外で暮らす猫の世話をされている人は多い。家に入れたくても
入らない外猫の最後をどう看取るのか。外猫の最後でよく聞くのは
「毎日ご飯を食べに来ていた子が突然来なくなりました」。
辛いことです。生きているのか死んだのかも分からない。私も経験が有ります。
前に住んでいたマンションの敷地に一時期は10匹くらいの外猫が居て、毎日玄関先でご飯をあげていました。
若い猫で突然、来なくなった猫は数匹。猫ハウスの中で死んでいた猫が1匹。病気で弱ったため、
家の中に入れて看取りをしたのが3匹。
人慣れしていない猫を家の中に入れる作業は大変なことですが、順番を踏めば家の中でも暮らすことができるようになる。
特に年寄り猫は人慣れしやすい。猫のことを全く知らない方に、外猫の飼い方を教えてあげておりました。
2018年12月7日のブログ 『外猫さんの最後をどう看取るか 1』
https://blog.goo.ne.jp/safumineko5656299/e/15ee0e12079e26a232fb16a531c76c5e
その後、どうなっかた。引っ越し後も、飼い主さんから継続して相談を受けておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b3/fa26d089418eb6e9d598cdc71bf78844.jpg)
3匹の猫達は、だんだん家の中で過ごす時間が長くなっていったのですが、やはり外が好きで時々は散歩していたとのこと。
母猫が穏やかな性格で人が好きで、その母猫に習って、人慣れしていなかった息子1と息子2も廊下に敷いてある
ホットカーペットの上でブラッシングをねだるまでになっていました。
触れない子が触れるようになったのです。
弱っていた息子1はドンドン弱り、このブログを書いた12月の大晦日に死亡。
玄関先に倒れていましたが、きちんと看取ることができたのです。少量ですが最期まで食べていました。
野良猫が死ぬ時は隠れて死ぬと、よく聞きますが人を信頼している猫はそうではないのです。
私も経験がある。普段はシャーフー威嚇する猫でも、病気で苦しい時に救いを求めてきたこともある。
2020年の3月に母猫が突然消えました。ほとんど家の中で暮らしていた猫がいない。
飼い主さんは必死で近所を探したところ、向かいの家の床下にうずくまっていたそうです。
骨折です。動けなくなっていたのです。散歩中に何かの事故にあったのでしょうか。
複雑骨折で高齢のため手術をしても完治はしない。断脚との診断がでました。
母猫は推定で13〜15才。慢性鼻炎、頬の化膿で何度か病院に行き血液検査もしている。
腎臓の数値が悪くなっていたし、貧血も少し進んでいたことを考えてアドバイスをしました。
そんな状態で脚の切断ができるとは思わない。私の猫だったらしない。
飼い主さんは他の獣医でセカンドオピニオン。ボルトを入れる手術を選択して
ご家族で手厚い看病を半年されたのです。最後、苦しむことなく9月末に亡くなりました。
この写真は9月2日にお見舞いにいった時の写真です。私に挨拶をしてくれて元気でした。
人馴れしている猫は、人が来ると頑張って食べるのです。可愛い子でした。
骨折しなければ、もう少し長く生きたかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3c/fd6b6feee05bcaf718969ab42d760861.jpg)
暑い夏でした。その時外で寝ていたのが、息子2です。プランターをベッドにしています。
この時点では、人馴れ度は低かった。3匹の中で一番警戒心が強く、家の中に入っも
すぐに出て庭の猫ハウスで暮らしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ee/690a36c8a99fd058139786cbe5d3c6ed.jpg)
母猫が死んだ知らせるを受けた時、飼い主さんにメールしました。
「仲良し親子は一人になると母猫を探します。母猫のベッドやトイレをそのままにして置いて下さい。
あと追うように逝きますので覚悟はされておいて下さい。」
予告どうり母猫の死の3ケ月後の12月に、息子2は亡くなりました。
母猫を鳴いて探すことはせずに、飼い主さんに驚くほど急速に慣れていき、
よく食べ、よく寝て、よく抱っこしてもらい元気そうでしたが、
3日間で急に弱り、死ぬ前の日には少し散歩に出かけ戻り、翌日には横たわり、
飼い主さん家族全員に見守られて、息を引き取ったそうです。
全く苦しみはなかったとのこと。
素晴らしい!本当に素晴らしい看取りができました。書きながら涙出ます。
亡くなられた飼い主さんの、お母様から引き受けた外猫3匹のお世話。
3匹ともエイズキャリアなのに長生きできました。ハッピーネコちゃんです。
《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。
ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/
