月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.281 「THE COCA-COLA TVCF CHRONICLES」 

2024-09-29 19:45:57 | 掘り出し物発見

所用があって、最近、殆どINすら出来ていない状態ですみません。

気が付いたら今日でブログ開設1000日目となっていました。

場合によっては、来月以降も記事が書けないかもしれません。

その時は、別の所で書いたものを上げるかもしれません。ご了承ください。

 

前回も記事にした通り、コカ・コーラのCM関係の事を

調べていたりしていますが、曲は同じでも映像が違うと雰囲気も違う事が

わかってきました。やはり映像関係をまとめてあるものが欲しいなと

思ってみたりするわけです。検索したら、映像をまとめたDVDがあるようです。

まぁそんな上手く入手出来るとは思っていませんでしたが、運がいい事に、

某所で中古を見つける事が出来ました。しかも比較的安価にて。

 

CDは、ジェネオン・エンタテインメントからの発売でしたが、

DVDの方は、エイベックスからの発売となっています。

重なる部分もあったりしますが、DVDの方は、計84本ものCMが収録されています。

 

 

60年代、70年代のCMが多くなっており、本人出演のものも加山雄三さんや

ワイルドワンズ、ピンキーとキラーズもふんだんに収録されています。

 

 

CDには収録されていなかった松山千春さんのものも収録されているのは

嬉しいですね。

 

 

ただ、80年代のものは少なめですね。佐藤竹善さんのものも1種類のみです。

この辺りはもう少し収録してもらいたかったなと。

 

 

後はまだ入手出来ていない、CDの続編を入手したら、

とりあえずこれで一段落かなと。また暇を見て、未収録のCMも探そうかと。


NO.278 THE ALFEE「AGES」

2024-09-04 01:00:01 | 掘り出し物発見

2024年8月25日。アルフィーはデビュー50周年を迎えました。

メリーアン」がヒットして40年余り。

メンバーも70歳を迎えたりしていますが、本当に若々しくて元気なのは

凄いの一言です。このぐらいの年になると、リタイアする人も多々いますのに、

暫くの間は、リタイアの文字はなさそうです。

 

「メリーアン」のヒット以降、順調にヒット曲を出していたりしましたが、

ターニングポイントとなったのは、恐らくこのアルバムでしょう。

THE ALFEE名義となって発売された初のアルバムです。この辺りからロック色が

強めになった気がします。多少、歌謡曲的な雰囲気があった曲も

「スウェット&ティアーズ」や「ロックダム」辺りから

色が変わった感じですね。それは人の好みによるのでしょうけれど。

個人的には、最初は少し戸惑いは感じられましたが、

いつの間にか受け入れられた感じですね。

 

 

個人的には「ロックダム」は好きな曲になります。

昔を懐かしむ歌になりますが。自分が生きていた時代とは少しずれますが、

この時代で楽しみたかったと思わせる感じです。

 

 

そして結構好きだったのが、「夜明けのランディングバーン」

別れの歌だけれど、センチではないのがいいと思っています。

 

 

新たなTHE ALFEEとしてのスタートですが、ロック志向に昔からのファンでも

離れた人があるかもしれません。その代わりに新たなファンも

増えていったのも事実かと。ロックな面も、THE ALFEEの魅力の一つには

違いないでしょう。

 


NO.264 今回の掘り出し物

2024-06-25 21:49:27 | 掘り出し物発見

地元での「トノバン 音楽家加藤和彦とその時代」の

上映期間が発表になりました。7月26日から8月8日までだそうです。

早めに見に行ければいいですが、なかなか予定が合わない気がします。

どうにかしたいですが。

そして困った事に、同時期に公開される音楽映画が、

プリンス・ビューティフル・ストレンジ」、

シド・バレット 独りぼっちの狂気」、

Ryuichi Sakamoto Opus」、これが8月2日から8日まで。

流石に1日で全部見ろと言われても無理でしょう。シド・バレットのは

見たいと思いますが、どうすればいいのか考えています。

 

加藤和彦さんに関しては、今、自分の手元にあるものを集めて、

いくつか記事にしたいと思っていますが、70年代初期のアルバムを

入手していなかったのは失敗だったなと。という事で、フォークに関する

記事を考えていますが、どうまとめようかなと。

 

それはそうと、何か記事に出来るようなものがあればいいなと思いつつ、

全国5か所で開催される中古レコード即売会が地元に来たので行ってきました。

時間があればじっくりと見るのですが、今回は時間がなかったので、

軽く探してみました。それでも気になるものが見つかったので、確保しました。

まずは、昔買いたかったけど買えなかった1枚。

 

「炎のファイター」は、NO.90でも紹介していますが、

これはモハメド・アリの映画で使用されていたオリジナルの

「アリ・ボンバイエ」です。猪木さんとの友情の証として、

モハメド・アリの結婚式に招待された猪木さんにプレゼントしたとの事です。

昔、一度だけ見た時は、5000円近くして手が出ませんでしたが、

今回は1000円程度で確保。ジャケに汚れが少々あるという事ですが、

これぐらいならいいでしょう。

 

