いよいよメジャーリーグベースボールの開幕です。
人気が薄れてきた日本のプロ野球も、さきのWBCで王ジャパンが活躍して世界一の王座についたことで人気が戻りつつあるようです。でも、日本人選手の活躍するメジャーリーグの方がスピードと真剣味にあふれ、私は好きです。変に大騒ぎしない応援の様子も好きだし、なによりも中継アナウンサーが絶叫しないのが好感が持てます。
実力からして城島の活躍は予想していましたが、最初からあそこまで活躍するとは正直考えていませんでした。それにしても素晴らしい活躍です。
打撃や守備の要としてのキャッチャーのリード振りもさることながら、テレビを観ていて感心するのは、城島がチームメートと一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿勢です。渡米直後で英語にも慣れきらず、ストレスがたまっているに違いないのに、にこやかに、チームメートとなにやら言葉を交わしたり、通訳なしでピッチャーとの打ち合わせをする場面を見ると、専門用語の羅列に違いないとは思いつつも、あの前向きな、物怖じしない姿勢をみて、「水を得た魚」との印象を持ちました。メジャーの水に合っているようですね。これでシーズン開幕直後の活躍もフロックや一過性のものではなく、シーズンを通して活躍を続けてくれそうです。期待したいものです。
これまでベンチで見たこともないイチローの笑顔がテレビに映し出されるのも「城島効果」の一つだし、他の選手にまで生き生きとした、元気に満ちた動きが出始めたようです。今年のマリナーズは期待できそうです。
これまではややもするとイチローの打順が来たときにだけ真剣にテレビを見、相手チームの攻撃場面でトイレに行ったり他の用事をこなしたりと、試合を見るというよりイチローの活躍場面を見たかったのが正直なところです。これからは城島の打席での活躍と守備ぶりをフォローするとなると、テレビに釘付け状態となりそうです。
松井の追っかけもするとなると朝8時から午後1時くらいまでテレビの前を離れられません。
マリナーズとヤンキースが直接対決する8月22~24日にシアトルに行き、観戦するまで好調が持続していてくれることを祈りましょう。良い試合を期待したいものです。