クラシック関係の記事の続き、ロシア関係の音楽と格闘家について
考えていたのですが、ウクライナ情勢が洒落にならない状態になって
きましたので、残念ながらボツに。別の事から考えてみました。
クラシックは、昔からCMとかアニメとかにも使われてきましたが、
一番印象に残ったのは何かと考えてみましたら、
すぐに思いついたのがエヴァンゲリオンでした。
新世紀エヴァンゲリオンは、1995年から96年にTV放送されたアニメで、
翌年劇場版が公開され社会現象へとなっていくのは承知の通りです。
後日パチンコ化もされ、本来自分には関わる事がなかったはずの
パチンコへの道を開いた、ある意味自分の人生を変えた罪深いアニメです。
(まあ自業自得ですけどね)
TV版では、認知度の高い有名な曲が使われています。
まずは、ヘンデルのオラトリオ「メサイヤ」より「ハレルヤ」
アスカが精神攻撃をされるシーンにて使用されています。
そしてレイがロンギヌスの槍を使用するシーンでは、
「メサイヤ」の終曲の合唱「ほふられた子羊こそは」も使用されています。
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より“ハレルヤ・コーラス” - YouTube
ヘンデル: オラトリオ「メサイヤ」:ほふられた子羊こそは・・・アーメン [ナクソス・クラシック・キュレーション #ゴージャス] - YouTube
そして印象的に使われたのは、ベートーベンの交響曲第9番
第4楽章より「歓喜の歌」。
物語のクライマックスというべき渚カヲルとの戦いのシーンで使用されました。
音楽とシーンが上手くマッチしていて、否が応でも印象に残る事になりました。
劇場版に関しましては、静かで美しい曲が使われていましたね。
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番~プレリュード~/中木健二 - YouTube
バッハ - 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068より 第2曲 G線上のアリア カラヤン ベルリンフィル - YouTube
パッヘルベル - 3声のカノンとジーグ ニ長調(編曲:M・ザイフェルト)より カノン カラヤン ベルリンフィル - YouTube
スタッフロール中に流れるカノンはとても印象的でした。
半面、予告編で使われたヴェルディの「怒りの日」は劇的で、
曲名を知らなかった当時は、何かヤバいものが来るのではないかと戦慄した記憶があります。
ヴェルディ - レクイエム 怒りの日/カラヤン スカラ座 - YouTube
余談ですが、モーツアルトの「怒りの日」は同名異曲で、
これもゲームやCMでよく使われていますね。
モーツァルト《レクイエム》「怒りの日」カラヤン指揮/ベルリンフィル - YouTube
まあこんなところでしょうか。当時は、エヴァンゲリオンに使われたBGMやクラシックを
演奏するコンサートもあったりして、自分もCD買ったりしたのを思い出しました。
とりあえず、クラシックに関する話題はこれまでとします。
ネタ的には、ロックアーチストが演奏したクラシックとか、
考えているのもありますが、じっくり調べてから、
また別の機会に書こうかなと思います。