星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(160)卒業温泉旅行(3)

2017年08月13日 16時58分24秒 | Weblog
今回の三泊四日の温泉旅行のハイライト、Lussier Hotspring入浴の日が来ました。

名湯・秘湯への思い絶ち難く、はるばる700キロの道のりを二日かけてやって参りました。はやる気持ちを抑えながら、ホテルが経営するゴルフ場のレストランで朝食です。10年前にここを通過した時は車にゴルフ道具も載せてありましたが、今回は温泉旅行ということでゴルフはパス。ゴルフ場に来ても血は騒ぎません。



何を食べるか迷っていたら、立派な朝食が5ドルと、まさにワンコイン感覚のお得感抜群のメニューに遭遇。周りのプレーヤーたちにも大人気のメニューのようでした。迷わず注文して三文得した感じです。



チェックアウト前の朝風呂から始まった一日は、5ドル朝食で身も懐もご機嫌になり、今日一日の充実ぶりの予感で一杯です。

ハイウェイを南に30キロ下り、未舗装の林道を20キロ走ると駐車場に到着です。未舗装とは言え10年前に比べると利用者も増えたのか、ホコリを抑える散水車が走ったりとサービスが改善しています。





朝早く来たので先客は少なく、駐車場の車の陰で水着に着替えてノープロブレム。駐車場から崖沿いに300メートルほどの歩道を下るだけでLussier河畔の湯壺に到着です。

 
 



川面に近い水風呂から始まって、上に行くに従って泉温も高くなる湯壷が全部で4つ。最上段は39〜40度と立派な露天風呂です。40度前後に冷めた源泉が流れ込んでくる岩肌には湯の花がまとわりつき、ほんのりと香る硫黄臭が温泉キチガイの私にはタマリマセン!これに再会したくて700キロ走ってきたんです。

700キロ走破の労苦が報われた至福の瞬間です。もう何も思い残すことはありません!!

満願成就の充実感と一緒に帰路について通りかかった街がRadium Hot Springs

「食わず嫌い」「入らず嫌い」であったことを思い知った話の続きは、つぎのお便りで。