10月29日はご指導いただく師匠先生主催のお茶会
晴れの席に準備からそばでお手伝いさせて頂き、無事に当日を迎えることが出来ました。
水屋をお手伝い頂く皆様のお人柄、お仕事ぶりには
ただただ感心するばかりで、準備から当日までまさにすべてが勉強。
古巣の青年部も添え釜でご協力頂き、部長はじめ役員一同様、部員一同様には
大変お世話になりました。
私たち社中もお点前からお運びとフル回転。
自分の点前の時は緊張でほぼ記憶なし。間違えずにお点前できてたかな?
最後の最後に、香煎席・青年部席・本席と私たちも回らせて頂きました。
本席では先生が金屏風の前でご挨拶される姿を拝見して心から喜び溢れる時間でありました。
来週からはまた一からお稽古。「日々是精進」
裏千家HPより
稽古とは一から二、三、四と順を追って十まで進み、その次には再び初めの一に戻って
又改めて二、三、四、五と順に進むのである。
初めて一を習う時と十から元の位置に戻って、再び一を習う時とその習う人のこころは
まったく変わっている物である。たとえば初めて帛紗捌きを習った時は、
先生から右の手をどこまで上げよとか どの指を何本出せとかいちいち細かいことを教えてもらうが、
そんな枝葉のことを覚えることですぎてしまう。そんなことでどんどん進んで十まで稽古を重ねて、
再び帛紗捌きの一に戻ると帛紗捌きの本当のりくつが解る。
こうしたことをくり返しているうちに茶道の真意も理解できる。
中まで習ったから、これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまうのである。