ジョニー、ルイス&チャーの記事を考えている時に、
そういえば、ルイズルイス加部さんは一時期、山口富士夫さんと
リゾートっていうバンドを結成していたなぁと思い出したわけです。
それからローリングストーンズ60周年記念の
「ロックンロール・サーカス」の劇場公開に関する情報を耳にしました。
そこから導き出されたのが、その昔、冨士夫さんがチャー坊と結成していた
村八分というグループです。
エレックレコードから唯一発売された2枚組のこのライブアルバムは、
京大西部講堂で収録された解散ライブというのも実に彼ららしい。
ライブの冒頭、チャー坊が客席に向かって「うるせぇ」と言うのも
凄味があっていい。
チャー坊のボーカルは、上手いわけではないが存在感があって心に響く。
冨士夫さんのギターは、ローリングストーンズの影響を受けているのは
わかるけど、真似ではないカッコよさがある。
60年代末期以降、洋楽のカバーをライブで演奏していたグループは
多々ありますが、村八分はオリジナルの曲を日本語の歌詞で
洋楽にも引けを取らないカッコいい演奏をしてきたので評価したい。
レコードの内側に印刷されている写真も迫力を感じさせます。
うん、この表情は凄いね。
〇たわとか〇っことか〇くらとか放送禁止用語を含む歌があるので、
なかなかCD化はされてきませんでしたが、それでも何回かCD化はされています。
出来ればジャケに迫力があるレコードで買いたいところです。
(自分にとっては「頭脳警察セカンド」と並んで日本のロックでは好きな
ジャケットです)
しかしながら、CDによっては一部の曲をカットしたものもありますので
注意が必要です。
7月には嘗て発売された村八分BOXのみに収録されていたアウトテイクを含めた
2枚組が発売されるそうです。なお、タワーレコードで予約注文すると
ポストカードのオマケ付きだとか。
村八分/ライブ<2022 Digitally Remastered / Limited Edition 2CD><完全生産限定盤> (tower.jp)