星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(37)第37湯 蓮田温泉

2016年07月19日 20時59分34秒 | Weblog
今日は「灯台下暗し」の連続です。

高崎さんのお店でランチを食べ、デザート代わりにいい風呂をごちそうしてもらってから一休みして、次の蓮田温泉を目指しました。

JRのガードをくぐると・・・・、あれれれ、見慣れた道に出るじゃありませんか。ホリデーハウスから別府駅に向かうときにいつも通る、まさに別府の「マイウエイ」じゃありませんか。入り組んでわかりにくい道だからと漠然と探索を遠ざけていた道が、こんな位置関係だったのかと新鮮に驚き、地道に自分の足で稼ぐ情報の大切さを実感しました。

さらに歩を進めると、別府駅から内成に戻るときにいつも通っている道に出ました。この細い道が朝見川を跨ぐ橋を過ぎてからは、ひょっとして一方通行かな?といつも不安いっぱいに徐行している道です。幼稚園も併設された小学校の通学案内看板に緊張感をあおられ、対向車が来るとスレ違いも厳しそうな細い道路なので、細く狭いガード下を通り抜けるまでは周りの景色に注意を払うゆとりもないままに運転に集中していたもので、ここに落とし穴がありました。通学路の看板のすぐ脇に小屋があり、ここに紛れも無く「蓮田温泉」と看板が掲げられているじゃあ〜りませんか!!

いわば毎日通る「通勤路」の真上に息を潜めるかのごとくに、ひっそりと存在し続けた蓮田温泉には全く気がつきませんでした。もっと主張してよ!!

別府の市営・区営の他の共同浴場と同じく、これといった主張をするわけでもなく、表も中も永年にわたる使用感が横溢している、それはそれは渋い渋いワタシ好みの温泉でした。先客がなく熱めのお湯があふれていたので、水道のホース(実は井戸水)からどんどん加水して適温に下げてゆっくりと貸切温泉を堪能しました。

この細い路地には駐車場がないので、いつの日にか茶房たかさきでお茶をして車停めさせてもらい、歩いて再訪したいものです。


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