友川カズキオフィシャルショップから、注文していた荷物が届きました。
そして直筆色紙も。
何となく猫っぽい感じもしますが、何でしょうね?
絵描きとしても非凡な才能がありますね。
新作の「イカを買いに行く」は、いつもの友川さんですね。
旧曲も含まれますが、やっぱり安心して聴けるというか、
高いレベルで印象的な曲を揃えています。もういい年なのですが、
気力も気迫も衰えていません。
そんな中で今回は、デビュー50周年記念第1弾である、
1989年の未発表ライブです。1989年10月21日天風会館のライブ。
メンバーは、いつもの石塚俊明さん、永畑雅人さん、松井亜由美さんに加え、
サックスに梅津和時さん、尺八に菊池雅志さん、
そして「悪たれ小僧」発売時の頭脳警察のメンバーだった勝呂和夫さんも
ギターで参加しています。勝呂さんの参加は貴重かと。
実は、この音源はサミー前田さんが提供したものだそうです。
サミー前田さんは、90年代ぐらいにURC関連の復刻をしたりしてきた人ですね。
クレイジーケンバンドとかキノコホテルとかとも関りがあるとか。
キノコホテル、改めて聴いてみて、GSと歌謡曲が混ざった感じの音楽ですね。
これはなかなか面白いと思いましたよ。
実は前田さんの初期の仕事が、友川さんがハーベスト時代に出したけれど
当時は廃盤状態だったアルバムからのベストアルバムに関するものだったとか。
今回のライブは、この初期のベストアルバム発売直前のものです。
今回のアルバム、最初の4曲は当時は未発表で、後日「花々の過失」という
アルバムに収録される事になります。迫力ある「燃えさかる家」は、
各人の演奏がいきなりテンションMAX状態です。
そしてインパクトが強かったのが「もろびとの無常」。
嘗て発売されたベストアルバムの初回特典盤に収録された
スタジオ録音のものでも鬼気迫るものがあります。
それ以外にも珍しい曲をやっています。聴きどころは色々ありますね。
今回が初音源化になるという、唐十郎さんが作詞をしている「海は水銀」とか。
そしてこの1989年10月というのは、90年代になって復活した頭脳警察の
初のリハーサルの直前の事だといいます。
何となくトシのテンションが高いのが分かる気がしますね。
そして特に関係ないですが、サミー前田さんのXの記事で面白いものが。
大物3人が共演。これは見た事がなかった映像です。
内田裕也さんのバックにあの二人がいるのが驚きでした。