月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.287 やっと繋がりました

2025-01-17 00:06:41 | アラカルト

年が明けてから本格的に復帰しようかと思っていた所に、思いもよらなかった通信障害のため、全く繋がりませんでした。

パソコンは勿論、スマホからも繋がらなくて、どうも打つ手がなかったです。ようやく繋がって記事が書けそうです。

今日は簡単な挨拶だけにして、明日以降から本格的に復帰をしようかと思います。

こういう事が続くようならば、何処かへ移籍も考えないといけないのかもしれませんね。とりあえず、別のところで書いていたPANTA、頭脳警察関連の記事をこちらでも載せていこうかなとは思っています。平常運転になるには、もう少し先になりそうですね。自分のテンションが下がらなければいいですが。

 

復活の1曲は、90年代頭脳警察のアルバムの最後の曲である『歓喜の歌』。ベートーヴェンの『第九合唱付』を意識したものであるけれど、それだけでなく『合唱付』の詩を書いているシラーを意識しているとPANTAは語っていました。宴会の時に誰かがグラスを割ってしまったのだが、シラーは自分もグラスを割り、みんなでグラスを割る事で、不吉な事を咎めなくしたといいます。そんなポジティブな思いを記した曲を聴きながら、今度こそ復活していきたいですね。

 


NO.286 謹賀新年

2025-01-01 20:00:19 | アラカルト

ぼちぼち復活する予定でしたが、クリスマス辺りから飼い猫の具合が悪くなり、病院に通ったり薬を飲ませたりで、慌ただしい日々でした。しかも年末で忙しい時期でしたし。本来なら記事を上げたり、訪問したりするつもりでしたが。予定が狂ってしまいましたね。

猫の具合もだいぶ良くなり(まだ薬は飲ませていますが)、年も明けて仕事も一段落しました。まぁ疲れが溜まっていますね。元日の仕事が終わったので、今日はゆっくりと休みます。

 

そして一年の抱負といえるような一曲を。寺山修司さんの詩(補作詞 高取英さん)にPANTAが曲を付けた『時代はサーカスの象にのって』という曲。頭脳警察が度々演奏してきた曲となります。「どこからでもやり直しは出来るだろう 私は私自身のつくり出した一片の物語の主人公だから」の歌詞が心に響きます。今年は、やり直しの年として行動したいものです。

『時代はサーカスの象にのって』は何度も録音されていて色々なバージョンがありますが、今回はシングルで発売されたバンドバージョンで。ギター1本のアコースティックバージョンもいいですが、やはりバンドバージョンが好きだったりします。

 

 


NO.285 ご無沙汰していました。

2024-12-24 09:23:58 | アラカルト

ご無沙汰していました。長い間留守にしてしまい、申し訳ありませんでした。

別の所で文章を書いたりしていて時間が足りず、全く顔を出さない日々が続いていました。体調が悪いというわけでもないのですが。PANTA、頭脳警察関連の作品レビューや日本のプログレに関する解説等を書いたり、音楽関連のエッセイみたいなものを書いていたりしていましたが、仕事が終わってからの短い時間を割いていたので、他の事が疎かになっていました。とりあえず一段落はつきましたので、リハビリを兼ねながら、少しづつ平常運転に戻していきたいと思います。自分が留守にしていた間も訪問者がいらしたようで、本当にありがたく思います。

 

今回は音楽ではなく、色々と親身にしていただいている方のデビュー作の単行本の紹介となります。

2024年12月22日、名古屋志段味図書館にて開催された虹乃ノランさんの『そのハミングは7』発売記念のトークイベント&サイン会に参加させていただきました。5月の創作ワークショップに参加以来の志段味図書館ですね。

