関東に住む幼馴染が帰省。
昨年は二日にわたり、竹田城・立雲峡・桂の滝・シワガラの滝巡り。
今年もどこか山に登ろう!と言うことで近場ではありますが、以前から登ってみたかった蘓武岳へ。
蘓武岳は、豊岡出身登山家の植村直己や加藤文太郎が愛した山としても有名なようです。
登山口へ行く途中、神鍋観光協会へよって地図をもらったのね。
その時に「念の為、すぐその駐在所に登山届出してください。」って言われて
ちゃんと寄ってお巡りさんに届けだして、携帯電話番号も書いておいた。
今回は神鍋・万場口より 蘓武岳と大杉山コース
ハイキング気分はここまで。この先は物凄い、ものすごい急斜面の連続で・・・
この斜面はどこまで続く~って叫びたいくらいの急斜面を登り切った・・・
その先は中継地点の大杉山。その名の通り立派な大杉が
やっと頂上。
いや、参った・・・本当に疲れた・・・ここまで約2時間。
とりあえずご飯を食べよう!ってことで。
今回は彼女が山ご飯を準備してくれました。
私は水・お茶・おにぎり担当。
えーっと名前を忘れた。韓国の鍋料理。
山で温かな鍋料理。締めにラーメンまで入れてくれてとっても美味しかった。
ご馳走様でした。誰かに作ってもらう料理ってなんて有難いの
食後は珈琲で一服☕
休憩したら元気が出てきた。
この先約1時間30分で蘓武岳頂上。次回へ見送っても良かったんだけど、
またあの急こう配を登らなければならないと思うと・・・
「行こう!ここまで来たらこの先行こう!目指せ蘓武岳!」
大杉山の途中から蘓武岳までは「ブナ林」急こう配登り中はとっても余裕がなかったけど、
この辺りは景色を楽しむ余裕もあり、ブナ林の緑を楽しみながら山頂を目指す!
「そうすぐかな?」なんて言いながら山を歩いているとなんとすぐそばに林道が👀
いや、うそでしょ!ここまで3時間は登ってる。なんだこれ?
村岡方面から車で登ってこれる様子。このP からなら山頂まで30分はかからないと思う・・・
ちょっと気分を損なったけど、無事に山頂につくと大パノラマ。
天気も良くて最高の景色を眺めることができました
帰りは巨樹の谷コースで。
このルートも登りに負けずに物凄い斜面。こけないように下るのが大変でした。
見どころも見てちょっと暗くなって来た頃にお巡りさんから電話が(山頂でも電波はばっちり届いてた)
「もうすぐ分岐点のところまで戻ってきています。帰りに寄ります。」って電話を切ってからが
危なかった。なんと道に迷った。
ほんのさっきまで道しるべのピンクテープがあったのに見当たらない。
見失った?戻る?えーわかんない・・・なんだか薄暗くなってきたし、
お巡りさんに電話する?ってところで前方に道路らしきものが見えた!
「あー、やっぱり道だ!」草をかき分け道まで出た!
よかった。助かった。これで帰れる。
神鍋だからってちょっと油断してた。かなり怖かった。
油断大敵。どんな山でも気を引き締めて行かなければ!勉強になりました。
帰りはブルーリッチホテルの温泉に入って我が家へ。
夫はこの日から出張だったので、友達に泊まりに来てもらった。
すぐに食べられるように食事は準備していたのでビール・ワイン・日本酒と
酒豪の彼女の為にお酒を準備(笑)
たわいもない話から仕事・人生・家族と大いに語り合う。
こんな友達がいてくれてほんと嬉しい!
翌日は茶道稽古日だったので早朝解散が申し訳なかった。ごめんね。
また次の帰省は阿瀬溪谷から蘓武岳を目指そう!と計画も決まった。
その日を楽しみにしています