節分の日は、お世話になっている造園家さんにくっついて、
「武相荘」というところと
「金沢文庫」というところにある「称名寺」に行って来ました。
久しぶりの小旅行。
部屋にこもりっぱなしの 内向き仕事が続いていたので、
リフレッシュ。
*
「武相荘」というのは
白州次郎と正子の旧自邸です。
町田のあたりにあります。
白州次郎は、
「マッカーサーを叱った男」
イケメンです。
昨年くらいにドラマ化したので、有名になったようです。
*
簡単に言ってしまうと、
ものすごく良いところでした!
想像してたよりも、ずっと。
なによりも、想像していたよりも ずっと深かったのが
雑木林です。
小高い丘のようになっていて
高く高く伸びていて
この写真の10倍は スケールがでかいことになっています。
これがとにかく、良かった!
林の奥にあるウッディな家も、これは武相荘ではありませんが、至極良い雰囲気でした。
森の中に住んでる感じが、うらやましい。
*
室内は残念ながら撮影禁止。
迷路のように小部屋がくっ付き合っている 古い農家家屋を改装したもので、
囲炉裏の間があって、
当時から床暖房完備の 白タイル張りの洋間(土間?)があり、
そこかしこ、随所に置かれた逸品の家具たち。
素敵な雰囲気。
特に囲炉裏。住みたいと思った。
そこにある調度品の数々は 逐一、
趣味人の粋なものたちばかり。
自分たちで手を加えていったという家の設えの すみずみに至るまで
趣味人の“心”が込められているので、
いちいち凄くて、
なんとも大変でした。
これは、問答無用で お勧めスポットです。
※武相荘のHP>>http://www.buaiso.com/
「武相荘で無愛想」
という ありがちなテーマで セルフ記念写真を撮ろうと思っていた
はずだったんですが
楽しくなりすぎて 無愛想になれませんでした。
というか、忘れていました。
森っぽいところは、やはり、テンションが上がります。
元々子供部屋だったという茶房にて お抹茶も頂きました。
黒楽の茶碗。
*
次に行ったのが
「金沢文庫」というところにある「称名寺」というお寺。
鎌倉時代の、真言律宗のお寺です。
北条なんとか時さんのお墓があったりしますが、
ここの見どころは 浄土式庭園です。
(上の写真参照)
浄土式庭園風の池に架かる、赤いベンガラの太鼓橋+平らな橋。
「作庭記」という、平安時代に編まれた造園家必修のマニュアル本みたいなのがあるのですが、
それを勉強していくと、ぐっと面白みがわかるという、
浄土式庭園。
むしろ、それを勉強してないと、「ただ池があるだけ」に見えて
面白みがほとんどわからないという、
浄土式庭園。
「なにこの石」
とかね。
「ここが見るポイントなんだよ」と教えて頂きながら
「へえ」「ほお」と。
私も目下、改めてちゃんと勉強やり直している最中です。
*
池面(イケメン)、キラキラ。
*
傾(かし)いでしまったイチョウ。
*
隅っこの方に
中世の隧道(ずいどう)=トンネル発見。
山肌を自力で刳り貫いたトンネル。必死さが伝わる。
こういうの、惹かれます。
残念ながら立ち入り禁止。
隧道の傍らには
登り道。
こういう、山に誘う道も、とても惹かれます。
岩肌に、樹の根があらわになっている。
こういう道が現れたら、だいたい、行ってしまいます。
*
境内のわきに
謎の広い空間。
たぶん池を掘って出た土を盛ったところであり
たぶんまた別の池庭があったとおぼしきところ。
「金沢文庫」って
羽田空港に行く時に乗る(というか、その時にしか乗らない)京急の、
羽田と逆方向に現れる駅名で、
金沢でもないのに 金沢って?
