私はエアコンを設置すると『風量や風向きは自動が良いですよ』と説明しています。
その方が、節電になるし、快適なのです。
ここ最近暑くなり、エアコンの冷房を毎日使っている人も多いと思います。
そんな中で、数件水漏れのトラブルがありました。
水漏れの原因は様々です。 一番多いのは排水経路の詰まり。汚れや異物が排水の邪魔をすること。 これは比較的簡単に対処できます。
今回の事例は少し考えてしまう事例でした。
その1
エアコンの側面が結露する。
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青〇のところに水滴がついています。
その2
隠蔽配管で水漏れ
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排水するドレンホースは問題ありませんでした。
その3 風向版のところに水滴がつく。
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これら3事例の共通点は、冷房の風量を弱にして長時間運転していました。
(ドライ運転でも同じ事が起きます)
どうして?こういう事が起きるのでしょうか?
冷房の弱を長時間運転すると。エアコンの室内機は冷たくなるのです。
本来は熱交換器と呼ばれるアルミフィンの部分が冷たくなり風を通す事で冷たい風が送り出されるのですが、風が弱いと、本体が冷たくなるのです。
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風量があれば、冷たい熱が風と共に部屋の熱と交換するのです。
(熱交換といいます)冷たい熱量がエアコン室内機に貯まってしまうのです。
熱量保存の法則って物理で習ったよね。アレなのです。
今回の対処としては、お客様には風の風量は自動にして、もし寒いのであれば温度設定を高めにして調整するように伝えておきました。
ドライ(除湿)運転も同じ事が起きます。ドライは温度や風量の調整ができないのでこのような事が起きる事があります。
湿度の関係もありますので、湿度が高い時はやはりこのような事が起きやすいようです。
ドレンホースは問題ないのに水漏れで悩んで、いろいろ検索してたどり着いた方、こんな原因かもしれませんよ。
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