物々交換を言い出しては見たものの、本当にあれで良かったのか?サイドキックが向こうの車と本当に同じ価値があるのか?いささか心配になったので、早速調べて見ました。アメリカで中古車の相場を知るに際して必読の「Kelley Blue Book」がカナダもカバーしてくれていました。
Kelley Blue Book (http://www.kbb.com/)にメーカー、車種、年式、走行距離ほかの詳細データをインプットすると、「業者の買い取り価格」「個人取引の価格」「業者の販売価格」の三段階の相場が即座に表示されます。例えば、業者が6千ドルで引き取り、整備を施し綺麗に仕上げて1万ドルで売る中古車の場合、これを個人間の直接売買なら中間の7~8千ドルが相場と示されます。業者を経由することで割高になるが品質がある程度保証される「安心」を買うか、若干のリスクは伴うが割安な直接売買でコストを下げるか、選択のための判断材料データが示されます。
「FOR SALE」の張り紙をつけた車が無数に走っていること、新聞の広告欄に個人の中古車情報が氾濫している事実は、個人取引が中古車売買の形態としてかなり普及定着していることを示すものと思われます。
もっとも、私達の場合は、個人取引ではあっても「売買」ではなく「交換」しようとしているわけですから、相当先に進んでいる形態と言うべきでしょうね。見方によってはリスクだらけですよね。「性善説」を信じなくては始まりません。
閑話休題。
なんと、ブルーブックによれば、嘘じゃないかと疑いたくなるくらい、両車の三段階相場が酷似しているのです。物々交換は「アリ」なのです。サイドキックには申し訳ないけど、まさかそれほどの価値が残っていたとは気がつきませんでした。愛い奴です。それにしても、私の勘の鋭さの源はなんなんだろう?熟慮熟考が苦手で、行き当たりバッタリが信条で、失う物を持たない者の強味としか言いようがありません。
カウボーイが2回目の商談?で語ったところは、なんと私とよく似た彼の自動車観でした。
①車は輸送手段としての機能重視。新車より中古車派。
②機械音痴だから、ボンネット開けてみてもメカは分からない。エンジンルームが汚れていないか、車体の外見、エンジンの音等の感覚的判断しかできない。
③一般的にアメリカ車は新車から2~3年走って悪い所が一通り出る。アメリカ車は新車より中古車がベター。日本車はオイル交換をきちんとやり、定期点検整備をやっておきさえすれば20万キロ以上何の問題も無く走り続ける。日本車以外には乗る気が無い。
④これまでも中古車はすべて個人売買であり、中古車業者は利用したくない。
今日はスワップに向けての第二ステップで、お互いの車に試乗することと、娘のニーズに適うサイズかを具体的に検証することです。この期に及んでまで、カウボーイはサイドキックの脇に立って歩測でサイズ確認しようとしています。マニュアル見ればすべて書いてあるじゃん!お父さん大丈夫ぅ?娘さんの話って本当?
"Nothing fancy. But it's a great runner!" 試乗後の第一声です。サイドキックの本質を見抜いた、なかなかのコメントです。私も3000ccのパワーに魅了され、こいつは「お買い得」だから、スワップが成立しなくてもなんとかして手に入れたいと、すっかりその気になってしまいました。
「あとはビクトリアの娘に最終確認してから連絡する。」 またまた末娘の登場です。
4人娘のうち3人は結婚してバンクーバーに住み、28歳独身の末娘がビクトリアで写真家として仕事をしている、奥方はケロウナ総合病院(先日破傷風でお世話になった、あの病院です!)で看護士として働いていると淡々と語る70歳のオールド・カウボーイに嘘は無さそうですが、商談不成立の場合の布石として娘を「方便」に使っているのではないかと疑いたくなるほどの慎重さです。辛抱強いカウボーイではあります。
あんまりグジャグジャ言うんならやめちゃうぞぉ!
Kelley Blue Book (http://www.kbb.com/)にメーカー、車種、年式、走行距離ほかの詳細データをインプットすると、「業者の買い取り価格」「個人取引の価格」「業者の販売価格」の三段階の相場が即座に表示されます。例えば、業者が6千ドルで引き取り、整備を施し綺麗に仕上げて1万ドルで売る中古車の場合、これを個人間の直接売買なら中間の7~8千ドルが相場と示されます。業者を経由することで割高になるが品質がある程度保証される「安心」を買うか、若干のリスクは伴うが割安な直接売買でコストを下げるか、選択のための判断材料データが示されます。
「FOR SALE」の張り紙をつけた車が無数に走っていること、新聞の広告欄に個人の中古車情報が氾濫している事実は、個人取引が中古車売買の形態としてかなり普及定着していることを示すものと思われます。
もっとも、私達の場合は、個人取引ではあっても「売買」ではなく「交換」しようとしているわけですから、相当先に進んでいる形態と言うべきでしょうね。見方によってはリスクだらけですよね。「性善説」を信じなくては始まりません。
閑話休題。
なんと、ブルーブックによれば、嘘じゃないかと疑いたくなるくらい、両車の三段階相場が酷似しているのです。物々交換は「アリ」なのです。サイドキックには申し訳ないけど、まさかそれほどの価値が残っていたとは気がつきませんでした。愛い奴です。それにしても、私の勘の鋭さの源はなんなんだろう?熟慮熟考が苦手で、行き当たりバッタリが信条で、失う物を持たない者の強味としか言いようがありません。
カウボーイが2回目の商談?で語ったところは、なんと私とよく似た彼の自動車観でした。
①車は輸送手段としての機能重視。新車より中古車派。
②機械音痴だから、ボンネット開けてみてもメカは分からない。エンジンルームが汚れていないか、車体の外見、エンジンの音等の感覚的判断しかできない。
③一般的にアメリカ車は新車から2~3年走って悪い所が一通り出る。アメリカ車は新車より中古車がベター。日本車はオイル交換をきちんとやり、定期点検整備をやっておきさえすれば20万キロ以上何の問題も無く走り続ける。日本車以外には乗る気が無い。
④これまでも中古車はすべて個人売買であり、中古車業者は利用したくない。
今日はスワップに向けての第二ステップで、お互いの車に試乗することと、娘のニーズに適うサイズかを具体的に検証することです。この期に及んでまで、カウボーイはサイドキックの脇に立って歩測でサイズ確認しようとしています。マニュアル見ればすべて書いてあるじゃん!お父さん大丈夫ぅ?娘さんの話って本当?
"Nothing fancy. But it's a great runner!" 試乗後の第一声です。サイドキックの本質を見抜いた、なかなかのコメントです。私も3000ccのパワーに魅了され、こいつは「お買い得」だから、スワップが成立しなくてもなんとかして手に入れたいと、すっかりその気になってしまいました。
「あとはビクトリアの娘に最終確認してから連絡する。」 またまた末娘の登場です。
4人娘のうち3人は結婚してバンクーバーに住み、28歳独身の末娘がビクトリアで写真家として仕事をしている、奥方はケロウナ総合病院(先日破傷風でお世話になった、あの病院です!)で看護士として働いていると淡々と語る70歳のオールド・カウボーイに嘘は無さそうですが、商談不成立の場合の布石として娘を「方便」に使っているのではないかと疑いたくなるほどの慎重さです。辛抱強いカウボーイではあります。
あんまりグジャグジャ言うんならやめちゃうぞぉ!