虹乃ノランさんは、7~8年前から活動をなさっていますが、数々の受賞歴のある実力派の人です。この度、2作目の作品である『そのハミングは7』がカドカワから発売される事となり、イベントに参加させていただきました。
トークイベント、ノランさんはかなり緊張していたみたいですが、志段味図書館の館長さんやカドカワの担当の方の助力(軌道修正のツッコミ?)もあり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。まだ発売されたばかりですので、ハミング関係のネタバレは無いのですが、お風呂で文学全集を読んでいた話や、就職していた時の売り上げトップになった時のエピソード等、大変興味深かったですね。

担当さんの話も、外国が舞台の、それも盲目の少年が主人公という難しいテーマをよくここまで物語に出来たと絶賛していたのが印象的でした。そして物語の中にも、ノランさんが実際に盲目の方と接した時の体験談も生かされているという話も。今回の出版で書き足したり削ったりと手が加わっているようですので、年末でまとまった時間がなかなか取れないですが、じっくりと読んでいきたいですね。サインをしていただいた書籍は大切にさせていただきます。

 



自分は話すのが苦手なタイプですので、上手く喋る事は出来なかったのが残念です。ネット上では、お互いに好きな猫の話とかで盛り上がるんですけれど。それはそうと、自分と関りがある人が、こうして出版に至るのは嬉しい事です。重版が続いて次回作も発売されていく事を祈願します。

 

なお、NAgoya BOOK CENTERさんでサイン本を扱っているとの事です。そして明屋書店今治本店さんから大量のサイン本の依頼があり、大プッシュしているとの事。もっと注目されていって欲しいなと思っています。

 

「そのハミングは7」虹乃ノラン [文芸書] - KADOKAWA

 

そして猫に関する珍しい曲を1曲。寺山修司さんが作詞、頭脳警察が作曲と演奏、そしてボーカルは『ビューティフルサンデー』で有名な田中星児さんという、どう扱っていいのかわからないような曲である『いじわる猫』を。しかもアシッドフォークみたいなイントロも異色です。

 

 


NO.284「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」BS松竹東急にて一挙放送

2024-10-19 11:02:25 | アラカルト

個人的に好きなアニメでもある「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」が

2024年10月24日から26日にかけて、BS松竹東急にて再放送されるそうです。

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ一挙放送

 

 

幼い頃から兵士として活動し、感情を持つ事がなかったヴァイオレットが、

戦後に代筆業として働き、敬愛する上官が残した

「あいしてる」の意味を探していく物語。京都アニメーションが残した傑作です。

以前に日本テレビ系列で放送された、テレビシリーズの特別編集版、外伝、

劇場版が今回、初めて無料BSにて放送されます。

上質な絵柄と落ち着いた音楽、感動的なストーリーは、全ての年代の人に

見てもらいたいと思っています。

 

なおPANTAも生前に、「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」が

素晴らしかったと絶賛している記事を投稿しており、

多くの人に愛されていたのがわかりますね。自分も久しぶりに見てみようかなと。

ヴァイオレットエヴァ―ガーデン(PANTA note) 

 

 


NO.282 Kalafina復活へ

2024-10-05 08:06:45 | アラカルト

数日前に気になるニュースが。Kalafinaが復活し、2025年に

コンサートを行う事が発表されました。

 

音楽ユニットKalafina、復活発表・2025年ライブ開催へ 元プロデューサー梶浦由記氏が言及「正式なお知らせも説明も一切いただいておりません」

 

ただ、やはり気になるのは、Kalafinaをプロデュースしてきて

二人三脚で活動してきた梶浦由記さんの関りが一切ないという事。

梶浦さんの所属事務所の退社により解散に至ったという経緯もあり、

どうしてもしがらみがあるとは思います。とはいえ梶浦さんの発言によれば、

過去の曲に制限をかける事もなく、あくまでKalafinaの新たな門出を

応援するという感じですね。でも、もう一度、梶浦さんとKalafinaの

新曲を聴きたかったという思いはありますね。

 

新しい音楽監督は、武部聡志さんです。松任谷由実さんの音楽監督を

長年やっている人ですね。Kalafinaは今後、どのような活動をするのかは

まだわかりませんが、また新たな一面を見せてもらえればと思います。