おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

もうすぐ桜…でも…!?

2010年03月25日 | Weblog
みなさま、本当にご無沙汰ばかりで申し訳ありません
ここのところ、仕事が終わると雑務に追われ、なかなかゆっくりブログを書く時間がとれなくて~今月に入って、まだ3回目ですね~

ようやく暖かくなって、東京の桜も開花宣言が出たばかりというのに、また寒い昨日は、こちらでは夜、あられも降っていました
これじゃ~芽吹き始めた木々のみなさんも、びっくり!冬眠から目覚めようとした動物たちは、もう一度「起きるのや~めた!」って、土のお布団にもぐりこんでるかもしれませんね

いよいよ、発表会に向けて、準備スタートいや、今までも少しずつはやっていたのですが、なにせ、今回は手の故障があったので、思うように練習できず、あと1ヶ月という段階になって、ようやくピアノに向かえるようになったという有様

来週は、ヴァイオリンの方と初合わせです。
ヴァイオリンのMちゃんは、私と高校からの同級生。

高校2年生のときかな?芸高では、アカンサスコンサートという在学生によるコンサートが定期的に行われていて、そこで、Mちゃんとそれからチェロの方と組んで、ラフマニノフの「悲しみの三重奏」を演奏したのが、一番の思い出~以来、〇〇年…月日の経つのは、あっという間…のようであり、だいぶ昔のようでもあり…こうして、再会して演奏できるというのは、本当に嬉しいかぎり
Mちゃん、現在は芸大オケのメンバーでもあるので、レッスン室も自由に借りられる特権あり、来週は、なんと、ひさ~~~しぶりに、芸大のレッスン室で合わせをします

う~ん……懐かしい……

上野駅に降りるだけで、あれから〇〇年も経っているのに、その時々の思い出がふわぁ~と鮮明に思い起こされて、普通に空気が吸えないような気持ちになってしまいます。動物園や博物館でさえ、あれからなんとなく、あの場所を通るのが怖いような気がして、行ってないのは、そのせいかもしれません。不思議…
大学生活は、いろんな意味でプレッシャーの連続だったのかな。今思うと…
学生生活は、楽しむどころか自分の実技の練習とレッスンと少しの授業で、あの楽しい(遊び場所いっぱいの)上野公園も地面を見つめて往復することの多かったあの日。。。。。でも、卒業する頃には、だんだん視野が開けてきたので、少しずつ周りの世界が見えてきて、一応遊びましたが…

なんて…そんな昔の話はさておき…
最近、わが茨城県の誇る作曲家 池辺晋一郎さんの「ブラームスの音符たち」という本を読んでいるのですが、これが意外にも面白いどのくらい、池辺さんが、ブラームスが好きなのか、それを独り言のように書き綴っているものなのだが、私のように作曲に関してほとんど知識のない人にでもわかりやすい。もし、この名曲が、こんな風に書かれていたら~という駄作が要所要所に書き加えられていて、それを見るといかにブラームスが工夫をこらして作曲したのかがわかる。また、その例として挙げられている失敗作を見るだけでも楽しい。ついでに、1つ1つの項目ごとの文章が短いのも読みやすい。読みながら、それぞれの曲が頭の中をかけめぐる…
お茶を飲みながら、楽しんで読める1冊です。お薦めです

では、またね~