月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.273 『THE TIMERS 35周年祝賀記念品』発売予定

2024-08-14 01:25:39 | 発売予定

ついこの間、スペシャルエディションを買ったと思っていたのですが、

(調べてみたら発売は2016年でした)

2024年11月13日に『THE TIMERS 35周年祝賀記念品』なるものが発売予定です。

 

彼らの登場でロックの歴史は塗り替えられた!衝撃のデビューから35周年、幻の音源が発掘!

 

スペシャルエディションでは、デビュー直後の映像とか

収録されたDVDもありましたが、今回はCD3枚組で音源のみの収録のようです。

しかしながら発掘音源9曲は大きいですね。

『原発賛成音頭」や『覚醒剤音頭』はスタジオ録音なんてあるんですかね?

その辺りは興味あります。オリジナルアルバムも2024年の

リマスターバージョンのようですね。しかしながら、3CDで7700円、

LPに関しては13200円(いずれも税込み)は厳しいなぁ。

 

タイマーズに関しては頭脳警察と同じく、

時代とリンクしてしまう事があります。例えば『メルトダウン』とかは、

後の福島で「恐ろしい事になった」事とシンクロしました。

 

 

松本サリン事件の事を題材にした『サリン』とかは、

後に本当にサリンがバラ撒かれる事態が起こっってしまったので、

アルバムに収録はされる事はないでしょうね。

 


NO.262 村八分発掘音源発売予定

2024-06-15 07:42:25 | 発売予定

NO.260で山口冨士夫さん参加時の裸のラリーズの音源が発売予定と書きましたが、

今度は村八分の発掘音源が発売との事です。山口冨士夫さん関連の音源が連続で

発売予定なのは嬉しい事です。(2024年7月31日発売予定)

 

村八分、近年発掘されたカセットマスターを使用した『一九七三年一月 京都大学西部講堂(LP)』発売

 

73年1月6日と7日に京都大学西部講堂で行われたライブ音源は、

セレクトされた音源が発売されてはいますが、今回はボーカルのチャー坊が

所有していたカセットが発掘され、それを久保田麻琴さんがリマスタリング

をしたもので、以前発売されたものより音質は良さそうです。

そして完全未発表のインスト曲も収録との事で。

またここでしか聴けない曲もあったりします。

ギターの浅田哲さんの脱退前の最後の演奏という事でも価値はあるかと。

山口冨士夫さんと浅田哲さんによるツインギター、やはりカッコいいですよね。

なお、「ライブ村八分」のジャケット写真を撮影した林まことさんによる

ライブ当日の写真も使われているとの事です。

 

村八分のライブ音源も、昔に購入したBOX以降、やれ音質が向上したとか、

未発表の曲を入れたとかで、再発されていますが、

何度も買わせようとするようなブートレグみたいな商法は好きではありません。

何とかならないだろうかと思っていますが、今回は今の所はアナログのみの

発売予定。こういうのはいつの間にか無くなっていて、

気が付いたら入手出来なくなっているだろうなぁと考えてしまうのですよね。

結局、予約してしまったわけですが。悪い癖ですね。

 


NO.260 裸のラリーズ『屋根裏 YaneUra Oct.’80』発売予定

2024-06-03 00:08:51 | 発売予定

以前から噂はあるものの、情報がなかった裸のラリーズの山口冨士夫さんの

在籍時の音源、CD、LP共に7月17日の発売予定だとか。

『屋根裏 YaneUra Oct.’80』

 

ダイナマイツ、村八分、ティアドロップス等で活躍した山口冨士夫さん、

80年代初期の僅かな期間しか所属はしていませんでしたが、

その貴重なライブから、1980年10月29日の渋谷屋根裏でのライブが

発売されることになりました。

音質はかなりいいとされていますので、今から楽しみにしています。

なお、Tuff Beats Online Storeにて、CDもしくはLPをご購入頂いた場合、

予約/購入者特典として1枚につき限定版ポスター1枚が付属するそうです。

 

裸のラリーズとしては、かなり異色の時期になりますので、

やはり押さえてはおきたい音源ですね。出来れば山口冨士夫さんが

在籍していた時期の全ての音源を聴きたい所ですが、

最上の音質ばかりとは言えないようですね。

何か発掘される事を期待したいです。

 

 


