月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.48 村八分「ライブ」

2022-05-30 18:50:45 | 厳選ライブ盤

ジョニー、ルイス&チャーの記事を考えている時に、

そういえば、ルイズルイス加部さんは一時期、山口富士夫さんと

リゾートっていうバンドを結成していたなぁと思い出したわけです。

それからローリングストーンズ60周年記念の

「ロックンロール・サーカス」の劇場公開に関する情報を耳にしました。

そこから導き出されたのが、その昔、冨士夫さんがチャー坊と結成していた

村八分というグループです。

 

エレックレコードから唯一発売された2枚組のこのライブアルバムは、

京大西部講堂で収録された解散ライブというのも実に彼ららしい。

ライブの冒頭、チャー坊が客席に向かって「うるせぇ」と言うのも

凄味があっていい。

チャー坊のボーカルは、上手いわけではないが存在感があって心に響く。

冨士夫さんのギターは、ローリングストーンズの影響を受けているのは

わかるけど、真似ではないカッコよさがある。

60年代末期以降、洋楽のカバーをライブで演奏していたグループは

多々ありますが、村八分はオリジナルの曲を日本語の歌詞で

洋楽にも引けを取らないカッコいい演奏をしてきたので評価したい。

レコードの内側に印刷されている写真も迫力を感じさせます。

うん、この表情は凄いね。

 

 

〇たわとか〇っことか〇くらとか放送禁止用語を含む歌があるので、

なかなかCD化はされてきませんでしたが、それでも何回かCD化はされています。

出来ればジャケに迫力があるレコードで買いたいところです。

(自分にとっては「頭脳警察セカンド」と並んで日本のロックでは好きな

ジャケットです)

しかしながら、CDによっては一部の曲をカットしたものもありますので

注意が必要です。

7月には嘗て発売された村八分BOXのみに収録されていたアウトテイクを含めた

2枚組が発売されるそうです。なお、タワーレコードで予約注文すると

ポストカードのオマケ付きだとか。

 

村八分/ライブ<2022 Digitally Remastered / Limited Edition 2CD><完全生産限定盤> (tower.jp)


NO.47 アラン・ホワイト死去

2022-05-29 00:35:50 | 墓碑銘

普段は新聞などしっかり読まないのであるが、

たまたま訃報欄を見て気になる名前が。アラン・ホワイト?

何処かで聞いた事あるような名前だと思ったら、

かの有名なプログレバンドのイエスのドラマーでした。

自分にとってイエスは、初めて聴いたのが「ロンリーハート」だったので、

「こわれもの」とか「危機」を作ったグループとは思えず、

長い間しっかり聴く事はなかったので、思い入れは、

ピンクフロイドやキングクリムゾン、ELPと比べると劣ります。

(ジェネシスも然り。でも今は好きですよ)

アラン・ホワイトは、ビル・ブラッフォードの後釜として

イエスに参加しましたが、以後、50年にわたりドラムを叩いてきたのですね。

今年の6月から「危機」50周年記念およびアランの在籍50年を記念した

ツアーが始まる予定で、9月には来日公演も行われる予定だとか。

同じ時期にMAGMAも来日予定ですし、プログレファンには嬉しい悲鳴が…。

ご冥福をお祈りします。

 

イエスのドラマー、アラン・ホワイトが72歳で死去 | NEWS | MUSIC LIFE CLUB

 

しかし知らなかったのですが、イエスに参加する前、

プラスティックオノバンドに参加してエリック・クラプトンと

共演していたのですね。

「平和の祈りをこめて」のアルバムは、

エリック・クラプトンが参加しているという事で、

学生時代にレコードを購入していて、おそらく実家に眠っています。

そして言わずと知れたジョン・レノンの名曲「イマジン」でも

ドラムを叩いていたのだとか。まだまだ自分にも知らないことが

沢山ありますね。

 


NO.46 MAGMA来日決定

2022-05-25 22:36:04 | アラカルト

自分にとっては驚愕なニュースが飛び込んできました。

フランスが誇るプログレグループのMAGMAの来日公演が決まりました。

 

マグマの来日公演開催決定 - amass

 

MAGMAは1969年に結成されたグループで、代表メンバーの

クリスチャン・バンデは、70歳を超えています。

3年ぐらい前の来日公演は、無理して休みをとって見に行きました。

全盛期に比べたら衰えは感じさせましたが、

それでもドラムを叩き歌う姿に感銘を得ました。

前回の来日でもうライブも見れなくなるかなと思っていただけに、

今回の来日決定には驚きましたし、また嬉しくもなりました。

今回はメンバーを入れ替えてのライブになるようなので、

前回演奏されなかった「ZESS」完成版は聴けそうもないですね。

ちなみに今回のツアータイトル「ESKÄHL」は途中下車の意味だそうで、

何か意味深なタイトルですね。

 

問題は仕事の休みの都合がつくかどうかもですが、やはりコロナですね。

万が一、自分がコロナにかかって職場が休業になったら洒落になりません。

今の状況ではライブに行くのはやめろと断られるでしょうね。

まだ5か月ほどありますので、それまでにコロナが終息に向かうように

祈っています。そして来日が中止になりませんように。

 


NO.45 音楽もの映画多すぎない?

