サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

冤罪は無くさなアカン!でも…

2010年01月23日 11時55分22秒 | 時事ネタ
元検事、謝罪応ぜず 足利事件第5回再審公判 菅家さん質問「無実の罪で…」(産経新聞) - goo ニュース

これは非常に難しい問題です。
今回の法廷でのやり取りを読みました。
弁護士が苛立ちながら元検事に証言を迫った気持ちも分かります。
17年半もの間、無実の罪で人が一人捕まっていたんですよ。
そうさせた張本人とも言える人物が「覚えていない」の連発ではね…。
もし自分が菅家さんの立場だったらと考えたら、そりゃ腹も立ちます。

菅家さんは本当にお気の毒だと思う。
同情もします。

ただ、ここで元検事が「すいませんでした」と言わなかったのは、検察の取り調べを全部否定することになっちゃうことを恐れたんじゃないのかな?
こうして法廷で吊るし上げのようなことを今後されるのなら、検察官が逃げ腰になってしまって、取り調べも甘くなるかも知れへんやん。
そうしたら、本当に悪いヤツらの刑が軽くなるかもしれない。

元検事だって人間だ。
血も涙もある。
本当は菅家さんと同じくらい苦しい思いをしてたのかも知れないね。
本当は「悪かった。間違ってました。」と言いたかったのかも知れないね。
それを言えない立場、そして辛さ。
それも分かる気がする。

今回の事件で一番悪いヤツは言うまでも無く真犯人。
無実の罪で17年半もの長き時間を棒に振った人が居るのに、自分は平穏に暮らしているなんて、考えただけでも腹立たしいね。
いや、もう死んでるかも知れへんけど…。

冤罪は絶対に無くさねばならない。
でも、検察にはどんな事件も徹底的に調べてもらいたい。
「もし、冤罪だったら…」なんて考えたら取り調べなんてできやしない。

だから頑張れよ!検察!
たとえ相手が某党のO沢氏だろうと容赦すんじゃねーぞ。
(あくまでも「例えば」ですからね…)

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コメント (4)
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