サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

「それでもボクはやってない」はメンツにかけて認めない

2008年03月08日 13時45分26秒 | 時事ネタ
同房女性への犯行告白「信用性なし」…殺人・放火で無罪判決(読売新聞) - goo ニュース

先週の土曜日、テレビで「それでもボクはやってない」って映画をやってたね。
最後まで見ちゃったよ。つーか、見せられたよ。

冤罪事件、怖いねー。
何の罪も無い善良な一般市民が突然犯罪者にされてしまう。
「やってないんだから、警察で話せば分かってくれる」
なんてことは妄想だってことが良く分かる映画だったぜ。

警察は一旦逮捕した容疑者は意地でも犯人にしなければならない。
なぜ?
無罪放免やと警察のメンツが丸つぶれだから。
地検も同じや。

と、思ったらこの映画同様な事件の判決が出た。
映画では有罪となったがこっちは無罪。
いちおう裁判で無罪となったから、被告の言い分が正しかってたことを前提に書く。

まず最初の逮捕容疑でもあり、有罪にもなった窃盗について。
死んだ兄の口座から勝手に現金を引き出したからですと。
これは介護をしていた兄から「何かあったときは頼む」と、生前から印鑑と通帳を預かっていたものらしいのだが、それでも勝手に預金を引き出せば法的には窃盗になるらしい。

でもこんなことって日本国中どこでも日常茶飯事やろ?
死んだ家族の預金、フツーは残った身内が引き出さないか??
「でも兄が死んだ翌日に即引き出すのは不自然だ!」
いや、早く引き出さないと口座凍結されますやん。
それに葬儀費用とかのまとまったお金も必要なんやし、むしろすぐに引き出す方が普通の行為に思えるけどな。
こんなもんでいちいち逮捕されてたら、日本人は皆犯罪者や。当然警察官にも該当者があるはずや。
苦し紛れの別件逮捕ってヤツちゃうの?

で、8ヶ月も拘留した後に、今回無罪となった「放火殺人」で逮捕。
この間、記事にもあるようにスパイの真似事みたいなことしたり、記事には無いが取調べ中に土下座とかさせられたらしいやん。
これ以外にも恐らく表沙汰にはならない、取調べの範疇を逸した行為があったことは想像に難くない。

映画の話だけや無いんやな。
これで確信。
警察は弱い市民の味方ではない。
犯人の目星がつかないときは、メンツにかけても犯人を作り上げる!


最後に、志布志事件を「冤罪と呼ぶべきではない」と言ったアルカイダのお友達の某法務大臣にお伺いしたいのですが、今回の事件も冤罪と呼ぶべきではないのでしょうか?

◆◇◆ランキング参加中です◆◇◆
ブログランキング・にほんブログ村へ←サラリーマンブログに参加中。
人気ブログランキング【ブログの殿堂】←日記・エッセイ(独身男性)ブログに参加中。
人気blogランキングへ←日記・雑談(会社員・OL)ブログに参加中。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする