
チョット笑えるお話を書かせていただきたいと思います

私は先月「胸郭出口症候群」と言う症状を緩和するため
入院して手術を受けて来たのですが・・・
手術の後にちょっと笑える出来事がありました


手術は、午前9時半から行われました
今回の手術も首のあたりを切開して神経をいじる為
全身麻酔下で行われました



私の場合症状が悪化していたため
手術時間は約2時間半と普通の人よりは長かったのですが・・・
主治医の先生のスーパーテクニックのお蔭で無事成功いたしました




手術は無事成功して万々歳なのですが・・・
ココからが笑えるお話の始まりです



手術後モウロウとしたままストレッチャーに乗せられて私は病室に運ばれて来たらしいのですが・・・
私はてっきり自分が天国に行ってしまったのだと勘違いしていました


それはなぜかと言うと、
坂庭省悟さんの「春の雪」が耳に入って来たからです



とても優しく、語り掛けるように、私の耳に聴こえていました


前回の「頸椎椎間板除去手術」の方が大きな手術だったのですが・・・
今回の手術でついに私にお迎えが来たのだと思い
無意識のうちに迎えに来ているだろう省悟さんを探していました


ただ一生懸命探してみても、省悟さんが見当たりませんでした

魂になってしまっているから実態は見えないの!?なんて思っていた時・・・
私の麻酔が段々切れ始めて自分が病室にいることがわかりました


麻酔が切れ始めて気が付いたのですが・・・
主人が私の為に省悟さんの「春の雪」を病室でリピートで流してくれていました

前回の「頸椎椎間板ヘルニア除去手術」のあと凄く痛くて
ものすごく苦しんだ事を主人が覚えていて
少しでも気分が楽になるようにと気を利かせて省悟さんを流してくれていたのです



意識がはっきりして来てから主人にその話をしたのですが・・・
二人で笑う事しかできませんでした

ただまだ手術したばかりで笑うと傷が引きつり・・・
笑えるやら、痛いやらで、大変でした

今日は手術後に起こりました
チョット笑えた出来事を書かせていただきました

今年の秋の手術の時も主人はきっと省悟さんの音楽を流してくれていると思うので、
今度は自分が天国に行ってしまったなんて勘違いしないよう
心に命じておかなくてはと思いました

それにしても私って、本当におっちょこちょいですね


