今日はクリスマスイブですね。楽しいイブをお過ごしですか?
今日1日は、昨日の余韻に浸る間もなく、午前は大宮へ車を飛ばし、クリスマスの買い物に走り回り、しかし車は大渋滞で走るどころかノロノロ…ようやく姪っ子にプレゼントを渡して家へ飛ばし…夕方からは近所でご不幸があったのでそのお通夜へ行き…ようやく、先ほど帰ってきた次第です。
さて、昨日はたくさんの方々にいらしていただいた上に素敵な花束まで…どうもありがとうございました。
終わってみれば、各楽器の演奏者も気持ちよく演奏できたようですし、全体的にお客様も楽しんでいただけたようなので少しはほっとしたものの、今回はさまざまな意味での葛藤がありました。
去年のチャリティのように、全てを私が決めて皆さんにお願いするよりも、なるべくたくさんの方々の意見を参考にしてよりよいコンサートを目指そうと努力した結果、それが簡単ではないことを痛切に感じました。やはり、私と他4人の方はつながっていても、4人の中でほとんどの方が去年顔を合わせて知り合ったばかりという間柄なので、なかなか意見をあわせるのは大変。1人の人が賛成だったとしても、他の人は全く反対の意見を持たれることも多く、そのつなぎ目の私としてはどちらの意見を聞いたらよいのかわからない。かといって集まることもできず、メールでは気持ちが通じず……同じ音楽をやっている仲間といっても専門が異なるからいろいろなことで簡単には通じない…
前日まで調律のN氏に相談して、トークを入れたほうが良いかどうかを聞いたり…すると帰ってきた答えは…「いまどき、表現するということは演奏するだけでなくあらゆる手段を使って表現するのは当たり前。自分の全てを出し切って枯渇したら終わりというくらいしないと、さまざまな演奏会を選べる立場のお客様には感動してもらえないよ。それは、感動の法則からいってまちがいない」と。そして、なんとか演奏だけでなく、皆さまに喜んでいただけるように考えたのが前の日。
ついでに、伴奏初あわせが2週間前だったが、意外にバロックを甘く見ていた私は、テンポのわりに音符が多いのにびっくりし、2週間前は伴奏にかかりっきり…自分のソロはというと、1週間前からようやく再開…でも、それが甘かった。今までどんなときもひどい失敗をしたことはなかったし、リハでどんなにひどくなっても本番は大丈夫、と変な過信が招いた不運。。。
でも、そんなこんながあっても、結局は自分次第だと思います…コンサートの種類によって曲は選ぶことは大切なのに、今回はチャレンジ精神を発揮したが、ものの見事に大失敗!
今日1日は、そんな自分を反省しながら、ラジオから流れるクリスマスソングで、クールダウンした。今日のお通夜の席で、お坊さんがこんなお話をされた。
「人間の肉体は、生を受けてから死ぬ瞬間まで、仮の肉体を与えられる。先祖の教えや伝統を受け継ぎ、そしてまた後世に受け継ぐ…その繰り返しだから、死んだとしても悲しむことはない。ただ、肉体が返されるだけ…」
私の場合は、音楽だろうか…その私の肉体が天に返される日までに、あと何人の人にその素晴らしさを伝えることができるのか…としたら、1つの演奏会の成功、失敗で嘆くよりも、その音を聴いて何かを感じていただける、それだけでも感謝しなくては…と。
いつか、私の肉体が滅びたとしても、それまでにまだ数限りなくいろいろな失敗を行ったとしても、1人でも多くの音楽を愛する方がまた次の世代へと伝えていけたら…素敵なことなのかもしれない。
しかし…そうは言っても「後悔、先に立たず…」
また、来年、出直します~! どうぞ、よろしく!
今日1日は、昨日の余韻に浸る間もなく、午前は大宮へ車を飛ばし、クリスマスの買い物に走り回り、しかし車は大渋滞で走るどころかノロノロ…ようやく姪っ子にプレゼントを渡して家へ飛ばし…夕方からは近所でご不幸があったのでそのお通夜へ行き…ようやく、先ほど帰ってきた次第です。
さて、昨日はたくさんの方々にいらしていただいた上に素敵な花束まで…どうもありがとうございました。
終わってみれば、各楽器の演奏者も気持ちよく演奏できたようですし、全体的にお客様も楽しんでいただけたようなので少しはほっとしたものの、今回はさまざまな意味での葛藤がありました。
去年のチャリティのように、全てを私が決めて皆さんにお願いするよりも、なるべくたくさんの方々の意見を参考にしてよりよいコンサートを目指そうと努力した結果、それが簡単ではないことを痛切に感じました。やはり、私と他4人の方はつながっていても、4人の中でほとんどの方が去年顔を合わせて知り合ったばかりという間柄なので、なかなか意見をあわせるのは大変。1人の人が賛成だったとしても、他の人は全く反対の意見を持たれることも多く、そのつなぎ目の私としてはどちらの意見を聞いたらよいのかわからない。かといって集まることもできず、メールでは気持ちが通じず……同じ音楽をやっている仲間といっても専門が異なるからいろいろなことで簡単には通じない…
前日まで調律のN氏に相談して、トークを入れたほうが良いかどうかを聞いたり…すると帰ってきた答えは…「いまどき、表現するということは演奏するだけでなくあらゆる手段を使って表現するのは当たり前。自分の全てを出し切って枯渇したら終わりというくらいしないと、さまざまな演奏会を選べる立場のお客様には感動してもらえないよ。それは、感動の法則からいってまちがいない」と。そして、なんとか演奏だけでなく、皆さまに喜んでいただけるように考えたのが前の日。
ついでに、伴奏初あわせが2週間前だったが、意外にバロックを甘く見ていた私は、テンポのわりに音符が多いのにびっくりし、2週間前は伴奏にかかりっきり…自分のソロはというと、1週間前からようやく再開…でも、それが甘かった。今までどんなときもひどい失敗をしたことはなかったし、リハでどんなにひどくなっても本番は大丈夫、と変な過信が招いた不運。。。
でも、そんなこんながあっても、結局は自分次第だと思います…コンサートの種類によって曲は選ぶことは大切なのに、今回はチャレンジ精神を発揮したが、ものの見事に大失敗!
今日1日は、そんな自分を反省しながら、ラジオから流れるクリスマスソングで、クールダウンした。今日のお通夜の席で、お坊さんがこんなお話をされた。
「人間の肉体は、生を受けてから死ぬ瞬間まで、仮の肉体を与えられる。先祖の教えや伝統を受け継ぎ、そしてまた後世に受け継ぐ…その繰り返しだから、死んだとしても悲しむことはない。ただ、肉体が返されるだけ…」
私の場合は、音楽だろうか…その私の肉体が天に返される日までに、あと何人の人にその素晴らしさを伝えることができるのか…としたら、1つの演奏会の成功、失敗で嘆くよりも、その音を聴いて何かを感じていただける、それだけでも感謝しなくては…と。
いつか、私の肉体が滅びたとしても、それまでにまだ数限りなくいろいろな失敗を行ったとしても、1人でも多くの音楽を愛する方がまた次の世代へと伝えていけたら…素敵なことなのかもしれない。
しかし…そうは言っても「後悔、先に立たず…」
また、来年、出直します~! どうぞ、よろしく!