月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.195 NHK連続テレビ小説「ブギウギ」10月2日開始

2023-09-27 00:04:59 | アラカルト

自分はドラマは殆ど見ない人ですが、

10月2日から始まるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」は、

ちょっと気になったのでチェックしたいです。

このドラマの主人公は、笠置シヅ子さんがモデルになっています。

当然、自分が生まれるずっと前に活躍していた人ですので、

接点はないですが、歌っている曲が当時としてはかなり面白く、

笠置さんの独特な歌い方もあって、一時期注目した事がありました。

特に「買い物ブギー」の自由奔放さは何コレと驚いたものです。

服部良一さん(当然、ドラマにもモデルになった人が出ます)も

凄いやと感心したっけなぁ。

これは知らなかったのですが、作詞者の村雨まさをというのは、

服部良一さんの作詞家としての名称なんですね。

 

 

歌詞に〇んぼという表現があるため、放送禁止になった事も。

該当部分を丸ごとカットして編集しているものが今聴けるバージョンです。

歌詞を変更して歌われる事もありますが、

オリジナルを尊重してほしいと思いますね。

更にSP時代には時間が足りなくて、おっさんとのやり取りの後の

おばあさんとのやり取りの部分がカットされています。

(今聴けるバージョンも全てカットされています)

ちなみに続きの歌詞は、

 

そんなら 向かいのおばあさん
わて忙しゅうて かないまへんので
ちょっとこれだけ おくんなはれ
書付渡せば おばあさん
これまた 〇〇〇で読めません
手さぐり半分 何しまひょ
わてほんまによう云わんわ
わてほんまによう云わんわ
ああしんど

〇くらという用語がありますので…。

ちなみに「ペ子ちゃんとデン助」という映画の中で歌われるシーンには、

この部分も歌われています。(修正なし)

若き日の黒柳徹子さんも映っているとか。

ドラマでは歌われるのかどうか、ちょっと注目したいです。

ちなみに「仁丹」という商品名も歌詞にあるのでどう処理するのか…。

う~ん、ドラマに興味がない自分が書くとこんな記事になってしまいます。

ご容赦を。

 

今回は「買い物ブギー」に注目して記事を書いたのですが、

70年以上前に作られたとは思えない独特な曲で、

服部良一さんの才能は凄かったと感じます。

よく考えてみたら、この時代の自分の知っている曲って

淡谷のり子さんの「別れのブルース」とか、渡辺はま子さんの「蘇州夜曲」

藤山一郎さんの「青い山脈」とか、服部良一さんの作品ばかりです。

「買い物ブギー」もややこしい曲ながら、

色々な人にカバーされていることからも愛されているのがわかりますね。

 

余談ですが、色々なブギを歌っている笠置さんですが、

一風変わった感じのブギが「ホームランブギ」です。

 

 

後年、吉田拓郎さんもカバーをしています。アレンジは現代風ですが、

歌詞はオリジナルのままのようです。球団名も昔のままですね。

 

 

 



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2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2023-09-28 23:46:15
りりんさん、コメントありがとうございます。

拓郎さんの「ホームランブギ2003」は、プロ野球の情報番組の
テーマ曲として使用されたようで、
拓郎さんの最後のシングル「純」に収録されています。
この「純」という曲は、某アニメの主題歌です。
PVはそのアニメのオープニングの映像のパロディも使われています。

https://www.youtube.com/watch?v=0ltxzVsA_h8

アニメ自体は下らないのでとてもお勧めは出来ませんが。
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Unknown (sayusayu_008 りりん)
2023-09-28 22:41:30
こんばんは。

何と拓郎さんが歌う「ホームラン・ブギ 2003」
いや~楽しいです。
ブギがロックになっていますね。
ライブそのものが盛り上がります。
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