星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

コルドバ便り(予告編 その2)

2008年01月13日 10時42分22秒 | Weblog

前回ご紹介したAFSのサイトご覧になりましたか?

ご案内のとおり、AFSは心身ともに柔軟な高校生を対象にして、ホームステイを通じて異文化を体験し、理解する貴重なチャンスを提供してくれる、60年の歴史と広いネットワークを備えた、知る人ぞ知る、素晴らしい団体です。適齢期の師弟を持つ親類縁者、知人友人には、「なるべく若いうちにAFSで異文化体験をさせろ」と、私も宣伝に一役買っています。逆に、外国人高校生を受け入れるホストファミリーとしてAFS活動に参加する道もあるので、もう一度サイトに目を通してみて下さい。

閑話休題。なぜ私がアルゼンチンに興味を抱いたのか?

実は、40数年前にアメリカで高校生活を始めたとき、当然のことながら最初の2~3ヶ月は英語のスピードについてゆけずチンプンカンプン。これで一年間の留学生活なんて送れるのかと自信を失くし、本当に悩みこんだものでした。

同じ頃にスペインから私の高校に着任した交換派遣教師が、私と同じくらい、或いはそれ以上に英語で苦労していたのを見て、同病相哀れみ、肝胆相照らし、えらく親しみを感じたものです。この先生のスペイン語の授業が一番分かりやすいし、発音を褒めてもくれるし、だんだんスペイン語が好きになり、変な話ですが、このスペイン語授業があったから私のアメリカ生活もプッツンしないで、最初の峠を越えることが出来たと言っても過言ではなかったのです。

後にも先にもスペイン語を勉強したのはこの一年間だけでしたが、チャンスがあったら勉強しなおしてみたいとの願望がどこかにあったに違いありません。

図らずも、あのAFSが、高校生でなくて大学生・社会人を対象に、アルゼンチンでホームステイしてスペイン語を学び、異文化を体験するプログラムを開発してくれたのです。「これだっ!」と直感した私は迷うことなく飛びついたのでした。

先ず直感を頼りに走り出すこと、その後走りながら考えるべきは考えること。どうやら私にはこのパターンが多い気がします。早い話が「せっかち」なんですね。そしてジックリ考えて修正したほうが良いかなと気がつく頃には、大概ポイント・オブ・ノーリターンを過ぎているのが通常のパターンですね。でも、でも、結構これが「結果オッケー」ってことが多いのも面白いところです。つまり、これは私の「直観力」が優れていることの証左であると勝手に思い込んで納得するのです。「身勝手力」だけは人後に落ちない自信があるのです。

では、今回の動きで何が問題で、何が結果オッケーだったのか。それは次回!