NO.258 友川カズキ「イカを買いに行く」発売予定

2024-05-23 00:31:59 | 発売予定

前作「光るクレヨン」から8年、友川カズキさんが久々の新作を出します。

もう作品は出さないと思っていただけに、これは嬉しいです。

タイトルは「イカを買いに行く」。この前、創作ワークショップにて勉強した

「非日常」の言葉の組み合わせ、本来は全く関係のない事柄を組み合わせて、

違和感のあるものが出来上がるというものですが、

これは普通の言葉が、使われる場所によっては

違和感のあるものになるという感じですかね。 インパクトはあります。

 

タイトル曲は近年、ライブでおなじみの曲のようです。久しく友川さんの

ライブには行っていないので、自分には馴染みのない曲ですが、

何とも言えないような迫力があります。

そして、ちあきなおみさんに提供した「祭りの花を買いに行く」の

セルフカバーも。この曲は友川さん特有の狂気の部分は無く、

ただ優しさを感じさせます。

 

 

それ以外にも、嘗て録音した「ダンス」や「花火」の再録音も。

74歳になる友川さんですが、それを感じさせない

凄味のある歌を聴かせてくれます。このくらいの年齢になると

リタイアする人ばかりですが、この人は枯れそうもないですね。

なお参加メンバーは、長年の相棒である石塚俊明さん(EX頭脳警察)、

永畑雅人さん(ロケットマツ)、またゲストには、サックスの梅津和時さん、

バイオリンの松井亜由美さんの名前も。

 

 

なお、友川カズキオフィシャルショップ では先行販売されていまして、

サイン入りCDも入手可能です。また1万円以上購入で、直筆色紙も貰えるとか。


NO.234 ジェフ・ベック最後の録音

2024-02-10 07:18:26 | 発売予定

ジェフ・ベックが生前最後に録音したという音源が発売予定との情報が。

ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが主催で、

「Going Home (Theme From Local Hero)」の特別ヴァージョンの

チャリティーシングルを3月15日に発売するとの事です。

 

ジェフ・ベック(最後の録音)/マーク・ノップラー/ギルモア/ロニー・ウッド/クラプトン/ブライアン・メイ/トニー・アイオミら参加の曲が発売決定

 

いや、参加しているアーチストが尋常じゃないです。

本当に全員参加したのかっていうレベルです。

記事から抜粋すると、

 

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、ローリング・ストーンのロニー・ウッド、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、エリック・クラプトン、ブルース・スプリングスティーン、ザ・フーのピート・タウンゼント、ナイル・ロジャース、ジョーン・ジェット、クイーンのブライアン・メイ、ブラック・サバスのトニー・アイオミ、イーグルスのジョー・ウォルシュ、サム・フェンダー、ライ・クーダー、ジョー・ボナマッサ、シェリル・クロウ、ピーター・フランプトン、バディ・ガイ、灰野敬二、サニー・ランドレス、アレックス・ライフソン、スティーヴ・ルカサー、フィル・マンザネラ、ジョン・マクラフリン、トム・モレロ、リック・ニールセン、オリアンティ、マイク・ラザフォード、ジョー・サトリアーニ、アンディ・テイラー、スーザン・テデスキ、デレク・トラックス、スティーヴ・ヴァイ、ワディ・ワクテルなど。

 

チャリティーシングルとはいえ、よくぞここまで集まったと思います。

ギタリスト以外にも、リンゴ・スターやスティングの名前もあったりで。

そして中に一人、予想だにしていない名前があります。

 

なんと灰野敬二さんの名前があるじゃないですか。

確かに灰野さんは、裸のラリーズと並んで日本が誇る

サイケデリックなギタリストとして海外でも知名度がありますが、

海外でも知名度のある布袋寅泰さんや、カーマイン・アピスや

ティム・ボガードとCBAを結成した事のあるチャーとかを差し置いて

ですので、どんな経緯で参加に繋がったのか気になります。

これは是非、購入したいですね。

でもこれだけのメンバーで9分程度では勿体ない気がします。

いっそのこと60分ぐらいに拡大して、参加メンバーのインタビューとか

で構成されたDVDとかオマケに付けたら多少高くても買いたいとは思います。

 

 

それにしても、真っ先に名前があがるべきジミー・ペイジが無いのは

残念に思います。やっぱりもうギターは弾かないのかなと。