創世記31:44
『さあ、今、私とあなたと契約を結び、それを私とあなたとの間の証拠としよう。」』
ラバンとヤコブとの契約です。
ラバンはヤコブの義理の父ですが、それまで何度もヤコブと約束をしながら、それを守りませんでした。
ラバンの中にある貪欲さが、どれほどヤコブを苦しめたか分かりません。
人に利用され、騙され続けることほど辛いことはありません。
ヤコブの人生は、まるで奴隷のような人生でした。
ラバンの2人の娘がヤコブの妻で、ラバンは親戚でもあったので、ヤコブは身動きがとれない状態でした。
彼を見てあわれんだのは神様で、神の命令で彼は黙ってラバンから離れることになりました。
ヤコブとその家族がいないことに気付いたラバンは、ヤコブを追いかけますが、神が彼を止めたので、彼は自分が後で不利にならないように契約をもちかけます。
どこまでも自己中心的な人間で、自分のことが優先です。
契約を結んでも、このような人は都合が悪くなると、それをひっくり返しますが、本来、契約や約束は、信頼に基づいて結ぶことですから守る義務があります。
神は契約を真実に守る方です。
私たちに対しても、真実に守るように言われました。
約束に真実な人は、言語一致の人です。
約束を守らない人間は常識もない人間とすぐ非難しますが、あなたは約束を守っていますか。
【祈り】
主よ。約束を守る真実な者になれますように。
【聖句をノートに書きましょう】
-契約-
- ヘブル7:22
- 詩篇111:5
- ホセア書6:7
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