2022-05-22 19:47:46 | 映画

7月に「エルヴィス」が公開される事を知ってから、

色々と映画情報を収集していたのですが、

まぁ音楽系の映画の情報が次から次へと出てくる出てくる。

 

まずはウェストコーストロックの聖地、ローレル・キャニオンをテーマにした

「エコー・イン・ザ・キャニオン」

ボブ・ディランの息子が案内役をを務め、リンゴ・スター、

ブライアン・ウィルソン、エリック・クラプトン等がインタビューに答えてます。

 

映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』あらすじ・キャストストーリーネタバレをチェック! (eiga-log.com)

 

次がROCKMENTARY2022なるロックドキュメンタリーの企画もの。

リンダ・ロンシュタットのドキュメントの

「リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」

(残念ながら現時点で上映終了)

スージー・クワトロのドキュメントの「スージーQ」

そしてローレルキャニオンの別の映画である

「ローレル・キャニオン夢のウェストコーストロック」

この辺りは2~3年前に製作された映画ですが、

どれも興味あるなぁ。残念ながら地元で公開予定はまだないです。

 

ROCKUMENTARY2022 極上のロック・ドキュメンタリー – アップリンク京都 (uplink.co.jp)

 

地元でも公開が決まっているのが、「テイクオンミー」のヒットで知られる

A-HAのドキュメンタリー、「a-ha THE MOVIE」

この辺りはスケジュールが合えば見たいかな。

ノルウェーのバンドとは知らなかったですが。

 

映画『a-ha THE MOVIE』オフィシャルサイト (klockworx-v.com)

 

そして8月には、ローリングストーンズ結成60周年記念および、

チャーリー・ワッツの追悼で、映画2種を公開しますね。

 

『ロックン・ロール・サーカス』『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』公式サイト | 8月5日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開 – 今7月12日に結成60周年を迎える「世界で最も偉大なロックン・ロール・バンド」ザ・ローリング・ストーンズを祝福すると同時に、2021年8月24日80歳で亡くなった不動のドラマー、チャーリー・ワッツを追悼し、2作品同時期公開! (onlyhearts.co.jp)

 

「ロックンロール・サーカス」は、3年ぐらい前に

4Kレストア版のブルーレイが発売されていますが、

劇場公開は初です。大画面で見たい気はしますね。

 

そして余談ですが、ディズニープラスで公開されていた

ビートルズの映画「ゲットバック」のブルーレイの発売が

7月に決まったようです。

 

『ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray コレクターズ・セット』『ザ・ビートルズ:Get Back DVDコレクターズ・セット』2022年7月13日発売【先着購入特典あり】|洋画 (hmv.co.jp)

 

コレクターズセットは16,500円也。まあこれくらいは仕方ないかな。

買うのは厳しいなぁ。収録時間は全部で8時間近くあるから、

全部見る自信はありません。


NO.44 ヴァンゲリス死去

2022-05-21 00:04:49 | 墓碑銘

ギリシャ生まれのシンセサイザー奏者のヴァンゲリスが

79歳で亡くなったとの事。

ヴァンゲリスの名前にピンとこないかもしれませんが、

「炎のランナー」のテーマ曲を作った方と言えばわかるかもです。

これでもわからないようなら、実際に聴いてみたらわかる方が多いかと。

 

炎のランナー テーマ(HQ) - YouTube

 

自分が唯一持っているのが「ブレードランナー」のサントラですね。

このエンドテーマも有名ですね。

 

ブレードランナー  エンドタイトル - YouTube

 

変わったところでは、「南極物語」のサントラも担当していたそうです。

今度、初期に参加していたアフロディテズチャイルドの音源も探してみよう。

ご冥福をお祈りします。

 

そして記事を調べているときに、タンジェリンドリームのメンバーだった

クラウスシュルツも先月亡くなっていたのを今更ながら知りました。

こちらもシンセサイザーで有名なグループなので立て続けですね。

こちらもご冥福をお祈りします。う~ん、ショックだ。