星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

バンコック・チェンマイ・ゴルフ事情 (2)

2009年02月02日 00時38分05秒 | Weblog
ARIMA ONSENと大きな看板が出ていて、その横に「有馬温泉」と日本語でも書いてあるじゃありませんか。なんと店の名前、固有名詞だったのです。それならそれと早く言ってよ。バンコックのマッサージを符牒的、隠語的に称したものと思い込み、変な期待をしてしまった自分が何とも滑稽で気の毒に思えた瞬間でした。先輩諸氏からの失笑を買ったこと、言うまでもありません。

お店からは一銭も(一バーツも)貰っていませんが、タイ式マッサージの受け方を伝授しましょう。

1時間コースと2時間コースが通常です。2時間で400バーツを受付カウンターで前払いして下からコースを選び、終了後にチップ100バーツをマッサージ師に払う、合計500バーツが標準価格。およそ1500円です。(1バーツ=3円)

①全身コース ②肩・腰コース ③頭・首コース ④足・足裏コース

足・足裏コースと頭・首コースは一階の受付カウンター裏の椅子に座ってマッサージを受け、全身、肩・腰コースは階上の大部屋(個室もあるようです)で横になってマッサージを受けます。

初体験の私は①全身コースを試してみました。文字通り頭のてっぺんから爪先まで全身くまなく揉みほぐされます。頭髪(頭がい骨)と顔面のマッサージは生まれて初めてだったのですが、結構いけてました。

上着を脱いで、下着の上にお仕着せのマッサージ着をつけ、ふくらはぎ辺りを踏まれているらしいとまでは分かるものの、言葉のやり取りができずに、二時間もの長きにわたって俎板の上の鯉よろしく、他人に体を任せたことなんて、これまでにはなかった経験ばかりです。

途中で寝込んでしまって自分のいびきで目を覚ましたり、隣の御仁のいびきで目を覚ますこともたびたびです。こんなことなら無呼吸症候群用に愛用しているマウススピース持ってくりゃ安眠できたのにと思っても後の祭り。今後はそうしよう!

一段落すると生ぬるいお茶を持ってきて、「さあ飲め」と言わんばかりの仕草。
もう終わりかと思ったら、これからが全身マッサージの「全身」たるゆえんです。後ろから羽交い絞めにされて、相手が思いっきり体を反り返し、こちらが仰向けに「逆海老固め」でもくらったように背筋を伸ばすポーズ。これがなんとも「痛気持ちいい」のです。逆海老といって、すっかり癖になりました。

これから続く6回のゴルフの後は、例外なしにこの二時間コースで体の手入れをするのが定番のタイ式ゴルフ。マッサージ店は街角のどこにでもあり、料金は大体どこも同じレベルのようですから安心なのです。

ゴルフの話の前にマッサージから入りましたが、タイでのゴルフを語るには外せないアイテムなのでありました。

ちなみに、私が勘違いしたマッサージを提供する店はマッサージ「パーラー」と称するようです。為念。

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2 コメント

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古式マッサージ (加藤G)
2009-02-15 21:03:32
古式タイマッサージの料金だが、バンコクの観光客ゾーンでは、本文の通り、1時間200B 2時間400Bの店が多数だ。

チェンマイやパタヤでは裏通りに入ると、1時間100B 2時間200B の店が結構あり、リピーターには人気だ。

価格が安くても、腕前は変わらない。
ただし、布団やマッサージ着が汚い所は避けたい。

チップだが、2時間のマッサージで、満足したら50~100B、不満足なら20Bで十分だ。

日本人は100B払う方もいるが、韓国人、中国人は払わなかったり、20Bですます人が多い。
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マッサージ料金 (星さんぞう)
2009-02-20 02:16:55
加藤Gさん、

もっぱら表通りで探したもんで、バンコックと料金差はないとの印象でしたが、この次はもう少しじっくり探してみます。でも、たしかに、少し高くても布団や備品のきれいなほうが安心できますよね。
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