 

ちなみにパート2もあったりします。

 

 

最近、ちょっと注目している沢田研二さんは、初期のソロのアルバムを

見つけたので確保。CD化はされていると思うのですが、

なかなか見かけないので。まだ20代の頃ですね。入手したのは日曜日ですが、

6月25日が沢田さんの誕生日という事なので、

それに合わせてアップしてみました。

 

 

 

この頃のバックは井上堯之グループで、大野克夫さんや

岸部修三(一徳)さんが演奏しています。ショーケンが参加したら

ほぼPYGですね。聴きごたえあります。

 

 

そして存在自体知らなかったのは、コバルト文庫で発売されていた小説の

イメージアルバム「銀河創世記伝 聖戦士キリ―」。

何気に演奏メンバーを見たら、

チャールズ清水さん(KEY)(EXソーバットレビュー)

ロミー木下さん(B)(EX竜童組)

鈴木ウータン正夫さん(DR)(EXペドロ&カプリシャス)

森園勝敏さん(G)(EX四人囃子)と実力者が揃っていました。

こういう未知のものが見つかるから、中古レコード屋巡りはやめられないです。

 

そして今回、音楽の中古本が充実していました。レコードコレクターズの

バックナンバーもいくつかありましたが、MUSIC LIFEがいくつかありました。

70年代初期の音楽雑誌など、なかなか読む機会はないですね。

どれか1冊買おうかなと吟味していましたが、レオン・ラッセルの初来日の

記事があるという事で、1973年12月号を購入しました。

レコード発売の広告等を見るだけでも楽しかったりします。

肝心のレオン・ラッセルの記事ですが、新幹線での移動風景だったり、

街中を歩く風景だったり、大阪城を見学している姿も。

昔は大らかだったんだなぁと思いましたよ。

勿論、ライブレポートとセットリストも載っていますよ。

 

当時の音楽状況は、体験していないのでよくわかりませんが、

MUSIC LIFEって、読んでいるのがマニアな層が多いんですかね?

アーチストの人気投票の中間発表を見ると、

村八分や山口冨士夫さんの名前も見えたりしますし、

女性では上位に浅川マキさんの名前も見えます。

1974年になろうとしているのに、モップスや鈴木ヒロミツさんの名前も。

なかなか興味深いです。 

 


NO.170 ヴァニラファッジ「ミステリー」

2023-07-17 00:31:33 | 掘り出し物発見

少し前になりますが、普段行かない中古レコード店に行く機会があり、

色々物色してみました。CDも色々ありましたが、レコードもそこそこあり、

まとめて置いてある事が少ない昔のアニメのシングルもあったりして、

なかなか楽しめました。幾つか掘り出し物を拾いましたが、

今回はその中の一つを…。

 

ヴァニラファッジは1960年代の後半、スプリームスの

「キープミーハンギングオン」をサイケ風に大胆なアレンジをして

有名になったグループですね。それを収録しているファーストアルバムは

有名で、最初は「アートロックの旗手」という邦題も付いていました。

ビートルズの「涙の乗車券」や「エリナーリグビー」も独特なアレンジで

全く別の曲のようになっていたのは印象的でした。

(このアルバムについては、いずれ記事にはしたいと思っています。)

その後、数枚のアルバムを出していますが、結局、ファーストのような

独特のアレンジのカバーばかり求められていて、70年には解散しています。

 

その後、ベストアルバムの発売を切欠に84年に復活し、

「ミステリー」というアルバムを発売しました。

カーマイン・アピス、ティム・ボガード、ヴィンス・マーテル、

マーク・スタインのオリジナルメンバーです。

更に2曲ほど、J.B.トードなる人物がゲスト参加していますが、

実はジェフ・ベックの変名との事。

契約の関係上、名前を出せないのか、ジェフ・ベック?みたいな

曖昧な書き方をしていますね。

ただレコーディングは別々にしていたようで、

顔を合わせることはなかったかもです。

ともあれベック、ボガード&アピスの3人を含む演奏は貴重ですね。

 

 

このアルバムは、高校時代に中古レコード屋で見かけて

買おうか迷っているうちにいつの間にか無くなっていました。

その後も輸入盤のCDとかも見かけたりしましたが、躊躇していたら

そのまま忘れていたりしました。今回、久々に見つけ、

今度こそはと購入した次第です。決して悪い出来ではないと思いますが、

これはと言ったインパクトに欠ける感じです。

全体的にジェフ・ベックが参加していたら

評価は変わっていたかもしれないですね。

実際、当時もそれ程騒がれなかったようですし。

 

余談ですが、Youtubeで色々検索していたら、ヴァニラファッジが

60年代当時出演した「エドサリバンショー」の映像が出てきました。

クールな演奏をしていたとばかり思っていましたが、

意外なほどノリノリでちょっとビックリでした。

カーマイン・アピスは、ドラマー目立ちすぎの元ネタじゃないかと

思える派手さだし、ティム・ボガードさえも力が入った歌いこみだし。

う~ん、なかなか面白いですね。

 


