サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

第2回ジームニー・プラーズニク 第一部 報告

2014年12月21日 | ジームニープラーズニク
12月14日(日)午後1時半から 愛知民主会館2階ホールで第3回ジームニー・プラーズニクが
開催されました。

準備は12時前から始まりました。まず会場作り。



お菓子を並べるコーナーを用意して


1時過ぎ、オープニングを飾るかわいい子供たちのダンスのリハーサルです。


1時半になりました。いよいよプラーズニクの始まりです!
名東区にある矢島ヴェーラ先生のダンススクールの子供たちが元気に踊ります。
まず「リャグシャータ」(かわいいカエル)です。ユーモラスな動き。ロシア語のセリフもあります。


2曲目は「ヤー・ニェ・ハチュー」(私は嫌っ!)って なにが嫌かと言いますと「愛のない結婚」!
この子たちは皇帝の娘、王女様なのです。「皇帝が決める政略結婚は嫌、愛する人のところにお嫁に
行きたい」という歌に合わせて踊ります。

最初は「皇帝の娘は父の言うことを聞くものなの、さからうことは許されないの、、」と
おとなしく、寂しいメロディーで始まりますが、、
後半はテンポが速くなり、「愛のない結婚なんか絶対嫌っ!好きな人のところにお嫁に行くのっ!」
と激しく踊ります。


恒例のロシア語人形劇です。今年は「スネグーロチカ」(雪娘)です。
なかよしのおじいさんとおばあさん、二人の悩みは子供がいないことでした。
ある雪の日、二人はかわいい女の子の形の雪だるまを作りました。


するとあら不思議!この雪の中から 生きた人間の女の子が出てきたのです。
この子はどんどん成長して美しい娘になりました。


春になって雪が溶けだすと スネグーロチカは元気がなくなってきました。
心配するおじいさんとおばあさん、、

ある日のこと、スネグーロチカの友達が 「森に遊びに行こう」と誘いにきました。
あんまり行きたそうではなかったスネグーロチカ、、

森の中で 遊んでいるうちに みんなはたき火をたいて そこを飛び越えて遊ぶ
ことになりました。たき火のそばに行きたがらないスネグーロチカ、でも
みんなに「ほら、たき火を飛んでごらん!!」とあんまり言われるものですから
とうとう飛び越えてしまいました。すると彼女は白い雲になって空へ行って
しまったのでした。



いつものように お人形や舞台を作ってくださったのは アリビーナ・ブレンコーワ先生です。また人形を
操ったり、セリフをしゃべったりされたのはブレンコーワ先生、山崎タチアナ先生と伊藤エレーナさん、中島
ナジェージダさんでした。

合唱団ミールの合唱は おなじみのロシアの歌「一週間」や「うぐいす」をアコーディオンの伴奏で。

この後はティータイムになりました。紅茶と会員手作りのいろいろなお茶菓子を楽しみながら
お話が弾みます。瓶に入った赤いものは紅玉のジャムです。





これはレモン入りのアイシングをかけたケーキ「ウィークエンド」です。


こちらは ロシアのお菓子「カリツォー」(輪という意味)です。田口さんが40個も作って来て
くださいました。あっさりした甘味とアーモンドがおいしいお菓子です。

レシピはこちらです。