蓮田温泉を出て小学校の塀に沿って歩くこと数分、これまた住宅地のど真ん中に、住宅風に建っている東蓮田温泉に到着です。
地元の生活に密着した共同温泉であることが一目で納得できるような気がします。生活感あふれる、大好きな激渋温泉です。夕方にはまだ幾分間があったせいか、他に入浴客がおらずこれまた貸し切り入浴でした。源泉が注がれ続けていたためそのままでは熱くて入れず、かなりの水でうめて入浴したとみえて、スパポートには大きな字で「アツ」と記されています。温度調節の加水のための水道ホースのほかはシャワーも洗い場のカランもない渋い渋い温泉です。
10月半ばとはいえ、これだけの数の温泉をハシゴしてまわるので半袖Tシャツにサンダルのいでたちに加えて温泉グッズは一切持たず、スパポートと温泉タオル一本だけの軽装です。途中ですれ違う人は「こんな季節にTシャツ?」と訝しげな視線を送ってきますが、次の温泉にドボンする頃には体も程よく冷えてくれるのです。季節相応の重ね着に比べて着替えの手間も省けるし、この季節のハシゴ温泉巡りのノウハウの基本です。
温泉道修行も間も無く道半ばを迎える頃となると、いろいろとノウハウが身に付いてくるものです。
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