鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報けばりや中山

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・鮎毛バリ巻部門

泥流をさないと、千里浜がなくなる。

2010-07-02 14:48:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
 
2010年7月13日(火)雨
手取川
 雨なのに全く増水しない
 雨が降った時、手取川ダムが完成前の前の
 5分の1しか水を流していない。
 ダムに泥を溜めている。

 雨が降ったら、上水も底の泥も流してしまわないと、
 雨降り後は、泥水から水道水を作ることになる。

 泥水を飲み水にするには、たっぷりの有害化学薬品を
 混ぜる必要がある。
 沈殿した泥は、産業廃棄物として
 産廃業者に引き取られる。

 水道水は、産業廃棄物の上澄み液。
 浄水施設は、東京ドーム数十個分はあるかもしれない。

 ダムに貯水されたたった1%の水が
 県の水道水として使われる。
 水道水は、石川県民の3分の2、
 つまり70万人が飲む水道水となる。


 手取川ダムの目的は、土石流を止めること。
 昭和9年の洪水は、一の瀬に流れ込んだ土石流
 この再現を稀有して手取川ダムが作られた。


 土石流が発生しないかを、24時間体制で監視しいる。
 発生したら満杯の手取川ダムに流れ込む。
 いつも満杯の手取川ダムに土石流が流れ込んだら
 どうなるか。

 ライブカメラで見た手取川ダムはいつも満水。

 泥を流さなくなってから千里浜が痩せてしまった。
 何の因果もない。

 千里浜は、唯一、波打ち際を自動車で走れる砂浜。
 テレビコマーシャルに使われる。

 砂の粒子がきめ細かい。

 普通の砂でない。
 白い砂。

 白山の火山灰の粉かもしれない。
 泥流さないと、千里浜なくなる。

 千里浜の泥と手取川ダムの砂を
 分析した勇気のある研究者いない。

 地元の人が研究会立ち上げないと観光資源なくなる。

 「昔、千里浜がありました。
  自動車で砂浜をれたそうです」

 可能性のある所から調べていかないと。
 因果関係ないかもしれない。
 あるかもしれない。

 ダムの放水スイッチ操作1つで自然は戻るかもしれない。
 やってみないと机上では、絶対に分からない。

 だから、大学・大学院や研究機関がある。
 「実験」した「結果」に、あとで「理屈」を付ける。
 「理屈」は、「実験結果」に敵わない。

 理屈だけで反論して何の因果もないというのは、
 千里浜に行ったことのない人。

 地方の常識は、砂浜を自動車で走れる。
 出向で来ている一見さんの役人は信じない。

 砂浜を自動車で走れる理屈を説明などできるはずがない。

 他に例がない。

 しかし、事実として、自動車、観光バスが8kmの

 砂浜を走れる。

 事実は事実だ。

 能登の観光資源まで影響している。

 手取川ダムと千里浜の因果関係がないとは
 科学的に証明できない。

 それならば、

 千里浜を自動車で走れることを
 科学的に証明してください。

 絶対に証明などできません。

 手取川のダムの底の砂と泥を雨の度毎に
 手取川本流に流してください。

 理屈で説明できないことの方が、
 遥かにたくさんあります。

 ダムの放流スイッチを押すか押さないかだけの問題です。

 費用は発生しません。


 唯一、手取川河口の美川漁港の入り口が
 土砂で埋まります。

 手取川の左岸か右岸にそれ相当の防波堤を作ると
 河口に堆積する砂を防止できます。

 海流は、福井方面から能登に向かって流れています。

 海に張りだした堤防の造り方は、土木業者よりも、

 外国航路を航行した経験者がとてもよくご存知です。

 堤防内を土砂で埋めるも、水で満たすも
 堤防の設計次第です。



手取川水系の流域及び河川の概要(PDF) 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

↓「手取川ダム
   農業用水利用 10%
   水道水利用   1%
   発電用水   89%」 石川県資料より↓
《手取川農業用水利用 ~ 》の記事 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

「第1回 手取川懇談会」出席者名簿 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

「第2回 手取川懇談会」の懇談結果 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

聞書き(懇談会出席者より)
 呼ばれた懇談会参加者も困惑しとった。
 専門でないのに、分かる訳がない。
 現在の問題点を何も知らせてもらえない。
 漁協、釣り人、周辺商店、現場の研究者は
 どこにもいない。
 意味が分からん。
聞書き終わり
 

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雨降り。ダムの表層の泥水を下流に流します。

2010-07-02 10:23:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
 
雨降り。ダムの表層の泥水を下流に流します。

手取川

○ダムの放水方法(ソフト面)が
 変わりました。

雨が降ったら、

ダムの表層の泥水を下流に流します。

下流の雨の日の濁りは濃くなりました。

雨後の濁りは、ダムができる前のように
1日か2日ですき水になりました。



手取川、去年までは、1週間から1ヶ月以上続いた
雨後の濁りのことを考えれば雲泥の差です。

以前は、ダムの底泥しか流していなかった。

○今年は、川の澄みが1日で取れることもあります。

********************

考察

自然の湖と人口のダムはどこが違うのでしょうか。


○自然の湖は、水が上層から流れます。

湖から流れる川は清流が多いです。

下流に流れる水は、酸素も植物プランクトンも
栄養もあります。

海まで流れて、海を豊かにします。

手取川では、
雨が降っても手取川ダム完成前の5分の1の水量しか
水が流れていません。

ダムに残りの5分の4の泥が手取川ダムの底に
溜まります。

雨が降る時に、危険がない程度の水量を流すことで、
岩盤がむき出しになった河原に石が戻ります。

河川管理者は、ダム完成前の水量を
写真と文献でしか知りません。

知る術もありません。



○人工のダムの水は、ダムの底から水が排出されます。

ダムに流れ込んた里山の栄養が、腐って沈殿します。

ダムの底で沈殿した堆積するはずの水と
酸素が欠乏した水と腐った沈殿物を下流に流します。

海にも、腐った水や泥が流れます。



平水時でも、ダム表層の水を流してくださると
山、里山のミネラルが海に流れます。

海が豊かになれば、海に川に魚が戻ってきます。


○ダムの水が水道水として使われるのは
 貯水量の1%です。(県資料より)

手取川水系の流域及び河川の概要(PDF) 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

関連記事
《手取川農業用水利用 ~ 》の記事 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

*************************
参照下記
「アユを育てる川仕事」
筑地書館
古川彰+高橋勇夫「編」
2010年6月1日刊
6.7ページ
○漁協とダム管理者の問題が、
 地域住民の健康を害しています。


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