( 聖書箇所:箴言12:11 )
[ 自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、むなしいものを追い求める者は思慮に欠ける。 ]
自分の仕事に最善を尽くすことは 物質的なことだけではなく、その人の人生を豊かにする近道でもあります。
努力もせず、不義な方法で富を得ようとする人は 反対に失敗し、持っているものまでも失くすことがよくあります。
誠実に働くこともせず、いつも怠けていて、また不正な方法で富を手に入れようとするのは無益で虚しいことです。
神を信じる者も ちょっとだけ主に仕えてから、主に自分の欲しいものを全部求める人がいます。
全部受けることが祝福と考えています。
しかし、実際に何かを得るために自ら努力する時に、その価値が分かりますし、
それを当然のものだとは思いません。
何でも神様が与えるならば、その人は その価値も知らないし、感謝することも忘れてしまいます。
ですから 神様は何でも欲しがるものを与えるのではなく、
色々な方法を使って 私たちを祝福する神です。
価値を知り、恵みを知り、感謝を知る者に育てる神の目的があります。
( 労苦が多くない者に、人生は恩恵を施さない。― ホラティウス )