星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

バンコック・チェンマイ・ゴルフ事情 (1)

2009年02月01日 05時26分18秒 | Weblog
ゴルフ好きの先輩諸氏にお供して、シニアゴルファー6人のバンコック、チェンマイゴルフ遠征に出かけてまいりました。バンコックで3泊2プレイ、チェンマイで4泊4プレイ。強行軍と言えなくもないけど、カナダで13連チャンを平気でこなした身には楽勝ケースです。

カナダや日本では絶対望めませんが、タイでは毎日ゴルフの後に2時間に及ぶ全身マッサージで体のお手入れができるのです。私も肩は凝るほうですが、日本ではあまりマッサージにかかったことはありません。肩をぐるぐる回して誤魔化すだけです。10分1000円が相場のマッサージなんてとんでもない。

バンコックで先輩が「さあ、これから有馬温泉でマッサージだ!」って大声で言うから「ああ、『有馬温泉』とは巧く言うよな。日本人にしか分からないから、外人に聞かれても問題ないんだよな」と納得して後について行きました。

ホテルのすぐ裏手に展開する繁華街、通称タニヤ通りは、昼間はラーメン屋をはじめとした日本料理屋が軒を並べる何の変哲もないレストラン街。あたりが暗くなる頃になると、どこからか湧き出してきたとしか思えないような数の風俗系のお姐さん方が道端にひしめきあい、「あっ、シャチョウサン、ヒサシブリネ」と声をかけてきます。現地の人とコミュニケートすることの好きな私としては、しばらくご歓談なんてのも選択肢にあったのですが、わき目も振らずに決然と有馬温泉を目指す先輩諸氏の迫力に負けて、「また今度来るからね」と姐さんに心で詫びて素通りするのが精一杯でした。

日本人と思われる観光客も相当数タニヤ通りを徘徊していましたが、親しくコミュニケーションをとっている人は目につかず、ましてや一緒に店に入って行った人は全く見かけませんでした。「話の種に通ってみるだけ」なんですね、きっと。

目についたのは、観光客とは明らかに違う雰囲気で、たぶん現地に住んでいるのであろうわが同胞が繁華街を闊歩してる姿の多いことでした。どこぞの企業の駐在員か、自分で選択して永住している日本人であろうと想像しながら、欧米の都市では見られない光景に目を見張り、さすがバンコック、「アジアの近さ」を印象づけられたことでした。斯く言う私の義兄も月の半分はバンコック・パタヤに出張して「半永住」みたいな生活をしているので、ついつい「兄貴もこんなとこで、こんな生活してるのか」と、えらく親しみを覚え、この佇まいが身近に感じられたものです。

インフラが整備され、衛生環境が整った欧米の良さもさることながら、物事すべてが雑然としていて、「何が起こってもおかしくない」風情が横溢する、この「アジア的猥雑さ」といった物にも惹かれます。

これからの一週間が楽しみです!






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4 コメント

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なんと (yariえもん)
2009-02-01 09:43:15
いつの間にそんな遠征をしてたのか!
タイもマレーシアも、「アジアっぽさ」は似てるのかな?
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タイ旅行 (星さんぞう)
2009-02-02 00:35:15
1月8日~16日、現地7泊のクイック旅行だった。
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タイゴルフ (大井の老人)
2009-02-02 13:49:23
実に喧騒な中華街ですね、
人間が生きている感じ、日本にはこの様な活気溢れる所がないのが寂しい、、、MIKE
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立ち食い (星さんぞう)
2009-02-02 15:01:29
大井の老人さま、

屋台での立ち食いが魅力的ですよね。今回はまともなレストランでの食事だったので、次回以降の楽しみに残してあります。
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