エゾリスくるみちゃん便り

ふるさと紹介

  北海道沙流郡日高町 (旧日高町)

日高町発祥の地碑

2010年09月12日 15時18分12秒 | Weblog
千栄地区 国道274号沿いに日高発祥の地碑があります。

     
我町日高町はその前は右左府村でした。               開拓100年記念碑

明治37年日露戦争開戦で軍部が銃床材を大量に求めていた。
良質のクルミの木を求め右左府(ウシャップ)、千呂露に採伐に来ていた目曲久助さんが翌年9月には日本の勝利で終戦を迎え軍需物質の生産も終わり、皆がいなくなる中、この土地が農牧畜に適していると千呂露原野に入植の決意をして、千呂露原野基線158番地を永住の地と定める。
当時目曲さんの所へ何度か荷物を運搬した川上常平さんは彼のことをつぎのように語っていた。
「目曲さんは非常に意思の強い人だった。開墾の当時は2~3年はほとんど実が入らなかったが、おれは必ずこの地で作物を稔らせてみせると口ぐせのようにいいながらガンバリとおした。その間、食物と言えば千呂露川で釣ったヤマベとフキが主だった。釣ったヤマベを川のふちで焼いていた目曲さんを思い出す。」

同じ時期に風間源作さんが右左府に入植、難所にはばまれて、人間を寄せ付けなかった沙流川を遡りその源流に近い右左府原野に開墾の鍬をふるった最初の人だそうです。

この方達の開拓精神がなかったら今の日高町もなかった事でしょう。
昭和52年に発行された日高町史より一部抜粋させてもらいました。

日高町に来ましたら、以前ブログに載せた資料館を是非見学していってください。


 チロロルピガーデンにも寄ってみました。
 ほおずきが赤くなってました。

背高く伸びたススキさんが、お花さん達に「今年も頑張ってきれいな花を沢山咲かせたね~」とエールをおくっていましたよ。
ひめひまわりがまだ花盛りでしたよ。
樹海ロード道の駅にガーデンの案内図がおいてありますよ。

コメント (2)
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