↓実物はカラーです。
ホームページ
金沢市立中村記念美術館ホームページ
入館料・交通アクセス
中村記念美術館 ご利用案内
近代金沢を代表する日本画家で繊細優雅な美人画の名手
として著名な紺谷光俊(1890~1945)が
明治23年9月21日に金沢で生まれてから
120周年を迎えました。
光俊は、金沢で高村右暁に絵を学び、早くも10代後半に
地元の展覧会で受賞を重ね、頭角を現します。
大正初期から数年、京都で丸山派の山元春挙に師事し、
京都では第9回の文展など全国展にも
入選を果たしました。
大正7年頃、金沢に帰り、金城画壇において役員、
審査員として活躍し後進の指導にもあたりましたが、
昭和20年9月12日に肺炎のため
惜しくも54歳で死去しました。
光俊の作品は、遺された数量が他の画家に比べても
抜群に多く、生前の人気の高さが想像できます。
また、人物・動物・花鳥・山水から仏画まで、
幅広い領域に名作が遺されていますが、人物、
特に美人画が多く、その繊細優雅な画風が今日でも
多くの愛好家から慕われています。
3期では、屏風、額装画、巻物、色紙など
53点を展示します。
このうち34点は初公開の作品です。
また、総延長50mの大作「竹取物語絵巻・全5巻」
(中村記念美術館蔵)も全館同時(但しスペースの
都合により公開は34m)に展示します。
あわせて、光俊の長女禎子氏のご協力により、
落款、写真、スケッチなどの遺品も公開しています。
主 な 展 示 品
3期 11月27日(土)~12月23日(木)
屏 風 「美人遊楽図」(個人蔵)、
「唐子図」(個人蔵)など7点
額装画 「葡萄狩」(個人蔵)、
「野外遊楽図」(個人蔵)など7点
巻 物 「竹取物語絵巻」(中村記念美術館)
全5巻
掛 軸 「初春」(個人蔵)、
「花がたみ」(個人蔵)、
「新涼」(個人蔵)など18点
画 帖 「雨月物語」(中村記念美術館)1点
色紙・短冊 「十二ヶ月美人画色紙」(個人蔵)など
15枚
合計53点
*************************
考察
金沢で好まれた日本画家 紺谷光俊展
金沢で人気があった日本画家です。
個人所蔵の絵が殆んどです。
今しか見られません。
全国的に活躍していないです。
兼六園、21世紀美術館より徒歩5分
お越しの際はお立ち寄り下さい。
入場料300円です。
見ておいて損はないです。