と
なにやら 気になってはいたのですが、
正体不明のままだったところ。
ついに行くことができました。
*
そんな感じで とっぷり観光気分になりまして
参道そばの「文庫(ふみくら)」というお蕎麦屋さんで
へぎそば(野菜天)を頂くという贅沢をかまし
真っ昼間から「越の寒梅」という美酒を頂くという贅沢もかまし
「正月みたいな節分ですね~*」なんて
久しぶりに「ぶらり旅気分」
ぜいたくのんびり、リフレッシュさせて頂きました。
*
「武相荘」というところと
「金沢文庫」というところにある「称名寺」に行って来ました。
久しぶりの小旅行。
部屋にこもりっぱなしの 内向き仕事が続いていたので、
リフレッシュ。
*
「武相荘」というのは
白州次郎と正子の旧自邸です。
町田のあたりにあります。
白州次郎は、
「マッカーサーを叱った男」
イケメンです。
昨年くらいにドラマ化したので、有名になったようです。
*
簡単に言ってしまうと、
ものすごく良いところでした!
想像してたよりも、ずっと。
なによりも、想像していたよりも ずっと深かったのが
雑木林です。
小高い丘のようになっていて
高く高く伸びていて
この写真の10倍は スケールがでかいことになっています。
これがとにかく、良かった!
林の奥にあるウッディな家も、これは武相荘ではありませんが、至極良い雰囲気でした。
森の中に住んでる感じが、うらやましい。
*
室内は残念ながら撮影禁止。
迷路のように小部屋がくっ付き合っている 古い農家家屋を改装したもので、
囲炉裏の間があって、
当時から床暖房完備の 白タイル張りの洋間(土間?)があり、
そこかしこ、随所に置かれた逸品の家具たち。
素敵な雰囲気。
特に囲炉裏。住みたいと思った。
そこにある調度品の数々は 逐一、
趣味人の粋なものたちばかり。
自分たちで手を加えていったという家の設えの すみずみに至るまで
趣味人の“心”が込められているので、
いちいち凄くて、
なんとも大変でした。
これは、問答無用で お勧めスポットです。
※武相荘のHP>>http://www.buaiso.com/
「武相荘で無愛想」
という ありがちなテーマで セルフ記念写真を撮ろうと思っていた
はずだったんですが
楽しくなりすぎて 無愛想になれませんでした。
というか、忘れていました。
森っぽいところは、やはり、テンションが上がります。
元々子供部屋だったという茶房にて お抹茶も頂きました。
黒楽の茶碗。
*
次に行ったのが
「金沢文庫」というところにある「称名寺」というお寺。
鎌倉時代の、真言律宗のお寺です。
北条なんとか時さんのお墓があったりしますが、
ここの見どころは 浄土式庭園です。
(上の写真参照)
浄土式庭園風の池に架かる、赤いベンガラの太鼓橋+平らな橋。
「作庭記」という、平安時代に編まれた造園家必修のマニュアル本みたいなのがあるのですが、
それを勉強していくと、ぐっと面白みがわかるという、
浄土式庭園。
むしろ、それを勉強してないと、「ただ池があるだけ」に見えて
面白みがほとんどわからないという、
浄土式庭園。
「なにこの石」
とかね。
「ここが見るポイントなんだよ」と教えて頂きながら
「へえ」「ほお」と。
私も目下、改めてちゃんと勉強やり直している最中です。
*
池面(イケメン)、キラキラ。
*
傾(かし)いでしまったイチョウ。
*
隅っこの方に
中世の隧道(ずいどう)=トンネル発見。
山肌を自力で刳り貫いたトンネル。必死さが伝わる。
こういうの、惹かれます。
残念ながら立ち入り禁止。
隧道の傍らには
登り道。
こういう、山に誘う道も、とても惹かれます。
岩肌に、樹の根があらわになっている。
こういう道が現れたら、だいたい、行ってしまいます。
*
境内のわきに
謎の広い空間。
たぶん池を掘って出た土を盛ったところであり
たぶんまた別の池庭があったとおぼしきところ。
「金沢文庫」って
羽田空港に行く時に乗る(というか、その時にしか乗らない)京急の、
羽田と逆方向に現れる駅名で、
金沢でもないのに 金沢って?
と
なにやら 気になってはいたのですが、
正体不明のままだったところ。
ついに行くことができました。
*
そんな感じで とっぷり観光気分になりまして
参道そばの「文庫(ふみくら)」というお蕎麦屋さんで
へぎそば(野菜天)を頂くという贅沢をかまし
真っ昼間から「越の寒梅」という美酒を頂くという贅沢もかまし
「正月みたいな節分ですね~*」なんて
久しぶりに「ぶらり旅気分」
ぜいたくのんびり、リフレッシュさせて頂きました。
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