2023年9月も気になるアイテムが発売になります。
まずは、『フーズ・ネクスト/ライフ・ハウス(スーパー・デラックス・エディション)』
「フーズ・ネクスト」は、THE WHOのアルバムの中でも
「マイジェネレーション」、「ライブ・アット・リーズ」、「トミー」
と並んで重要なアルバムですが、元々「ライフ・ハウス」という
ロックオペラのアルバムとなる予定のものでした。
色々な事情があって「フーズ・ネクスト」の形となりました。
想定される形でアルバムとならなかったものは、
他のミュージシャンにも色々ありまして、
有名なものと言ったら、ビートルズの「ゲットバック」、
ビーチボーイズの「スマイル」、
ドアーズの「セレブレイション・オブ・ザ・リザード」、
ニール・ヤングの「クローム・ドリームス」等がありますが、
THE WHOの「ライフ・ハウス」も有名なものの一つです。
この手の話は大好きで、昔、こんな本を購入して読んでたりします。
さて、遂に本来の形で発売になるかと思ったのですが、
「フーズ・ネクスト」に「ライフ・ハウス」のデモ音源や
当時のライブ音源を集めたものみたいですね。
しかしながら10枚+Blu-rayで約5万円はどうよって。
10年ぐらい前にアナウンスがあったけど発売されたかどうか
わからないビジュアルブックとかも付属するようですが、
一般人には手が出せない価格ですね。
続いては、ベック、ボガード&アピスの
『LIVE IN JAPAN 1973 & LIVE IN LONDON 1974』
奇跡の来日公演から50周年、解散直前のライブを加えた
boxセットの発売です。ロンドンのライブは、
セカンドアルバムに収録される予定の曲もあったりで
貴重な記録です。
しかしながら「ライブインジャパン」は40周年記念の時、
本来演奏された曲順に並び替えてのものを買っているんですよね。
今回は、オリジナルアルバムの曲順通りとなっています。
ロンドンのライブの音質もまずまずなので検討したいけど、
値段も高いからなぁ…。う~ん、保留。
そしてガラリと変わって、伊勢正三さんのライブ集「STILL MORE」。
ご存じの通り、伊勢正三さんは、かぐや姫や風で活躍された方ですが、
70歳を過ぎても元気にライブ活動をしていたとは知りませんでした。
実は最近、風のアルバムに水谷公生さんが参加していて、
シティポップ色の強いものがあるのを知り、注目していました。
なかなかいいタイミングでの発売なので、これは買おうかなと。
70年代から近年にかけてのライブが収録されていて、
珍しいアレンジのものもあります。
更に貴重なデモバージョンも収録されています。
また今年の高校野球で、静岡の高校の校歌が小椋佳さんの作で
話題となりましたが、伊勢正三さんも校歌をいくつか作っていて、
今回、3曲収録しています。その辺りも興味深いかなと。