エゾリスくるみちゃん便り

ふるさと紹介

  北海道沙流郡日高町 (旧日高町)

石が生まれ、成長した場所

2010年11月07日 15時37分59秒 | ひだかの出来事

今日 日高山脈館で石の鑑定会(鑑定書付き無料)があり、我が家の庭の隅にあった石を鑑定してもらいました。
  
鑑定者は川村信人博士(北海道大学院理学研究所)、加藤孝幸博士(アースサイエンス株式会社)です。

藍閃(らんせん)石片岩 こちらが実際の色に近い色です。
藍色がこんなにきれいに出ているのは珍しいそうです。
⇒⇒⇒

私が子供の頃石ブームがあり、父が石を集め紙やすりで石を磨いたりしていました。
これらの石も河原から拾った石かと思われます。

日高ヒスイはクロムを含む単斜輝石のことだそうです。毎年鑑定会を行っているそうです。
今日旭川から鑑定に持ってこられた石は緑色で、割れている部分は水晶のようになっていて、判定出来ず研究所でこれから調べるそうです。その方は犬と散歩してて見つけたそうです。
みなさんも変わった石を拾ったら来年鑑定してもらうといいですよ。
 
鑑定で、火山島周辺の海底で生まれ堆積し出来た石など、生まれ育った状況が想像できおもしろいです。
ここ日高地区周辺には鉱物、化石、石のお宝が埋まっていそうですよ。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嬉しい情報  | トップ | 北海道日高高等学校生徒によ... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
レアメタルを期待 (ただし)
2010-11-12 08:16:00
 世界の屋根と言われるヒマラヤ山脈も海底が隆起したものです。日高山系も海底が隆起したものです。隆起していく段階で物質が反応していろいろな鉱石が形成されたわけです。レアメタル等が発見できれば一躍宝の山になり、地域は大発展するのではないかと期待したいものです。エゾリスさんが子供の頃石のブームがあったことを思い出しました。私が最初に就職した職場のナンバー2は真面目な方で酒もたばこも吸いません。通勤の送り迎えも車を使わずに電車で、先頭と最後の車両には危険だから乗らない人でした。
 趣味の一つが石の収集と研磨です。私は総務課に配属され時々世話役をしていたので話し合う機会がありました。佐渡の赤玉や北海道の神居古譚石等を知りました。翡翠で有名なのは北アルプスが日本海に突き出た親不知の近くを流れる姫川が洪水で大量の土砂が山から流れ出ると海岸で翡翠が見つけられると言われます。石の収集や研磨の趣味はありませんが、京都の石庭の竜安寺、東京では江東区にある清澄庭園は各地の有名な石が配置されています。この庭にはよく訪れています。鑑賞の仕方はよく知りませんが、ただただ、よくこんな大きな石を遠くから運んだと感心しているところです。
返信する
Unknown (まっこ)
2010-11-11 22:10:28
想像もつかない大昔に日高山脈ができて、海のものも一緒に陸へと運ばれてきたのですね。ものすごくスケールの大きな話を教えていただき、なぞがわかり得した気分です。ありがとう。
恐竜博物館、面白そうですね。
返信する
Unknown (まっこ)
2010-11-10 23:19:31
石の鑑定が面白いですね。
どうして海底に沈んでいたものが、この世でひのめを見たのか不思議な気がします。どのような行程をたどってそこにたどり着いたのか歴史を探ってみたくなりました。
宇宙の隕石のなぞを探るようで、そんなことを考えていると楽しいです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ひだかの出来事」カテゴリの最新記事