NO.156 謎のアルバムを調べてみる

2023-06-08 23:23:22 | 掘り出し物発見

今回は、Bingを有効活用してみたいと思います。

しばらく前に、なんとかオフにレコードを見に行った際、

日本のアーチストの棚に気になるレコードを発見。

 

ジャケを見てもどんなものかよくわからないけど、

明らかに日本のアーチストじゃないのはわかります。

よくわからなくて入れたのか、誰かが故意にこの場所に移したのか。

しかしながら、自分としてはジャケを見て凄く気になるし、

癖のある音楽には違いないと確信しています。値段も1100円だし、

まあ失敗してもいいだろうと思い、買ってみました。

 

とりあえず聴いてみたら、パーカッションが印象的な民族音楽の匂いが

ちょっとあるインストの音楽ですかね。

ではBingで調べてみましょう。

christos chondropoulos athenian primitivismについて教えてほしいと

入力した結果は、

 

こんにちは、Bingです。😊

christos chondropoulos 「athenian primitivism」は、ギリシャのアテネ出身の前衛パーカッション奏者であるChristos Chondropoulosが、ここ5年間にカセットテープに録音した音源をまとめたアルバムです123。ギリシャの伝統をテーマに、地中海やエーゲ海のオリエンタルな雰囲気を感じさせる牧歌的な曲や、レトロでフューチャーなビートを駆使した曲など、多彩な15曲が収録されています3。2021年4月にグラスゴーのレーベル12th Isleからリリースされました12

このアルバムに興味がありますか?

(Bingの検索結果から引用)

 

なるほど。全く知らないアーチストでした。でも嫌いじゃないですね。

初期のタンジェリンドリームとか好む人なら気に入るかもしれません。

この曲は面白い楽器が使われているようで、調べてもらいました。

 

 

Maternalは、このアルバムの3曲目に収録されている曲です。SpotifyやBandcampで試聴することができます123。この曲は、ギリシャの伝統的な弦楽器であるリラを使った、牧歌的でメロディアスな曲です456。リラは古代ギリシャの竪琴で、亀の甲羅のフレームに弦を張ったものです56。この曲は、母性や自然への憧れを表現したものと言えるでしょう。

この曲の感想はいかがですか?

(Bingの回答から引用)

 

う~ん、もう少し詳しい解説がほしいけど、まあこんなものかな。

 

Christos Chondropoulosは、アテネを拠点とする打楽器奏者であり、プロデューサーでもあります1。彼は、ギリシャの民族音楽やプリミティブな音楽と、現代的なエレクトロニック・ミュージックやエクスペリメンタル・ミュージックを融合させた独自の音楽を作っています213

彼の最新のアルバムAthenian Primitivismは、2021年にリリースされました23。このアルバムは、彼の過去5年間のアーカイブから選ばれた曲で構成されています1。このアルバムは、音楽評論家やリスナーから高い評価を受けています3。例えば、Album of The Yearというサイトでは、ユーザーの平均スコアが66点(満点100点)になっています3

彼の音楽は、アテネという都市の多様性や複雑さを反映しており、聴く者に新しい感覚や発見を与えてくれます。

(Bingの回答から引用)

 

日本では知名度の高くないアーチストだし。

悪くないと思ったので、他のアルバムの曲も

また時間のある時にSpotifyとかで聴いてみようかなと。

 

余談ですが、Bingの回答は必ずしも正確なものではないんですね。

特に、次回投稿予定の四人囃子の「’73四人囃子」に関して

調べてもらったらひどくポンコツな回答が…。

 

「’73四人囃子」は、1973年に発売された四人囃子のライブ・アルバムです1。六本木の俳優座で行われたライブの模様を収録しており、彼らの熱い演奏が聴けます1。収録曲は、「おもちゃのチャチャチャ」、「ふたりの日曜日」、「ハイウェイに乗って」などです1。四人囃子は、日本のロックシーンをリードした音楽集団で、1973年には日比谷野音聖ロック祭にも出演しました2

(Bingの回答より)

収録は1973年ですが、発売したのは1978年です。

まぁレコード会社がアーチスト側の許可なく発売したもので、

裁判寸前までいったとの事です。

更に収録曲はとんちんかんですね。どこから拾ってきたのやら。

正確な曲名は

1 おまつり

2 中村君の作った歌

3 泳ぐなネッシー(ボーナストラック)

4 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

5 一触即発

ですね。現在発売されているのは、ボーナストラックを入れ、

曲順も当日演奏された順に並べ直した完全盤ですね。

 

’73四人囃子とは、1973年に録音された四人囃子のライブ音源です1。しかし、この音源は当時発売されず、1978年になってようやくCDとしてリリースされました2。その理由は、録音したレコード会社が倒産してしまったため、音源が長らく封印されていたからだと言われています2。このトラブルのせいで、四人囃子はメジャーデビューが遅れることになりました2

(Bingの回答より)

 

Bingさん、1978年にはCDは存在していないですよ。

それにこの音源とメジャーデビューは全くの無関係です。

う~ん、これでは全て鵜吞みには出来ませんね。

学習していけば精度は上がるのだろうか?