某タワーレコードの3枚20%オフで買ったCD2枚目はこれ。
THE ALFEEがまだALFIEだったビクターレコード時代のアルバムのCD化。
今まで何度かタイトルを変えてCD化されていますが、
これはアルフィー結成40周年を記念して音質の良いSHM-CDで
発売されたものです。その頃はアルフィーはあまり聴いていなかったので、
当時はこういうのが出ているとは知りませんでした。
ビクター時代は自作曲は少なく、それでも期待はされていたのか、
松本隆さん作詞、筒美京平さん作曲の曲を中心に歌われています。
個人的には、デビュー曲の「夏しぐれ」はなかなかいい曲とは思います。
ただ、自分たちの意向の曲ではなかったので、
アルフィーらしさはないですね。ヒットはしませんでした。
そしてテコ入れのために用意されたのが3枚目のシングル「府中捕物控」。
これは、3億円事件の時効に合わせて発売される予定だったのですが、
発売日前日に発売中止となってしまいます。
作詞作曲は、「燃えよドラゴンズ」やヤッターマンの主題歌で有名な
山本正之さん。流石にアルフィーの色とは違いすぎます。
長い間、聴く事は出来ませんでしたが、この時初めてCD化されまして、
それを知って購入に至ったわけです。
「府中捕物控」は、TVやライブで何度か披露されていまして、
曲自体は何度も聴いたことありますが、発売中止のシングル盤は
聴いたことなかったので、楽しみにしていました。
改めて聴いてみると、ライブの時とは歌詞がだいぶ違うような。
山本正之さんが、セルフカバーした時の歌詞に近い感じですね。
ライブ版の歌詞だと
昭和の義賊、怪盗ルパン とか
よくぞここまで逃げ延びた とか
お疲れ様です立派です とか
あげくのはてには
拍手で迎えてあげるから
みんなでわけよう3億円 とか
犯人を褒めて盗まれたお金をわけようとか、
かなり攻めた歌詞になってますね。詳しい事は知りませんが、
これが本来の姿なのかな?
その後は、やはりオリジナル曲で勝負したいという事で、レコード会社との
契約を解消。ライブをやりながら研ナオコさんのバックをやったりで
次へのステップを考えることになります。
「メリーアン」のヒットでブレイクするのは、まだ先の事になります。
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