私の母は、普通に歩けば10分で行ける病院まで押し車を押し、中休みを三回とり、30分以上かけて歩いて行きます。
「これもリハビリのうち」と言いながら頑張って通っていましたが、もう限界のようです。
日常生活や会話にも少しずつ支障や変化が出始めてきました。
私が30代後半の頃、車の免許を取りたいと夫に話しをしたところ、反対され諦めました。
なぜこの時に限って自分の意思を通さなかったのかと、今は本当に後悔しています。
自分で車を動かすことが出来れば、現在の母の望みの半分は叶えてあげられ、少しは楽しみの機会もつくってあげられたのにと思うと、娘として不甲斐なさともどかしさで胸が痛みます。
何かをやって失敗し後悔するより、やらなかった事でする後悔のほうが、はるかに大きい事を身をもって知りました。
今の私は、股関節の痛みが強く、自分の体を動かすのが精一杯で、母にとって何の助けにも支えにもなれません。
一日も早く足の痛みを取り除き、少しでも早く力になれるように今は治療に専念したいと思っています。
昨日夜半から降り続いた雨も今日の午後には上がり、威勢のいい「ワッショイ!」という掛け声とともに、地元のお神輿が自宅の前を通りました。
少しでも元気をもらおうと慌ててカメラを向けました。
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