えないのが辛いところです。数年前のシルバー川柳の一句を思い出しました。
「円満の 秘訣は会話を しないこと」
開店の11時になった途端に店内は満席になりました。
ビールで「乾杯!」美味しそうな焼き色です。醤油、お酢、ラー油の定番の他に、からしが付いています。
友人から老舗の和菓子をお土産にいただきました。
重厚感のある箱に入ったどら焼きでした。二枚合わせの皮ではなく、小判型の皮を二つ折りにしたものに餡がたっぷり入っていました。