PANTAが亡くなって10日以上たちました。未だに信じられないという気持ちと
現実を受け入れられないという感じがごっちゃになっています。
流石に日常生活に支障はないですが、ぽっかりと穴が開いた感じがします。
とりあえず、PANTA、頭脳警察の映像をまとめてみました。
まぁほぼ自分専用という感じですが。基本的に映像があるものを集めています。
なお近年のものに関しては、official PANTA頭脳警察に多数あるので、割愛です
1、頭脳警察「銃をとれ」日本幻夜祭
オリジナル頭脳警察に関しては、映像は殆ど残っていないです。
唯一と言っていいのは、71年に行われた三里塚幻夜祭の映像です。
8ミリで録画され、音声は後から被せてあります。
それでも当時の貴重なドキュメントになります。
それ以外の頭脳警察の映像は、ライブボックスに収録された
長野での映像くらいしか知りません。
2,PANTA「屋根の上の猫」 ニューイヤーロックフェス
PANTAに関しても映像は多くはないですが、内田裕也さんが主宰した
ニューイヤーロックフェスにはよく参加していましたので、
1曲ずつでインタビューも被さっていますが、映像が残っています。
3,PANTA「ステファンの六つ子」 ニューイヤーロックフェス
これもニューイヤーロックフェスの映像から。「ステファンの6つ子」は、
PANTA&HALのシングル「ルイーズ」のB面か, ライブアルバム「TKOナイトライト」
に収録のライブバージョンしか聴けなかった曲です。
PANTAの隠れたバラードの傑作ですね。
この時は、バイオリンに阿部美緒さんを加えたアコースティックバージョンです。
4,PANTA&HAL「つれなのふりや」 ファイティング80
PANTA&HALも映像は少ないですが、これは商品化もされた
「ファイティング80」に出演時のもの。
観客も熱狂しているいいライブです。
5,PANTA&HAL「臨時ニュース」
80'ジャムジャム パイオニアスーパーロックフェス(80年7月26~7日開催)
画質は良くないですが、貴重な映像。よく残っていたなと思います。
6,PANTA&HAL「ルイーズ」
1980年末、大阪毎日ホール「冬の陣コンサート」
PANTA&HAL末期の貴重な映像。アルバム「1980X」から
シングル発売されたナンバーで、世界初の試験管ベイビーを歌ったもの。
なかなか攻撃的なナンバーですね。
7,PANTA「プラハからの手紙」 PANTA風雲録1986年12月14日
あまり映像の残っていない時期ですが、「クリスタルナハト」発売前に
演奏されていた貴重な映像です。
8,PANTA 「87,11,8 LIVE」
大手から出た数少ないライブビデオです。おそらくDVD化もされていないはず。
再発の可能性も極めて低いので、全編を載せておきます。
9,頭脳警察「アラブレッド~コミック雑誌なんか要らない」
90、6,15 日清パワーステーション
極僅かな告知しかなかったにもかかわらず、あっという間に
ソールドアウトした伝説の90年代頭脳警察の復活ライブ。
その中の貴重な映像です。
10、頭脳警察「ブラッドブラッドブラッド」 「万物流転」より
これも大手から発売されたビデオより。
'90年11月11日、米軍朝霧基地跡にて行われたライブ。
この鬼気迫る演奏は凄いの一言。
11,頭脳警察「赤軍兵士の詩~暗闇の人生」
90,11,12 同志社大学「超非国民集会」
前述のライブの翌日、世間では即位の礼が行われていた時、
頭脳警察は同志社大学へと行って「超非国民集会」に参加して
革命三部作を演奏していました。その時の貴重な映像。
映像からでもヤバい空気を感じます。
12,頭脳警察「世界革命戦争宣言~銃をとれ」
90,11,12 同志社大学「超非国民集会」
13、PANTA&TOSHIwith安全囃子
「さようなら世界夫人よ~コミック雑誌なんか要らない」
2003年12月26日@高円寺「ShowBoat」with安全囃子
PANTA(Vo)/TOSHI(Perc) 森園勝敏(G)/坂下秀実(Keyb)/中村真一(B)/
岡井大二(Ds) 中村哲(Sax,Keyb)/日戸修平(G)
頭脳警察に四人囃子のメンバーが加わり、
更にあんぜんバンドの中村哲さんが参加という、何とも贅沢な組み合わせ。
中村さんのサックスがいい味出してます。
映画「マニアの受難」より
PANTAと鈴木慶一さんは、PANTA&HALのプロデュース以降も交流があります。
PKO(パンタ・ケイイチ・オーガニゼーション)というユニットで
ライブをやった事もありましたが映像は見つからず。
映画に出演した時のものがあったので掲載します。
PANTAはかつてイカ天の審査員をしたこともありますが、
マルコシアスバンプには兼ねてから注目していたようです。
鈴木ユタカさんとの演奏はシンプルですが重みがあります。
30年以上前の曲ですが、「どこがジハード(聖戦)なんだよ」
という歌詞は、今でも重く響きます。
16、頭脳警察「7月のムスターファ」
イラク戦争後、指定手配されていたフセインの一族。
最後の一時間、アメリカと闘ったフセインの孫に当たる14歳の
ムスターファについて歌ったもの。PANTAにしか書けない曲だろう。
17,PANTA 2017年3月19日 神奈川県南足柄市足柄森林公園
時間的には決して長くないですが、まとまったライブ映像は貴重です。
18、響 「裸にされた街」 柏 Studio WUU、2012.6.22
響は、PANTAを長年サポートしてきた菊池琢己さんとのユニットです。
「裸にされた街」はPANTA&HALの名曲ですが、ここでは
アコースティックバージョンで演奏されます。
「さようなら世界夫人よ」2016.1.11 渋谷 O-EAST
頭脳警察屈指の名曲の一つであるこの曲が大きなスケールで演奏されます。
20,頭脳警察「万物流転(ロングバージョン)」
最後は、頭脳警察およびPANTAの永遠のテーマともいえる名曲です。
ライブで演奏された、途中の歌詞が長くなっているロングバージョンは、
残念ながら映像は見当たらなかったです。
「ああ、何にも変わらない」はPANTAの本質だったかもしれません。
とりあえず、見たいものはあげましたが、もう少ししたら、
対談とかの映像とか、「笑っていいとも」に出演した時の映像とか、
番外編みたいなものは作ろうかと。自分専用かな。