サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

裏金問題を無くすには選挙で落選という罰を与えるしかない

2023年12月10日 11時12分38秒 | 時事ネタ

安倍派3人に5千万円超〜4千万円超 最大規模の裏金か パー券収入

裏金疑惑、安倍派数十人規模か…西村・塩谷・萩生田氏は継続的に還流受けていた疑い

 

もう連日この報道ばっかり。

自民党の裏金問題。

 

ほぼ毎日聞いてるけど、結局どういう問題?

でももうええ歳やし会社とかでは恥ずかしくって周りに聞きにくいって思ってるそこのあーた!

オレが超簡単に説明してあげよう

 

パーティー券って聞いたことあるやろ?

もちろん政治の世界でのパーティー券やからいわゆる「政治資金パーティー」のことやな。

政治家は寄付や献金を受ける場合、年間5万円(厳密には50,001円以上)を超える寄付や献金を受けたら献金者の氏名、住所、職業を聞いて、政治資金収支報告書に掲載しなければならんと法律で決まっておるのよ。

そして企業や団体からはもらっちゃイカンと。

えー超めんどくせーやん。

まさにその通り。

なので政治家は代わりに「政治資金パーティー」っつーのを開いて企業や団体からお金を集めるワケ。

献金の場合は5万円以上やけど、パーティーの場合は治資金収支報告書に20万円以上でいいし、企業や個人、外国人でもパーティー券を買えるから幅広くお金を集められるメリットがある

 

でもそれは法律で認められてるんでしょ?

何でここまで大きな問題になってるの?

そう。

今回の問題はそこなのよ。

政治資金パーティーを開催するにあたり、所属議員にパーティー券の販売ノルマを与えるワケ。

ノルマ分は売れたら売上金として政治資金収支報告書に記載する。

これはさっき言った。

問題はここから。

ノルマ以上に売れたら?

ノルマ以上に売れた分は、20万円未満は収支報告書に記載しなくていいと言うルールを逆手にとってこっそり議員にキックバック。

政治資金収支報告書に記載しないもんだからそのお金は「表向きは無かったもの」だから自由に使えるわけよ。

要は「裏金」として使い放題になるワケ。

 

ええよね、政治家は。

便利に使える財布がいっぱいあって。

 

方やオレら庶民はどうや?

サラリーマンなら収入なんて誤魔化しようが1ミリも無いからキッチリ給与から税金を天引きされている。

自営業者はどうや?

今年の10月にはインボイス制度がスタートし、来年1月からは電子帳簿保存法が宥恕期間が終了して本格始動する。

この2つの制度は「消費税誤魔化すのは許さないぞ!契約書や請求書を電子化して売り上げ誤魔化そうとしたら許さないぞ!」ってやつや。

要は庶民からかとにかく搾取。

世の中の物価上昇に賃上げが追いついていない中で、そんなの関係ねー!の素晴らしい精神で税金の取りっぱぐれが無いような制度を着実に作って実行する。

 

政治家のお金の管理がザルで、庶民のお金は厳しく監視する。

もうここで怒らんかったらどこで怒るねん!?って話ですわな。

そりゃ実質法律を認めるかどうかは自分らが決めるんや。

自分たちに都合の良い形に法律を整備するのは当たり前の話やって話。

 

そういうことか!

腹立つ!!

…と理解したそこのあーた!

次の選挙には絶対に行こうな。

「増税メガネ!」なんて悪口を何百回言おうが心情的にはきっしーも腹立ってるかも知れないけれど、裏金造り防止には何の役にも立たない。

そんなことをさせないのはオレら庶民が選挙に行って、積極的に政治資金パーティに協力するような企業の組織票を上回る数の庶民の票を持ってして、腹立つ議員を落とすしかないのよ。

「政治なんて誰がやっても同じ」なんて言ってると、組織票だけで当選確実なクソ議員がいつまでも特権階級に居座って、庶民が血のにじむような努力で収めた税金を湯水のごとく使って、さらにそれだけでは物足りず今回の裏金造りにせっせと精を出すんですよ。

 

つーわけで。

久々に真面目なネタを書いたけど、仕組みを変えるには議員を変えるしかない。

議員を変えるには一般人が一人でも多く選挙に行って、ぬるま湯につかっていい気分になってる議員を落とすしか無いんですよ。

コメント (2)
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