入らない外猫の最後をどう看取るのか。外猫の最後でよく聞くのは
「毎日ご飯を食べに来ていた子が突然来なくなりました」。
辛いことです。生きているのか死んだのかも分からない。私も経験が有ります。
前に住んでいたマンションの敷地に一時期は10匹くらいの外猫が居て、毎日玄関先でご飯をあげていました。
若い猫で突然、来なくなった猫は数匹。猫ハウスの中で死んでいた猫が1匹。病気で弱ったため、
家の中に入れて看取りをしたのが3匹。
人慣れしていない猫を家の中に入れる作業は大変なことですが、順番を踏めば家の中でも暮らすことができるようになる。
特に年寄り猫は人慣れしやすい。猫のことを全く知らない方に、外猫の飼い方を教えてあげておりました。
2018年12月7日のブログ 『外猫さんの最後をどう看取るか 1』
https://blog.goo.ne.jp/safumineko5656299/e/15ee0e12079e26a232fb16a531c76c5e
その後、どうなっかた。引っ越し後も、飼い主さんから継続して相談を受けておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b3/fa26d089418eb6e9d598cdc71bf78844.jpg)
3匹の猫達は、だんだん家の中で過ごす時間が長くなっていったのですが、やはり外が好きで時々は散歩していたとのこと。
母猫が穏やかな性格で人が好きで、その母猫に習って、人慣れしていなかった息子1と息子2も廊下に敷いてある
ホットカーペットの上でブラッシングをねだるまでになっていました。
触れない子が触れるようになったのです。
弱っていた息子1はドンドン弱り、このブログを書いた12月の大晦日に死亡。
玄関先に倒れていましたが、きちんと看取ることができたのです。少量ですが最期まで食べていました。
野良猫が死ぬ時は隠れて死ぬと、よく聞きますが人を信頼している猫はそうではないのです。
私も経験がある。普段はシャーフー威嚇する猫でも、病気で苦しい時に救いを求めてきたこともある。
2020年の3月に母猫が突然消えました。ほとんど家の中で暮らしていた猫がいない。
飼い主さんは必死で近所を探したところ、向かいの家の床下にうずくまっていたそうです。
骨折です。動けなくなっていたのです。散歩中に何かの事故にあったのでしょうか。
複雑骨折で高齢のため手術をしても完治はしない。断脚との診断がでました。
母猫は推定で13〜15才。慢性鼻炎、頬の化膿で何度か病院に行き血液検査もしている。
腎臓の数値が悪くなっていたし、貧血も少し進んでいたことを考えてアドバイスをしました。
そんな状態で脚の切断ができるとは思わない。私の猫だったらしない。
飼い主さんは他の獣医でセカンドオピニオン。ボルトを入れる手術を選択して
ご家族で手厚い看病を半年されたのです。最後、苦しむことなく9月末に亡くなりました。
この写真は9月2日にお見舞いにいった時の写真です。私に挨拶をしてくれて元気でした。
人馴れしている猫は、人が来ると頑張って食べるのです。可愛い子でした。
骨折しなければ、もう少し長く生きたかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3c/fd6b6feee05bcaf718969ab42d760861.jpg)
暑い夏でした。その時外で寝ていたのが、息子2です。プランターをベッドにしています。
この時点では、人馴れ度は低かった。3匹の中で一番警戒心が強く、家の中に入っも
すぐに出て庭の猫ハウスで暮らしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ee/690a36c8a99fd058139786cbe5d3c6ed.jpg)
母猫が死んだ知らせるを受けた時、飼い主さんにメールしました。
「仲良し親子は一人になると母猫を探します。母猫のベッドやトイレをそのままにして置いて下さい。
あと追うように逝きますので覚悟はされておいて下さい。」
予告どうり母猫の死の3ケ月後の12月に、息子2は亡くなりました。
母猫を鳴いて探すことはせずに、飼い主さんに驚くほど急速に慣れていき、
よく食べ、よく寝て、よく抱っこしてもらい元気そうでしたが、
3日間で急に弱り、死ぬ前の日には少し散歩に出かけ戻り、翌日には横たわり、
飼い主さん家族全員に見守られて、息を引き取ったそうです。
全く苦しみはなかったとのこと。
素晴らしい!本当に素晴らしい看取りができました。書きながら涙出ます。
亡くなられた飼い主さんの、お母様から引き受けた外猫3匹のお世話。
3匹ともエイズキャリアなのに長生きできました。ハッピーネコちゃんです。
《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。
ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/