二年前2014年秋に初めて滞在してすっかり気に入った別府内成のホリデーハウス御園。二週間の滞在では楽しみ方も中途半端になってしまうので、次の2015年秋は利用限度いっぱいの四週間滞在してみました。「毎日毎日なにやるの?」と周りからはいぶかしがられています。
別府生活での最大のアクティビティは大好きな温泉を巡ることです。「温泉巡り」と一口に言っても、実は大変奥が深いのです。そもそも「別府温泉」と十把一絡げに言われるものの、実は「別府八湯」と呼ばれる八つの異なった温泉郷から成り立っています。別府駅周辺の市街地中心部にある「別府温泉」「浜脇温泉」。いわゆる「地獄」の集まった地区の「鉄輪温泉」とその手前の「観海寺温泉」「堀田温泉」。別府では一番山側の高地に展開する「明礬温泉」と、逆に別府湾に近い「亀川温泉」。鉄輪から亀川に降りて行く途中にある「柴石温泉」。これで「八湯」です。日本の源泉の約1割に当たる2300もの源泉がこの別府八湯にはあるそうです。まさに温泉天国じゃありませんか!!
別府八湯はその泉質は言うに及ばず、周囲の景観、立地がそれぞれ異なることから実にバラエティー豊かな温泉を楽しむことができるのです。地球上には11種類の異なる泉質の温泉が存在するそうで、そのうちの放射能泉を除く10種類の温泉が別府では湧出するそうです。私の一番好きなのは「白濁した硫黄泉」で、別府八湯では明礬温泉がそれに当たりますが、別府を深く知るためには自分の好き勝手は言ってられません。「敵を知り己を知る」のが先決です。
こんな温泉好きの私にピッタリの企画に巡り会いました!
別府八湯地域で温泉を核にウエルネス産業を興すことを目的に設立されたNPO法人ハットウオンパクが仕掛けた「別府八湯温泉道」がそれです。
なんとも遊び心に満ち満ちた企画です。別府八湯温泉道に参画する(市営・民営問わず)140余りの温泉から自分の好きな温泉を巡り、入浴の証としてのスタンプを集め、その数88箇所を制覇すると「別府八湯温泉道名人」に認定されるのです。
名人を目指すには事務局の発行する「温泉本」とスタンプ帳「スパポート」合計700円の投資が必要です。
残された時間に限りがありますので先を急ぎましょう。
2014年10月にスパポートに最初のスタンプを押してもらって名人への第一歩をスタート。2015年10月の別府滞在四週間の他に2016年1月に一週間、更に2016年4月に一週間別府詣をして、ついに2016年4月4日満願成就。第6100代温泉名人に叙せられたのであります。
段位認定状と副賞の「温泉名人」と金糸で縫い取られた真っ黒な温泉タオル。これが欲しくて、地獄の責め苦のような温泉漬けの日々を足掛け3年間頑張り続けた結果たどり着いた、「あ〜極楽、ごくらく!」の世界なのです。
心地よい温泉に身を浸して全身を伸ばしきり「ごくらく、極楽」と悦にいるのも楽しいのですが、名人になるまでの足取りを思い出しながら、牛が食べたものを反芻して二度楽しむが如く、もう一度八十八湯を楽しんでみようかと思います。
題して「別府温泉道名人への足跡」しばらくの間お付き合いいただければ幸いです。
別府生活での最大のアクティビティは大好きな温泉を巡ることです。「温泉巡り」と一口に言っても、実は大変奥が深いのです。そもそも「別府温泉」と十把一絡げに言われるものの、実は「別府八湯」と呼ばれる八つの異なった温泉郷から成り立っています。別府駅周辺の市街地中心部にある「別府温泉」「浜脇温泉」。いわゆる「地獄」の集まった地区の「鉄輪温泉」とその手前の「観海寺温泉」「堀田温泉」。別府では一番山側の高地に展開する「明礬温泉」と、逆に別府湾に近い「亀川温泉」。鉄輪から亀川に降りて行く途中にある「柴石温泉」。これで「八湯」です。日本の源泉の約1割に当たる2300もの源泉がこの別府八湯にはあるそうです。まさに温泉天国じゃありませんか!!
別府八湯はその泉質は言うに及ばず、周囲の景観、立地がそれぞれ異なることから実にバラエティー豊かな温泉を楽しむことができるのです。地球上には11種類の異なる泉質の温泉が存在するそうで、そのうちの放射能泉を除く10種類の温泉が別府では湧出するそうです。私の一番好きなのは「白濁した硫黄泉」で、別府八湯では明礬温泉がそれに当たりますが、別府を深く知るためには自分の好き勝手は言ってられません。「敵を知り己を知る」のが先決です。
こんな温泉好きの私にピッタリの企画に巡り会いました!
別府八湯地域で温泉を核にウエルネス産業を興すことを目的に設立されたNPO法人ハットウオンパクが仕掛けた「別府八湯温泉道」がそれです。
なんとも遊び心に満ち満ちた企画です。別府八湯温泉道に参画する(市営・民営問わず)140余りの温泉から自分の好きな温泉を巡り、入浴の証としてのスタンプを集め、その数88箇所を制覇すると「別府八湯温泉道名人」に認定されるのです。
名人を目指すには事務局の発行する「温泉本」とスタンプ帳「スパポート」合計700円の投資が必要です。
残された時間に限りがありますので先を急ぎましょう。
2014年10月にスパポートに最初のスタンプを押してもらって名人への第一歩をスタート。2015年10月の別府滞在四週間の他に2016年1月に一週間、更に2016年4月に一週間別府詣をして、ついに2016年4月4日満願成就。第6100代温泉名人に叙せられたのであります。
段位認定状と副賞の「温泉名人」と金糸で縫い取られた真っ黒な温泉タオル。これが欲しくて、地獄の責め苦のような温泉漬けの日々を足掛け3年間頑張り続けた結果たどり着いた、「あ〜極楽、ごくらく!」の世界なのです。
心地よい温泉に身を浸して全身を伸ばしきり「ごくらく、極楽」と悦にいるのも楽しいのですが、名人になるまでの足取りを思い出しながら、牛が食べたものを反芻して二度楽しむが如く、もう一度八十八湯を楽しんでみようかと思います。
題して「別府温泉道名人への足跡」しばらくの間お付き合いいただければ幸いです。
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