マタイの福音書6:1
『人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません。』
施しは他の人に自分の善行を自慢するための手段ではなく、神様から受けた恵みと救いに感謝して、主の愛に報いるためにする愛の実践です。
ですから自慢や高慢な思いで施しはしないことです。
神の栄光にはならないからです。
ある人が恵まれていない子どもたちの面倒をよく見ていました。
ですから地域からは愛ある優しい人だと良い評判を受けました。
その人には一人のお嫁さんがいて、小さい時に事故で両親をなくし孤児でした。
その理由で息子の結婚に猛反対でしたが、息子の説得で仕方なく結婚を許しました。
結婚させた後にいびつな嫁いびりを始めました。
人格否定はもちろん、孤児であることも悪く言いました。
表と裏がある偽善者でした。
あることをきっかけに偽善的な態度が人々にばれて大恥をかきました。
その人の善行は人に見せるためのものでした。
自分がやっている仕事を成功させるための手段としてやっていたことが判明しました。
悪い噂は広がり、事業も潰れました。
不純な動機と目的があるならば、善行も神の前では全くの無価値なものになります。
【関連聖句】
マタイの福音書6:3
『あなたは、施しをするとき、右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい。』
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【ディボーション】心を強くせよ:詩篇31編23-24節