地元での「トノバン 音楽家加藤和彦とその時代」の
上映期間が発表になりました。7月26日から8月8日までだそうです。
早めに見に行ければいいですが、なかなか予定が合わない気がします。
どうにかしたいですが。
そして困った事に、同時期に公開される音楽映画が、
「プリンス・ビューティフル・ストレンジ」、
「シド・バレット 独りぼっちの狂気」、
「Ryuichi Sakamoto Opus」、これが8月2日から8日まで。
流石に1日で全部見ろと言われても無理でしょう。シド・バレットのは
見たいと思いますが、どうすればいいのか考えています。
加藤和彦さんに関しては、今、自分の手元にあるものを集めて、
いくつか記事にしたいと思っていますが、70年代初期のアルバムを
入手していなかったのは失敗だったなと。という事で、フォークに関する
記事を考えていますが、どうまとめようかなと。
それはそうと、何か記事に出来るようなものがあればいいなと思いつつ、
全国5か所で開催される中古レコード即売会が地元に来たので行ってきました。
時間があればじっくりと見るのですが、今回は時間がなかったので、
軽く探してみました。それでも気になるものが見つかったので、確保しました。
まずは、昔買いたかったけど買えなかった1枚。
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「炎のファイター」は、NO.90でも紹介していますが、
これはモハメド・アリの映画で使用されていたオリジナルの
「アリ・ボンバイエ」です。猪木さんとの友情の証として、
モハメド・アリの結婚式に招待された猪木さんにプレゼントしたとの事です。
昔、一度だけ見た時は、5000円近くして手が出ませんでしたが、
今回は1000円程度で確保。ジャケに汚れが少々あるという事ですが、
これぐらいならいいでしょう。
ちなみにパート2もあったりします。
最近、ちょっと注目している沢田研二さんは、初期のソロのアルバムを
見つけたので確保。CD化はされていると思うのですが、
なかなか見かけないので。まだ20代の頃ですね。入手したのは日曜日ですが、
6月25日が沢田さんの誕生日という事なので、
それに合わせてアップしてみました。
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この頃のバックは井上堯之グループで、大野克夫さんや
岸部修三(一徳)さんが演奏しています。ショーケンが参加したら
ほぼPYGですね。聴きごたえあります。
そして存在自体知らなかったのは、コバルト文庫で発売されていた小説の
イメージアルバム「銀河創世記伝 聖戦士キリ―」。
何気に演奏メンバーを見たら、
チャールズ清水さん(KEY)(EXソーバットレビュー)
ロミー木下さん(B)(EX竜童組)
鈴木ウータン正夫さん(DR)(EXペドロ&カプリシャス)
森園勝敏さん(G)(EX四人囃子)と実力者が揃っていました。
こういう未知のものが見つかるから、中古レコード屋巡りはやめられないです。
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そして今回、音楽の中古本が充実していました。レコードコレクターズの
バックナンバーもいくつかありましたが、MUSIC LIFEがいくつかありました。
70年代初期の音楽雑誌など、なかなか読む機会はないですね。
どれか1冊買おうかなと吟味していましたが、レオン・ラッセルの初来日の
記事があるという事で、1973年12月号を購入しました。
レコード発売の広告等を見るだけでも楽しかったりします。
肝心のレオン・ラッセルの記事ですが、新幹線での移動風景だったり、
街中を歩く風景だったり、大阪城を見学している姿も。
昔は大らかだったんだなぁと思いましたよ。
勿論、ライブレポートとセットリストも載っていますよ。
当時の音楽状況は、体験していないのでよくわかりませんが、
MUSIC LIFEって、読んでいるのがマニアな層が多いんですかね?
アーチストの人気投票の中間発表を見ると、
村八分や山口冨士夫さんの名前も見えたりしますし、
女性では上位に浅川マキさんの名前も見えます。
1974年になろうとしているのに、モップスや鈴木ヒロミツさんの名前も。
なかなか興味深いです。